2023年がはじまる

2023年、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

穏やかな年明けでしたね。

年末、東京にいる長男が帰省してきました。

久しぶりに、あれやこれやとたわいもないことを話す時間がとても楽しく、いい年越しでした。

 

コロナに注意する日々はまだまだ続きそうだけれど、2年前の閉そく感からは、少しずつ世の中が変化してきたように感じます。

 

大みそかと元旦、共にいつもと同じ一日ではあるけれど、年という大きな節目があると意味合いも違ってきます。

永遠に続く日々に区切りができる。

区切りがあることから生まれる「メリハリ」が大切なんだなと感じます。

 

なんだか延々と続く日々では、息が切れてしまうし、

とにかくキリをつけて仕切り直すことで、また新たに進む気持ちも出てきます。

 

2022年に「できたこと」「できなかったこと」

その両方ともを「歩み」として大切にしながら

また一歩ずつ進んでいきたいと思います。

 


今年はいったい自分にとって、どんな一年だったのか?

2022年も終わりが見えてきました。

今年2つ目の試験がやっと終わって落ち着いたので(^^;)

一年を振り返り、来年に思いをはせてみたいと思います。

 

今年を振り返ると…

自分で選んだとはいえ、試験づけの一年間。

「隙あらば取り組む」生活は、まだ来年の2月まで続きます。

終わりのないループに入り込んだような、すっきりしない一年でした。

 

一方で、キャリアコンサルタント養成講座で、大切な学びの時間を多くの方と一緒に過ごせたこと。

それは「私にとって」とても楽しい時間であり、人が変化し成長していく場に立ち会わせてもらえる、ありがたい時間でもありました。

ただ、講座を無事修了!となると、それ自体は喜ばしくエールを送りつつも、さみしさも募る…。

 

そこで、そんな思いを何とかできないかと、今年は出会った方と繋がれる場を作ることにチャレンジ。

これは「私にとって」とてもとてもうれしい出来事でした。

実はこの一歩、自分の中の「ちょっと苦手」に取り組むことでもあったので、何とか進みだしたことにホッとしつつ、来年も楽しみながら、大切に続けていけたら良いなと思っています。

 

それもこれも、人の成長にかかわれることに、感謝の気持ちでいっぱいです!

 

コロナとの生活も、もう3年。

今年の漢字が「戦」だったように、世の中は決していいことばかりではなく…。

終わりのないループの中で、学ぶことも先へ進むために大切ではあるけれど、しっかりと世の中へ「還元」することも、同じように大切だと強く感じていました。

来年は、より行動に繋げる年に!

何ができるか楽しみです(^^)

 


季節の移ろい

朝晩は涼しくなっても日中はまだ暑い日が続いていましたが、台風の通過と同時に空気が変わったのを感じます。

もう秋ですね…。

3連休に日本列島を横断していった台風が去った朝、まだ時折強風が吹いている中で玄関のドアを開けると、空気がさわやかで少しひんやり。

やっと季節が変わったことを実感しました。

暑い暑いとはいえ秋は来るし、そのうち冷たい風が吹く冬へと変わり、当たり前ですが季節は変わっていきます。

 

ここ数年、年に1度の試験にチャレンジしている私としては、秋はその受験申し込みの季節でもあり、もう1年経ったことに驚かされる季節でもあります。

「年を取ると1年が早く過ぎるように感じる」と言われますが、最近はその早さに、本当にびっくりです!

こんな調子だと、この先どうなることやら(^_^;)

やってみたいことも「いつかは…」なんて先送りしていると、できないままになりそうで…。

季節の移ろいには、懐かしさと同時に、あっという間に時間が過ぎていく焦りも感じます。

 

焦る気持ちに気づいたら、とりあえず深呼吸。

やってみたいことは先送りせずに、とにかく始めてみることを大切に。

まずは小さな一歩から…。

 


「結果」から繋がるその先

公認心理師の試験結果が自宅に届きました。

                無事「合格~!!」

直前ずいぶん追い詰められていたので、うれしさもひとしおです (^^)

早速、登録手続きを終えました。

あとは登録証が来るのを待つばかり…

 

キャリアコンサルタントに軸足を置くのは今後もブレないのですが、公認心理師だからできることにも取り組んでみようと思っています。

例えば…

企業で年1回行われているストレスチェックについて、実施者研修を受けて理解を深めたり実施者を目指したり…とか

就職活動中の大学生から働いている方まで、面談の中で触れることも多い「発達障害」のアセスメントとしてよく使われている「WAIS」に、理解を深めたり、ゆくゆくは実施したり…とか

昨年から学んでいる「フォーカシング」(ロジャーズの共同研究者ジェンドリンが提唱)をより深めたり、その内容を活かせる「フォーカシング指向心理療法」に取り組んでみたり…とか、

思いは広がります\(^o^)/

 

はやる気持ちを抑えつつ、少しずつ取り組んでいこうと思います。

 


今年前半も、やっとひと区切り

17日は、公認心理師試験でした。

受験資格が得られるか分からないまま1年以上かけて諸々準備はしてきたものの、実際の試験勉強は春先から本腰を入れたこともあり、なかなかに追い込まれた7月でした…

ここでやっと一区切り (^^)

いい結果に繋がるよう祈りつつ、8月の発表を待ちたいと思います。

 

キャリアコンサルタントの私が「公認心理師」を受けようと思ったのは、この資格の領域に「産業分野」があることや、心理系の国家資格であることも理由ではあるのですが、

何より多職種連携を打ち出している、という点が大きくあります。

その意味合いからも、受験資格の対象には、「チーム学校」の教員や「チーム医療」の看護師、介護福祉士なども含まれていますし、

試験内容も、児童生徒の心理対応、認知症、少年犯罪、児童虐待、などなど、ああこんなところにも心理支援が関わるんだと改めて実感することばかりでした。

 

私も相談者にかかわっていると、話は仕事のことだけで終わりません。

仕事と病気治療の両立であれば医療機関との連携が出てきますし、仕事と介護の両立であれば介護職の方とのかかわりも、そして働く方が子どもさんの不登校の影響を語れば学校の存在を意識します。

そんな動きに少しでも力になればと思っての受験なのでした。

 

今回は、実務経験で受験資格が得られる最後の回、ということもあってか、

試験当日、会場前には長蛇の列!!(結局、試験開始10分ズレました)

そのディズニーランドのような列を進みながら、

いろんな立場で心理にかかわり、その中で心理を学ぶ方たちのすそ野が広がってるんだな~と、これからの変化に期待も湧いてきました。

 

なかなかに難しい試験でしたが、全力を尽くしやり切ったので、

あとは祈るのみ…。

 


資格を目指して得られるもの

手元に、7月に受験する試験の受験票が無事届きました。

一年前から準備は進めてきたものの、受験票が届くまで受験資格が得られるか分からない試験でもあったので、無事受験できることになり、とにかく一安心 (^^)

 

私は、キャリアコンサルタントを目指す方へ向けた養成講座を担当したり、

簿記・税務資格を目指す職業訓練でキャリア支援をしたりしていることもあり、

今でも常に資格と向き合ってはいるのですが、もともと私自身もずいぶん数多くの資格試験を受けてきました。

 

時にはめでたく合格を! そして時には残念にも不合格を…。

そんな日々は、今でも続いています。

 

以前は、資格を取れば先に続く(その仕事につける OR 就職できる)と信じて、様々な資格を取り散らかしていましたが、

さすがにキャリア支援に方向を定めてからは、自分が進む方向を考えて選びながら学んでいます。

 

もちろん、試験を受けるということは、がんばりが反映して「合格」という結果に至ることもあれば、

「あんなにがんばったのに…」と時に残念な結果に、すっかり凹んでしまうこともあります。

まあ、受けなければ落ちることもない訳で…。

あえて受ける道を選ぶこともまた、厳しい選択です。

 

ただ今では、もちろん結果は大切だけれど、

そのプロセスで身につけたものや、「がんばってみよう!」と一歩踏み出した自分の力は、

結果はどうあれ、そこから先へ進む自分にとって、踏み込んだからこそ手にすることができたものだと思っています。

 

…でも試験が近づき、焦る気持ちが大きくなると、

道は続くとも、やっぱり結果も大切だよな~と、気持ちが揺れ動きます。

 

あとちょっと、がんばろう…(^^;)


春の訪れ

3月は、気温がずいぶん行きつ戻りつしていましたが、4月に入って暖かい日が続くと、やっと春の訪れを実感するようになりました。

「日本さくら名所100選」にも選ばれている五条川が近いので、

散歩がてら行ってみました(^^)

きれいですね~!!

この満開の桜の前に立つと、こころが洗われます(*^_^*)

 

世の中を見ると、2年前から突然始まったコロナへの気遣いもまだまだ続き、

ウクライナからの報道には心痛み、当たり前の日常の大切さも身にしみて…。

 

そして自分の周りでも、

新しい方々との出会いもあれば、公私ともに様々な方との別れもあって、心揺れる日々が続きます。

 

そんな今の私に、いつも通りの姿で力をくれる「桜」

季節はきちんとめぐり、いつものように桜は満開に。

 

春の訪れを実感します。

 


「ドライブ・マイ・カー」の意味するところ

私が今でも映画が好きで、一人でふらっと観に行くのは、亡き父の影響。

初めて公開された「スターウォーズ」や、最近再映画化された「ナイル殺人事件」など、子どものころ様々連れて行ってもらいました。

そんな訳で、映画を見に行きたくなり、ちょっと落ち着いて時間が取れたので映画館へ。

 

今回は、「ドライブ・マイ・カー」を。

いろんな意味が重なり合い、含みのあるいい映画でした…。

3時間近くの長さがどうなのかと思っていたけれど、その時間を感じなかった。

この映画、見てない方にはネタバレになって申し訳ないのですが、

私がいまテーマとしているキャリア=自分の人生を生きることが、まさにこの映画のテーマであり、タイトルだったんだと、見終わって気づきました。

 

そんな意味でも、父の死をもって命の有限さを実感した今の私にとって、改めて自分の人生も見つめ返す時間にもなりました。

父とは、常にいい関係でいられた訳ではなかったけれど、

子供のころ映画館や美術館に連れて行ってもらったこと、

そして私の息子たちの相手をうれしそうにしていたこと。

命には限りはあるけれど、心に残った記憶は、それぞれの心の中でいつまでも生きているような気がします。

 

私らしく父を偲ぶのは、やっぱり映画を見ることなのかな…。

大切な時間です。


濃くて印象深かった2月も終わる

2月ももう終わりですね…

 

今月は、昨年末から緩和ケアにお世話になっていた父が6日に亡くなり、

その翌週には1年間準備してきた試験を受験し、

いつにも増して濃くて印象深い一カ月でした。

 

父については、春まではどうだろう…と既に聞いていたこともあり、心の準備はしていましたが、結局最後には立ち会えず。

突然の連絡がきて、仕事を急遽休ませてもらって実家に帰ることに。

 

ちょうど数日続けて予定を空けることができたこと、

そして身内、というより、本当に家族だけでゆっくりと父を送ることができたこと、

コロナ禍だったからということも含めて、巡りあわせはありがたかった。

 

母や姉、東京にいる長男や姪とも久しぶりに顔を合わせることができたし、

まさに父が呼んでくれたんだなと。

 

実家のある甲府(山梨)は、実は雪があまり降らないのだけれど、

荼毘にふす日はちょうど大雪になり、火葬場への行き帰りは一面雪景色。

まだ温かい父の骨壺を抱いて、真っ白な山々を車から見ていた時間は、忘れることはないと思います。

 

結局大雪で特急もすべて止まってしまい、移動するにも一苦労。

 

そうやって戻ってきてからも、気持ちの持って行き場に迷う自分と向き合い、

落ち着かない日を過ごすうちに、あっという間に試験の日に。

 

これはこれで、1年に1回の機会であり、何とかしたいと思う3回目の受験でもあり…。

まぁ試験の内容はさておき、何とか無事に試験を受けることができたこと、

本当にほっと一息…。

 

私にとって、とても濃くて印象深い2月が終わります。

 


2021年も、もう終わり

2021年も今日で終わり。

コロナ禍となって2年目の年も終わりを迎えました。

昨年は変化に翻弄され、我慢したりあたふたとしたりすることも多かったのですが、

今年は変化することも受け入れながら、変化する中でもできることや、積み重ねてきた方向へ進んできた1年でした。

そんな1年を振り返るのも年末気分あってこそ。

というのも、今携わっている仕事は年や年度とは関係なく、月1回を3ヶ月とか、週1回を6ヶ月とか、2週間の間に6日間とか、それぞれ区切りになる仕事の方が多いので、

年末と言って特に何か変わる感じもしないし、このままだと年だけが改まっていくといった感じで、ちょっと焦るのです(^-^;)

日々ぐるぐると仕事が回っているからこそ、あえて「区切り」の機会を作って振り返ること、そしてこれからの展望を考えること、大切です。

あーすればよかった…とか、準備できてなかった…とか、

考えればいろいろと思いついてしまうけれど、それでもこの1年として歩みを振り返ると、もがきながら、それでも進んできた道のりが見えてきます。

その道すがら、楽しかったこと、うれしかったこと、心が温かくなったことなどなど、自分の胸に残る思いは来年も活かせるように、今まで来た道の続きに来年を思い描いてみます。

世の中はどうなるか、まだまだ分からないけれど、その中で

「私」はどう進んでいきたいのか?

今ここにいる「私」の前に続く道を、少しずつでも、また歩んでいきたいと思います。