人の人生と向き合い、支援するということ

キャリアコンサルタントは国家資格なのですが、まだまだ認知度が低い…。

そのうえ、国家資格化したときにコンサルタントという言葉が資格に入ったことで、

転職支援だけ、指示やアドバイス中心、と誤解も多い(^_^;)

面談の前に、今まで何度その修正説明をしたことか。

 

実際は、カウンセリングのプロセスや理論を学び、カウンセリングが体現できるように練習を重ね、さらにキャリア支援者として働くことについての知識も専門的に学びます。

そうやって、相談者に寄り添いより深く悩みを理解したうえで、一緒に方向性を考えていく存在を目指します。

 

だから国家試験では、学科・論述・面接と3種類の試験があり、全部合格基準を超える必要があるのです。

 

もちろん、結局は試験なので、資格を持っている人でも……というケースもありますが、

資格を取った後も更新には研修が課せられているし、その他にも、質を維持していこうという取り組みもあります。

 

「相談するのがキャリアコンサルタントだから安心だね」

と思ってもらえるために、信頼は一日にしてならず

積み重ねていくしかありません

 

そんなキャリアコンサルタント、今週末27日に学科と論述試験、その翌週末からは面接試験です。

試験というのは合格・不合格と結果がはっきり出てしまいますし、それも一発勝負。

面接試験など、普段とは違う雰囲気の中でいかに体現できるかという難しさもあります。

 

私も試験(国家資格化前の民間資格)は一度不合格になって、まぁ、あれやこれや随分思い悩みました。

詳しくはこちら→ https://note.com/eachone/n/n1cf3d762f337

 

人はそれぞれ全く同じ人はいないし、だからこそ、その方を理解して力になることを精一杯取り組むことが大切。

 

去年より、受講生によりその力をつけてもらえているか?と、

教える立場の私は私で、自分の努力と成長を振り返る時間でもあります。

 

試験を受験する皆さん、がんばって!

こころよりエールを!

 


同じ出来事をどう受け止めるか?

先週末は、キャリアコンサルタント養成講座の修了試験。

講座としての修了試験なので、合否が…というよりは、今までのことを振り返ってとにかく体現してみることを大切にする時間です。

もう既に資格を取得された方に相談者役としてお手伝いしてもらいながら、実際の相談を想定したロールプレイを一人ずつ、15分やっては私がフィードバックして、を繰り返します。

2日に分けて、それぞれ違う方が相談者役をしてくれる中、受講生の方は、緊張しつつも今までの練習を踏まえ、一生懸命相談者の悩みを聴いていきます。

 

修了試験の日は、私もどうなるかといつも心配するのですが、

熱心な方が多いクラスだったので、思った以上に皆さん落ち着いてお話を聴くことができていました。

 

その1日目と2日目の終わりに、それぞれの相談者役の方から感想をもらったのですが、その内容が、

 

1日目の方は「自分の時はこんなに落ち着いてできなかった。すごい!がんばって下さい!」と、

過去の自分の気持ちになって、励ます言葉。

 

そして2日目の方は「実は私、試験でA評価でした。皆さんもぜひがんばって下さい」と、

自分ががんばった結果をもとに、先輩としてのエールの言葉。

 

同じ「がんばって」でも、違う角度からの感想だったのです。

 

目の前の相手をどう捉えるか。

その人の気持ちになって考えるか、先輩として励ますか、

人によって全然違うんだ、と言うことを改めて実感。

 

いろんな人の話を聴くためには、いつもの「気が合う」仲間だけでなく、

価値観や見方の違う人と接し、考え方や感じ方を伝え合って、

人の多様性を日々実感しながら、幅を広げ続けたいなと思う出来事でした。

 


変化するスピードの速さと、変化に向き合う気持ちと

コロナの広がりによる振り回され感について前回触れましたが、

角度を変えると、この1年は、世の中の変化がものすごいスピードで進んだ期間でした。

コロナが終息した後に、もちろん戻ってしまう部分もあるとは思いますが、

それでも、5年や10年はかかりそうな変化が、一気に起きた1年でもありました。

私の周りで対人支援をする方々には、「直接会って話す」ことを大切にこだわりを持っている方も多かったのですが、

そんな思いも一気に吹き飛ばす勢いで、対面からオンラインへと、変化が起きました。

でも改めて考えれば、今までわざわざ出かけて会うことに、ためらいやハードルがあった方々もいた訳で、選択肢を広げる変化になったのだと思います。

地域性や安全性という面で、オンラインの可能性を大きく感じる1年でした。

 

そんな中、今年に入って「全日程オンライン」のキャリアコンサルタント養成講座を担当させていただくことになり、

更に模索する日々を過ごしています。

受講生は、愛知の方は1割ほど。

東北から九州、果ては上海にお住まいの方も!

同じ思いで、一緒に学びの時間を過ごしています。

 

私自身も、以前は場所を見てスルーしていた東京開催のセミナーも、気軽にぽちっと申し込めますし、

その前の年には、迷いに迷って諦めた北海道での研修だって、オンラインだったから参加できました。

地域的な可能性は、本当に広がりました。

 

ただ変化に向き合う気持ちは、人それぞれ。

私はどちらかと言うと変化を楽しむタイプなので、思い切ってチャレンジしてきましたが、変化は痛みを伴うものですし、変わらないことには安心感もあります。

変化する日々を語る方、この方にとってこの変化はどうだったのか。

変化と向き合う、不安や迷いなど。

人によって違うからこそ、相手の思いを思いやりながら、分かり合おうとすること、大切ですね。

 

 

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「キャリア相談」について

 


「関係とは築き上げること」と実感する、修了の日のさみしさ

いまキャリアコンサルタント養成講座の講師を担当しています。

去年からカリキュラムがより手厚くなって、

一日の時間数にもよりますが、学科と実技を通学で学ぶクラスだと、かれこれ半年もの間、毎週共に学ぶことになります。

今回は、途中から引き受け、1ヶ月半ご一緒したクラスが修了式を迎えました。

 

最初は、引き継ぐ前の先生のカラーもあるので、私の方も探り探り(^^;)

今まで大切にしていたことはそのまま大切にできるように、そして私が大切にしている点も少しずつお伝えしながら、徐々に私と皆さんとの関係を築いていきます。

まずは相手を知るところから。

知るためには、興味を持って、相手に合わせながら、いろいろ教えてもらいます。

もちろん、私に興味を持ってもらえたら、素直にお伝えてして…。

この繰り返し。

だんだん深まってきたな~と思っていると、もう修了日!

もっと一緒に、という思いが強くなった頃なので、今度はさみしさが募ります。

 

修了式も終わり、はぁ…と思っていた数日後、写真が送られてきました!

 

 

 

← 修了式後のクラス写真

 

 

← 受講生さんと

 

こちらは昨年のクラス →

 

写真、励みになります (^^)

 

そしてこの思いをかみしめ、また歩いていこうと思います。

 

みんな、がんばって~! 合格するの待ってるね。

そして合格したら、同志としてよろしく!


丸ビルの角で待ち合わせ

今月から、大阪でキャリアコンサルタント養成講座が始まりました。

関東生まれの私としては、息をするように自然にボケと突っ込みをする大阪人のイメージに、楽しみ半分、不安半分。

でも、初日の緊張と言えば、受講生の方も同じこと。

何より、安心できる場で、楽しく講座を進めていくことを心に念じての初日でした。

担当クラスは、大阪駅が家から徒歩圏内という心強いアシスタントの方のサポートもあり、和やかな雰囲気の中、講座を滑り出す事ができました。

そして、教えていただいたのが、

「丸ビルの角で待ち合わせな!」っていう定番ネタ。

帰りに表に出れば、そこにはまさに「角」の無いビルが。

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帰りの駅では、エスカレーターに立つ人が右寄りで、

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部屋の中に缶詰の一日ではありましたが、大阪を感じることもできました。

また来週が楽しみ(^-^)

ただ、行きの新幹線、米原付近はどんより雪雲が垂れこめ…。

雪が降ると、よく新幹線が徐行する場所なのです。

秋の東京通いは台風でバタバタと振り回されましたが、このシーズンの大阪行きは、雪が心配。

またまた天気予報とにらめっこの日々が続きそうです。


キャリアコンサルタントを目指す方々との出会い

担当していたキャリアコンサルタント養成講座が修了しました。

1クラス19名全員揃って、無事修了。

男女とも、幅広い年齢の方々。

会社でのポジションも越え、目指す方向へ向け、励まし合って取り組んできました。

試験勉強の励みにしようと、全員で修了証を手に記念撮影。

ぜひ頑張って欲しいですね(^-^)

この後は、この修了証を手続きに使い、キャリアコンサルタント試験へ申し込み、学科・実技(論述・面接)の試験へ向けて更に追い込みをかけることになります。

振り返れば、私がキャリアコンサルタント資格の前身の一つであるCDA養成講座を受講していた時は、ハローワークで働かれている方が、必ずクラスの中にいらっしゃいました。

その後国家資格となり、社会保険労務士の方が増えたと思っていたら、最近は、企業の人事担当の方が増えてきています。

厚生労働省の機関に従事する方を有資格者に

キャリアコンサルティング普及のために助成金対象に

企業で働く方にキャリア形成支援の充実を

と、国の方針により、この資格を目指される方も様変わりしているようです。

ただ、受講される方の傾向は変わっても、お一人お一人が、ご自身の人生を変えるきっかけとして、またそこに至る思いを持って臨まれていることは変わりません。

いま携わっている講座では、そんな思いも含めたレポート課題が課せられています。

そのレポートを読ませていただき、その内容に、私も身が引き締まる思いでした。

ぜひその思いを形に!

大人の学びは続きます。


キャリアコンサルティングを受けたことがある人

名古屋でのキャリアコンサルタント養成講座も終わりに近づいてきました。

模索し、試行錯誤を続ける中で、受講生の方から出る質問の内容も徐々に具体的になり、悩みの中にも変化が感じられます。

一歩一歩です。

思い返せば、この講座の初日に自己紹介をしていただいたとき、何人もの方がキャリアコンサルティングを受けた経験を語り、身近なキャリアコンサルタントの方との経緯を語りました。

もちろん、世間的には認知度も機会もまだまだですが、実際にキャリアコンサルタントを目指す方が、キャリアコンサルティングを受けたり、キャリアコンサルタントと出会ったりしていることを実感します。

平成29年に労働政策研究・研修機構(JILPT)が9,950名に行った調査では、キャリアコンサルティングを受けたことがある方は11.2%

まだまだ少数派です。

内訳をみると、若い世代が多く、17.3%(20代後半)とか、15.7%(30代後半)とか

少ない40代後半(7.5%)と比べたら2倍も開きがあります。

ここには、大学のキャリアセンターの影響は大きいですね。

他に受けたことのある方は、大企業の方に多い。

相談制度が整っているからでしょう。

ただ、相談した経験がない方でも、約3割がキャリアコンサルティングを受けてみたいと希望している、という結果も出ています。

私も、一人のキャリアコンサルタントとして、まさにまだ経験のない方々へ、少しでも力になれる機会を探っていこうと思います。


向いている仕事 向いていない仕事

2か月に渡る東京でのキャリアコンサルタント養成講座が終わりました。

受講生の方は、まだ引き続き別の講座が続くのですが、私が担当する部分は終了。

季節をまたいでということもありますが、台風で授業が短縮されたり、私が途中、声の調子を崩したりと、いろいろあっての2ヶ月間でした。

でも、精一杯努めさせていただく中で、

「先生じゃなかったら続けられなかったです」

「次の講座も先生で受けてみたいです」

「講師向いてますよ」

などと、とてもとてもありがたい言葉をいただくことができました。

そもそも、キャリアコンサルタント(カウンセラー)の資格を取ってから私が始めたのはカウンセラー業務。

対1人の仕事でした。

それと並行して就職活動のセミナーを担当することもあったのですが、私にとって、当時はカウンセラー業務が主でした。

そんな中で講師の仕事の幅を少しづつ広げていたのですが、キャリアコンサルタントの業務の中で、「私って何が向いているんだろう?」と日々考えていました。

よく就職・転職活動する方との話題に上る「向いている、向いていない」ですね。

私が行動してみて感じたことは、

 

やってみないと分からない

精一杯やってみて、自分がどう思うか

そして、周りの人がどう評価するか

そんなことの積み重ねで「向いているかどうか」が分かるようになる

 

これからも、とにかく精一杯取り組みながら、私に向いていることを探し続けようと思いました。

本当に、受講生の方からも、多くを学んだ2ヶ月でした…ありがとうございました。


「芸術の秋」でもあり、「もの寂しい秋」でもあり

2か月に渡った週末の東京行きも、来週が最終日となりました。

思い返せば、9月とはいえまだ半袖だった頃から、台風に巻き込まれ「前泊を」とあたふたしつつ回を重ね、朝晩はコートをという季節になりました。

季節の移ろいを感じつつ、それとともに、私自身、学び感じることが多い日々だったと感じています

今回は早めに仕事が終わったので、折角の機会、寄り道してみました

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上野公園と言えば、パンダにも会いたいところですが、さすがに開園時間には間に合わず。

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美術館巡りをすることに。

閉館時間を確認しつつ、東京都美術館と、上野の森美術館をはしご。

東京都美術館では「ムンク展」

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上野の森美術館では「フェルメール展」

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私の好みとしては「ムンク展」、行ってよかった(^^)

大満足で新幹線へ。

来週は講座も最終日。

出会った方との別れのさみしさは募りますが、思い切って引き受けなければ出会えなかった方々。

返す返す、行動する大切さを実感しつつ、精一杯臨みたいと思います。


新しい「キャリアコンサルタント」たち

昨年携わったキャリアコンサルタント養成講座を受講されていた方々の合格祝賀会にお招きいただきました。

お会いするのは半年ぶりです。

前もって全員の合否を聞いていなかったため、結果はどうなのか、どきどきの再会でした。

全員参加されていたので恐る恐る伺うと、全員合格。

ほっと一安心です。

やはり、皆さん労力も時間もお金もかけて臨んでいるのですから、結果は大切です。

心おきなく祝杯を挙げることができました。

3月に試験があり、4月に結果が発表になっていたので、合格後の近況も伺うことができました。

キャリアコンサルタント試験に合格したからと言って、全員が本業として「キャリアコンサルタント」になる訳ではありません。

でも、折角合格したのですから、

それぞれの職場や環境の中で、直接資格を活かしてキャリアコンサルティングをするもよし、

学んだことやキャリアコンサルタントとしての視点で、所属する企業へ関わっていくこともよし、(主体的なキャリア形成のための研修や新たな制度など、実施運営面でも力が発揮できます)

身近な人や自分自身に対して、人生の中でのキャリアを見つめる瞬間に役立てるもよし

資格を取って本業にしなくても、「キャリアコンサルタント」になった自分にとって今何ができるか考え、「一歩を踏み出すこと」こそ大切です。

新しく「キャリアコンサルタント」になられた方々に、エールを!