習慣を自分からあえて変えてみる

もともとあれやこれやと、音楽歴は長いのですが、今の仕事を始めてからすっかり離れてしまい、最近何かもう少し音楽に触れる機会はないものか…と考えていました。

そこで、まずは手っ取り早く自分のためにできることを考えて、Spotifyで音楽を聞くように。

 

音楽を聞くのは好きなのですが、

私は何か作業をするときに音楽を聞きながら取り組むことが苦手でうまくいかず、

学生の頃も、無音の場所、更には誰もいない場所を追い求めて勉強してましたし、そんな感覚は今も同じです。

図書館で勉強とか、喫茶店で仕事とか、結局はかどらず…(^^;)

 

そんな今まで当たり前だった習慣をあえて変え、音楽をかけながら作業をすることを模索したところ、新たな発見が!

 

その日その時に自分がどんな音楽を聞きたいか選ぶことで、自分が今どんな気分なのかを意識。

そして、どうなりたいのか考えて聴きたい音楽を決めることで、どうなりたいと自分が思っているかを意識。

 

ささいなことですが、無音の中では、なるようにしかならなかった自分の気持ちを、

その時の自分の気持ちに目を向けて感じ取り、さらに自分でどんな気持ちになりたいかと立ち止まって、選んだ音楽で自分で変えていこうとする…

そんな機会ができたのでした。

 

雨の降る日に、緩やかな気持ち落ち着く曲

なかなかエンジンがかからない朝に、気分上がるアップテンポの曲

気持ち疲れたときに、クラシックやジャズのような言葉のない曲

 

そして、音楽をかけながらでもできる作業と、やっぱり無音でないと集中できない作業と、自分の中で分けて時間を使いこなす意識も生まれてきました。

 

自分のことは、ある意味なるようにしかならないと思っていたけれど、

あたりまえになっていた習慣をあえて変えてみることで、

自分へ意識を向けて感じ取り、求める方向を模索しながらかかわっていくことが自分にもできると気づくささやかなきっかけになりました。

 

ついでに、少しずつ音楽の幅も広げたい…(^^♪

 


原点回帰<後編>

「みんぱく」に到着!!

   トーテムポールがお出迎え

 

館内は写真撮影OKなので、気づけばすごい数の写真…

 オセアニアのとってもかわいい板絵

 ラクダの飾りもとてもカラフル

 夢をかなえるゾウ インドのガネーシャ神」

 インドネシアバリ島の聖獣「バロン」

 実際の楽器を演奏できるのも楽しい!

 ウズベキスタンのとてもきれいな青いお皿

 モンゴルの「ゲル」はそのまま展示

結局今回も、歩いても歩いても見終わらず、

1区画20分位と、自分で制限時間を決めて、やっと回り切れました…(^^;)

 

文化人類学では、フィールドワークとして対象の所に入り込むのですが、

相手の所へ飛び込んで入り込むことで、自分の「あたり前」が壊され、

そしてそんな自分を通して、相手の「あたり前」を観察したりかかわったりして、相手への理解を深めていく、そんなやり方をするのです。

 

これが、まさに今やっているキャリアカウンセリングと繋がってるな…と、最近感じることが多かったので、

改めて原点回帰

 

いい刺激になりました (^^)

 


原点回帰<前編>

私は昔、大学で文化人類学を学んでいたのですが、その文化人類学の総本山というと、博物館でもあり研究機関でもある「国立民族学博物館」、通称「みんぱく」

学生の頃「青春18きっぷ」を使って静岡から大阪まで行ったことがありました。

1日回っても回り切れないくらいの広さと展示物で、後ろ髪引かれる思いで帰ったのですが、結局その日以来行く機会がありませんでした。

それが、半年伴走した養成講座が先日終わり、なんともさみしさがぬぐい切れない中、ふと「日帰りで行ってみようかな~」と頭をよぎり…。

万博記念公園内にある「みんぱく」に行くのなら、「太陽の塔」の中も見てみたい!

公開したばかりの時に予約が取れず断念したことがあったのですが、今ではスムーズに予約でき、気持ち上がります (^^)

 

いざ万博記念公園!

 

着いてみると、ど~んと目の前に「太陽の塔」

迫力…

  

正面の顔は「現在」を、上の顔は「未来」を、そして後ろの顔は「過去」を表現しているとのこと。

念願の内部に入ってみると、そこは光と音も作品として作られた不思議な世界

岡本太郎はやっぱり天才だなぁと、才能に感じ入りながら、中も外もじっくり堪能!

 

そして花の香りでいっぱいの園内を、気持ちよく歩きながら「みんぱく」へ

 花畑から振り返ると「太陽の塔」が絶妙な姿…

 


花の美しさもいろいろ

今年も近くを流れる五条川の桜がきれいに咲き、

先日散歩に行ったときは既にピークを過ぎ、はらはらと桜の花びらが舞い落ちていました。

桜は、咲き誇る様子ももちろん美しいのですが、舞い落ちる花びらもとても風情があります。

そして花筏(はないかだ)

川面にその花びらが流れていく様子も、また美しい…。見飽きないですね。

 

一方で、今が盛りのチューリップ

こちらは、つぼみから開いていく感じがワクワクします。

いろんな色があるのも気持ち上がります (^^)

私は黄色が好きなのですが、白やピンク、紫なんかも捨てがたい。

チューリップの花は、春が来た喜びを表しているように感じます。

同じ春の花でも、心惹かれる瞬間は違うんだな~と、新たな発見。

 

そうこうするうちに、庭のハナミズキが咲き始め、暖かい日々に、あっという間に満開になりそうです。

咲き誇るハナミズキを見ると、結婚直前に実家から通っていたアルバイトのことを思い出します。

その会社の近くには、街路樹としてハナミズキが咲いていて、その間を歩きながら、間近に迫った結婚に浮かれてました (^^;)

季節の花は、その花と共にある思い出も連れてきてくれます。

 

一歩ずつ季節は進む…

 


ひなまつり

  今日は「ひなまつり」

私が生まれたときに買ってもらった段飾りが実家にはあるのですが、嫁入りに持参することなく今に至ります。

実家では4月3日の旧暦でひなまつりをやっていて、幼いころから私が実家を出るまで、ひなまつりに向けて段飾りの人形を飾り、ひなまつりが終わると片づけるということが、一連のイベントになっていました。

やったことのある方は分かると思うのですが、一昔前の段飾りですから、段の骨組み(スチール製をねじで止める)を組み立てるところから始まり、赤いもうせんを敷き、ひな人形を並べたら道具も全て持たせて…とまあ大仕事。

ひなまつりが終わっても、翌年までのことを思って、防虫剤やら除湿剤やらと、大切に片づけることもまたひと仕事。

さらに、我が家は母のこだわりもあって、母・姉・私と段飾りが3つ!あり、ひなまつりが近づくと、いつ出していつしまうかの日取り(天気も大切)の約束から、お供えのお菓子の準備、そして飾ってある間中、寝る場所を占拠されてひな壇の前で共に寝るという、生活までも影響を受けるくらいの行事でした。

結局、結婚した当時団地住まいだった私は、飾る場所がないことを言い訳に、ひな人形を実家から持ってくることはありませんでした。

そんなひなまつりの日も、子供が男2人だったこともあって、自分だけで本当に小さな雛かざりを飾る日になってしまい、今や出すのを忘れる年も…。

今年はふと思い出して、飾ってみました。

出しながら、こういうことは、時間だけでなく気持ちにゆとりがないとしなくなるんだな…と、つくづく実感。

 

「とにかく努力することが大切だ」と言い聞かされて育った私としては、ついつい精一杯になりがちです。

それはいい面でもあるのですが、時にゆとりを持って過ごすこともまた大切で、敢えてそんな時間を自分で作っていくことも、努力し続ける自分を支えることになると感じるようになりました。

季節の移り変わりも、世の流れも、目を向け感じ取りながら、大切に生きていきたいと思います。


2023年がはじまる

2023年、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

穏やかな年明けでしたね。

年末、東京にいる長男が帰省してきました。

久しぶりに、あれやこれやとたわいもないことを話す時間がとても楽しく、いい年越しでした。

 

コロナに注意する日々はまだまだ続きそうだけれど、2年前の閉そく感からは、少しずつ世の中が変化してきたように感じます。

 

大みそかと元旦、共にいつもと同じ一日ではあるけれど、年という大きな節目があると意味合いも違ってきます。

永遠に続く日々に区切りができる。

区切りがあることから生まれる「メリハリ」が大切なんだなと感じます。

 

なんだか延々と続く日々では、息が切れてしまうし、

とにかくキリをつけて仕切り直すことで、また新たに進む気持ちも出てきます。

 

2022年に「できたこと」「できなかったこと」

その両方ともを「歩み」として大切にしながら

また一歩ずつ進んでいきたいと思います。

 


今年はいったい自分にとって、どんな一年だったのか?

2022年も終わりが見えてきました。

今年2つ目の試験がやっと終わって落ち着いたので(^^;)

一年を振り返り、来年に思いをはせてみたいと思います。

 

今年を振り返ると…

自分で選んだとはいえ、試験づけの一年間。

「隙あらば取り組む」生活は、まだ来年の2月まで続きます。

終わりのないループに入り込んだような、すっきりしない一年でした。

 

一方で、キャリアコンサルタント養成講座で、大切な学びの時間を多くの方と一緒に過ごせたこと。

それは「私にとって」とても楽しい時間であり、人が変化し成長していく場に立ち会わせてもらえる、ありがたい時間でもありました。

ただ、講座を無事修了!となると、それ自体は喜ばしくエールを送りつつも、さみしさも募る…。

 

そこで、そんな思いを何とかできないかと、今年は出会った方と繋がれる場を作ることにチャレンジ。

これは「私にとって」とてもとてもうれしい出来事でした。

実はこの一歩、自分の中の「ちょっと苦手」に取り組むことでもあったので、何とか進みだしたことにホッとしつつ、来年も楽しみながら、大切に続けていけたら良いなと思っています。

 

それもこれも、人の成長にかかわれることに、感謝の気持ちでいっぱいです!

 

コロナとの生活も、もう3年。

今年の漢字が「戦」だったように、世の中は決していいことばかりではなく…。

終わりのないループの中で、学ぶことも先へ進むために大切ではあるけれど、しっかりと世の中へ「還元」することも、同じように大切だと強く感じていました。

来年は、より行動に繋げる年に!

何ができるか楽しみです(^^)

 


季節の移ろい

朝晩は涼しくなっても日中はまだ暑い日が続いていましたが、台風の通過と同時に空気が変わったのを感じます。

もう秋ですね…。

3連休に日本列島を横断していった台風が去った朝、まだ時折強風が吹いている中で玄関のドアを開けると、空気がさわやかで少しひんやり。

やっと季節が変わったことを実感しました。

暑い暑いとはいえ秋は来るし、そのうち冷たい風が吹く冬へと変わり、当たり前ですが季節は変わっていきます。

 

ここ数年、年に1度の試験にチャレンジしている私としては、秋はその受験申し込みの季節でもあり、もう1年経ったことに驚かされる季節でもあります。

「年を取ると1年が早く過ぎるように感じる」と言われますが、最近はその早さに、本当にびっくりです!

こんな調子だと、この先どうなることやら(^_^;)

やってみたいことも「いつかは…」なんて先送りしていると、できないままになりそうで…。

季節の移ろいには、懐かしさと同時に、あっという間に時間が過ぎていく焦りも感じます。

 

焦る気持ちに気づいたら、とりあえず深呼吸。

やってみたいことは先送りせずに、とにかく始めてみることを大切に。

まずは小さな一歩から…。

 


「結果」から繋がるその先

公認心理師の試験結果が自宅に届きました。

                無事「合格~!!」

直前ずいぶん追い詰められていたので、うれしさもひとしおです (^^)

早速、登録手続きを終えました。

あとは登録証が来るのを待つばかり…

 

キャリアコンサルタントに軸足を置くのは今後もブレないのですが、公認心理師だからできることにも取り組んでみようと思っています。

例えば…

企業で年1回行われているストレスチェックについて、実施者研修を受けて理解を深めたり実施者を目指したり…とか

就職活動中の大学生から働いている方まで、面談の中で触れることも多い「発達障害」のアセスメントとしてよく使われている「WAIS」に、理解を深めたり、ゆくゆくは実施したり…とか

昨年から学んでいる「フォーカシング」(ロジャーズの共同研究者ジェンドリンが提唱)をより深めたり、その内容を活かせる「フォーカシング指向心理療法」に取り組んでみたり…とか、

思いは広がります\(^o^)/

 

はやる気持ちを抑えつつ、少しずつ取り組んでいこうと思います。

 


今年前半も、やっとひと区切り

17日は、公認心理師試験でした。

受験資格が得られるか分からないまま1年以上かけて諸々準備はしてきたものの、実際の試験勉強は春先から本腰を入れたこともあり、なかなかに追い込まれた7月でした…

ここでやっと一区切り (^^)

いい結果に繋がるよう祈りつつ、8月の発表を待ちたいと思います。

 

キャリアコンサルタントの私が「公認心理師」を受けようと思ったのは、この資格の領域に「産業分野」があることや、心理系の国家資格であることも理由ではあるのですが、

何より多職種連携を打ち出している、という点が大きくあります。

その意味合いからも、受験資格の対象には、「チーム学校」の教員や「チーム医療」の看護師、介護福祉士なども含まれていますし、

試験内容も、児童生徒の心理対応、認知症、少年犯罪、児童虐待、などなど、ああこんなところにも心理支援が関わるんだと改めて実感することばかりでした。

 

私も相談者にかかわっていると、話は仕事のことだけで終わりません。

仕事と病気治療の両立であれば医療機関との連携が出てきますし、仕事と介護の両立であれば介護職の方とのかかわりも、そして働く方が子どもさんの不登校の影響を語れば学校の存在を意識します。

そんな動きに少しでも力になればと思っての受験なのでした。

 

今回は、実務経験で受験資格が得られる最後の回、ということもあってか、

試験当日、会場前には長蛇の列!!(結局、試験開始10分ズレました)

そのディズニーランドのような列を進みながら、

いろんな立場で心理にかかわり、その中で心理を学ぶ方たちのすそ野が広がってるんだな~と、これからの変化に期待も湧いてきました。

 

なかなかに難しい試験でしたが、全力を尽くしやり切ったので、

あとは祈るのみ…。