問題が起きたとき、どうしたらいいのかと悶々と考え込んでしまうときもあります。
問題そのものは、自分の力でどうにもならないこともあり、だからこそそのもどかしさで、より深く悩んでしまいます。
もちろん、問題をどうにかすることも大切ですが、問題が大きいと、直球でその問題に向き合うのがやっぱりしんどい時だって。
そんな時は、その問題について、あーだこーだと考え思い悩んでいる「今」の自分についてどう思うか考えてみるのも一案です。
視点を「今」の自分の気持ちに向けてみます。
「どうにもならないことに、そんなにとらわれているのはどうして?」
「それは、どういう思いがあるから?」
「そのどうにもならないことについて、今どんな気持ちが心の中に渦巻いている?」
そしてその気持ちを抑えたり否定したりするのではなく、
「そうか…そんな気持ちも、自分の中にあったんだな~」
「だからとらわれてしまうんだ~」
と自分の「今」の気持ちをいいとか悪いとか思わずに自然と受け入れること。
うまくいかなくて、それでもどうにかしたいのに、自分では何ともならなくて…。
そう思う自分の思いを、自分でやさしく受け入れること。
「私、そんな風に感じているんだな…」
そうやって、自分の中にたたずむその思い悩む自分の気持ちを、見守るように受け入れることで、
先へ、向かうこともできるのです。