頭ではなく、心で選んでみた

仕事で本や資料が大量になってしまった時、今まではカバンに入れて運んでいたのですが、先日階段で転んだ時に荷物が重かったこともあり、どうにかしようとキャリーを検討し始めました。

ビジネス用のキャリーバックを買うか、フロントオープン(上開き)のスーツケースを買うか…。

通販を見ながら考えていたのですが、使い勝手を確かめるために何軒かあたってみようと近くのショッピングモールへ。

一軒目。店員さんがあれやこれやと出して説明をしてくれたのですが、なかなかこれといった気持ちにならず、お礼を言いつつ二軒目へ。

二軒目。近づくと、店の前に置かれていたのはオレンジ色の小さいスーツケース!

その瞬間、3年前のことが頭をよぎります。

必要に迫られ慌ててスーツケースを買いにいった時、オレンジ色は取り寄せになると言われ、間に合わないからと泣く泣く違う色のスーツケースを…。

そのことを思い出すと、ますます目が離せません。これは運命か?

お店の方に条件を伝えて他の商品も出してはもらったのですが、心動かず…。

条件にあまり当てはまっていない店頭のスーツケースのほうが気になります。

しばし迷う…。

このまま、機能的にOKのものを買ったとしても、このスーツケースのことを私はまたきっと思い出す。

そう思い、心の動きに従ってこちらを購入(^^)

助手席に乗せて帰る道すがら、すでに気分は「よき相棒」

お供に連れていく仕事まで楽しみに!

 

頭で分かっていることと、気持ちが乗るかどうか、その間にズレがある時

結局、頭で「正しい」ほうを選んだところで、モヤモヤは残る。

まさに、相談の現場で話される思いの一端を感じた瞬間でした。


「新たな出会い」は「自分を知る」機会

今年の夏は激しい雨や秋の長雨のような日が多く、「暑い夏」なのかどうかよく分からないうちに通り過ぎ…。

ふと夜、窓を開けたときに聞こえた虫の声に、世の中はいろいろあるけれど、秋へと季節は巡っていたんだな~と実感します。

 

仕事柄、圧倒的に初めて会う方の方が多い日常ですが、特に今月は多くの方とお会いする機会が続きます。

そんな時、自分のことは自分がよく知っていると思いつつも、

改めて、相手からどう映っているのかを考えます。

 

「キャリアコンサルタント」と聞いて、この方はどう思って今日来たのか?とか、

私と会って、どんな場だと受け止めたのか?とか、

話し始めて、今どう感じているのか?とか、

今、私からどんな印象を受けて、どんな気持ちでここにいるんだろう?と顧みます。

 

もちろん、見方によっては自意識過剰と受け止められる側面でもありますが、

私と話す中で、相手の方の話す内容も、話そうとする気持ちも、ここをどんな場だと受け止めるかも、変わってきますし、

私も「その場の環境の一部」となるわけで…。侮れません(^_^;)

 

自己理解を深めるワーク「ジョハリの窓」では、

自分の中には、「自分で」知っている自分と知らない自分があって、自分では気づいていない点を他の方からフィードバックしてもらうことで、より自分を知ることができます。

 

ワークだけでなく、人との出会いは「他者視点」を知る機会。

まさに、自己理解を深めることに終わりはなく、

それを「新たな発見の機会」と楽しみながら、試行錯誤は続きます。

 


「自分で決めること」の大切さ

お盆が明けてからというもの、首都圏を中心にコロナがみるみる広がり、明日27日から愛知も緊急事態宣言が出ることになりました。

週1回仕事で名古屋駅へ行くと、駅の通路には大勢の人があふれ、去年の緊急事態宣言が出ていた時とは様子が全く違います。

仕方ないかも…。

私もワクチン2回目が接種できたのですが、医療機関がひっ迫している状況をニュースで見るたびに、かえって気持ちを引き締めないとと、自分に言い聞かせています。

 

そんな中、対面で担当していた講座をオンラインに変更すると連絡が。

変更に対応し続ける日々はまだまだ続きそうです。

 

「変化に対応」と言っても、

自分から変えていくときは、思い切りが必要とはいえ、可能性を感じます。

でも、変化を余儀なくされてそれに対応していくときは、同じ結果になったとしても何となくモヤモヤが募ります。

そのモヤモヤの積み重ねは大きい…。

 

自分でコントロールできるかどうかはストレスに大きく影響すると、メンタルヘルスを学んだときに知って、とても納得しました。

まさに今、その影響の大きさを、日々身をもって実感しています。

 

いつ終わるか見通しがない中、小さなことでもいいので自分で決めることに意識を向けて。

その積み重ねで、自分を取り戻すことができそうです。

 


問題に、直球で向き合うことがしんどいとき

問題が起きたとき、どうしたらいいのかと悶々と考え込んでしまうときもあります。

問題そのものは、自分の力でどうにもならないこともあり、だからこそそのもどかしさで、より深く悩んでしまいます。

もちろん、問題をどうにかすることも大切ですが、問題が大きいと、直球でその問題に向き合うのがやっぱりしんどい時だって。

そんな時は、その問題について、あーだこーだと考え思い悩んでいる「今」の自分についてどう思うか考えてみるのも一案です。

 

視点を「今」の自分の気持ちに向けてみます。

「どうにもならないことに、そんなにとらわれているのはどうして?」

「それは、どういう思いがあるから?」

「そのどうにもならないことについて、今どんな気持ちが心の中に渦巻いている?」

 

そしてその気持ちを抑えたり否定したりするのではなく、

「そうか…そんな気持ちも、自分の中にあったんだな~」

「だからとらわれてしまうんだ~」

と自分の「今」の気持ちをいいとか悪いとか思わずに自然と受け入れること。

 

うまくいかなくて、それでもどうにかしたいのに、自分では何ともならなくて…。

そう思う自分の思いを、自分でやさしく受け入れること

「私、そんな風に感じているんだな…」

そうやって、自分の中にたたずむその思い悩む自分の気持ちを、見守るように受け入れることで、

先へ、向かうこともできるのです。


やっぱり、身体と心は繋がっている

ちょっと凹んだ出来事があって…と書いていましたが、

仕事に行く途中、最寄り駅の階段を下りながらちょっと気が逸れ、

あと3段といったところで、足から「ぐぎっ」っという音が!

その音が、心の折れる音かと思ったくらい、その時、心の動きは身体と繋がっていたのです。

 

膝をついてしまい、なんとか立ち上がったものの、足を酷くくじいていました。

そんな音を聞いたのは生れてはじめて(>_<)

 

なんとか立ち上がってみると、足は痛いけれど歩けたので仕事へ行き、帰宅後は、腫れあがった足を冷やして翌日病院へ。

レントゲンで骨折はしていないと言われ、ほっとしたものの、安静を言い渡されてしまいました。

その言葉、「ゆっくり休むように」身体から言われたような気がしました。

 

その後の1週間。安静と言われて予定を見ると、運よくお盆休み。

そして入っていた要件もオンラインばかり。

本当に心からオンラインのありがたみを痛感…。

 

相手は全国に渡り、対面だった場合、この足ではとても参加できないものばかり…。

コロナはまた広がりを見せていますが、こんな足の状況でも参加できたのはZoomが当たり前になったからこそ。

昨年からの世の中の変化に助けられた出来事でした。

 


「思い」が伝わった? 私が「意味」を感じたとき

1年延期したオリンピックが閉幕しました。

選手達のがんばりには力をもらったけれど、コロナが広がり続ける中、開催には賛否両論、思いは複雑です。

そんなタイミングに、身近な出来事でちょっと凹むことがありました。

思いのほかダメージを受けていたその時、突然のショートメール!

私がキャリアコンサルタントとして初めて大学での面談業務を始めたとき、当時の私の心の支えとなっていた方でした。

帰りの電車が同じ方向で、帰りながら支援について相談したりアドバイスをもらったり…。

日々の仕事でご一緒できた時間は短かったのですが、その方が愛知を離れてからも、転居先の大阪や東京で近況を報告しあっていました。

その時間は、私にとって本当に楽しい時間。

彼女は、進む先に迷ってあちこちあたり散らかしていた私を、新鮮な視点で見て、温かい言葉をかけてくれました。

それなのに…ご無沙汰してしまいました。

コロナのごたごたを挟んで、かれこれ2年半ぶり。

久しぶりの連絡は、まるで私の気持ちが見えたかのようなタイミングでした。

そして、メールの中で「今後は?」と。

過去を振り返って深く後悔して凹んでいる私の心が見えているかのようです。

それはそれとして、今の自分、そしてその先を向くように、と言われたような気がしました。

人生には、時として、

「なぜこのタイミングで?」「どうして今この人が?」

と思うような機会があります。

それはその時のにとって、その時だからこその、意味を感じる瞬間です。


5年目が終わり、6年目が始まる

7月1日は5年前に開業届を出した日。

ここまで5年。

当時受験生でやきもきしていた次男が、無事大学を卒業して社会人として働いているのを見ると、月日が流れるのは早く、5年もあっという間だったと実感します。

キャリアコンサルタントとしては、本当に様々な仕事に携わりながら進んできました。

大学での相談対応に始まり、

キャリア科目や就活支援講座の講師、高校生へ向けての面接指導、企業へお伺いして働く方との面談、職業訓練校での転職支援、スキルアップのために新たに学ぶ社会人への受講前面談、女性向けセミナーの講師、キャリアコンサルタント養成講座の講師

そして最近ではオンライン面談やセミナーをと…。

ある時は目の前の一人の方へ、またある時は大勢の方々へ。

多くの方に出会い、その姿勢から多くを学び、支えられ、今の私がいます。

「キャリア」という言葉は使わなくとも、出会った方が、いきいきと人生を歩んでいくことに役立てるのは何かと考えながら、試行錯誤してきた日々。

これからも、出会う方の人生に少しでも役立てる存在でありたい。

そのためには、もっと力もつけたいし、ひるまず行動もしていきたい。

うまくいかなくても、「私ってそんなところもあるよね」と受け止めつつ、

自分の中のまだ見ぬ可能性を信じて「私らしく」一歩一歩進んでいきたいと思います。

今まで出会った方々、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

そしてこれから出会う方々、どうぞよろしくお願いいたします。

 


相談するための「安心安全な場」はどこ?

コロナが流行りだしてからもう1年半くらい経ちました。

キャリアコンサルティングを対面でしようと思うと、今のご時世、マスクをして、アクリル板かビニールシート越しで、できればちょっと距離をとって…。

そうなると、マスクで顔の表情はよく見えないし、声も大きく張りがちでちょっと不自然。

それに、感染について細心の注意を払ってはいても、そもそも心配で会うことをためらう方もいます。

相談者の方が、自分のことをあれやこれや話す場として「安心安全」はとても大切なのですが、今や直接会うことが、かえって不安な状況。

 

一方、オンラインでの面談はどうか。

コロナが流行りだした当初、カウンセラー界隈では、人の温かさや息遣い、身体全体の姿勢やしぐさなどの非言語が感じにくいので、オンラインでの支援は難しいという声が大きかった。

私も最初はそういった点が心配でしたが、

よく考えると、結局それは、カウンセラー側の視点

オンラインの方が安心して話せる、という方も多いということに、徐々に気づきました。

わざわざ初対面のカウンセラーに会いに出かける心理的な負担。

ハローワークで給付金申請に必要、という理由があるキャリアコンサルティングでも、

「昨日の夜はよく寝れませんでした」という方もいらっしゃいました。

 

移動や接触での感染だけでなく、わざわざ出かけて会うことにだってハードルがある。

一方、安心できる自分の家から気軽にカウンセリングを受けることができるという、オンラインならではの心理的な安全もある。

相談する方視点での「安心安全」な選択肢が、対面もオンラインもと、

コロナによってではありますが、幅が広がったと感じます。

 

またこれから、ワクチンを接種する方が増えて集団免疫ができ、

以前のように「顔の表情もよく見える上に非言語もよく感じ取れる」対面で面談できる日が来るのも楽しみですが、

相談者の安心安全のための選択肢として、オンラインという選択が増えたことは、私にとってうれしい変化でした。

 


人の人生と向き合い、支援するということ

キャリアコンサルタントは国家資格なのですが、まだまだ認知度が低い…。

そのうえ、国家資格化したときにコンサルタントという言葉が資格に入ったことで、

転職支援だけ、指示やアドバイス中心、と誤解も多い(^_^;)

面談の前に、今まで何度その修正説明をしたことか。

 

実際は、カウンセリングのプロセスや理論を学び、カウンセリングが体現できるように練習を重ね、さらにキャリア支援者として働くことについての知識も専門的に学びます。

そうやって、相談者に寄り添いより深く悩みを理解したうえで、一緒に方向性を考えていく存在を目指します。

 

だから国家試験では、学科・論述・面接と3種類の試験があり、全部合格基準を超える必要があるのです。

 

もちろん、結局は試験なので、資格を持っている人でも……というケースもありますが、

資格を取った後も更新には研修が課せられているし、その他にも、質を維持していこうという取り組みもあります。

 

「相談するのがキャリアコンサルタントだから安心だね」

と思ってもらえるために、信頼は一日にしてならず

積み重ねていくしかありません

 

そんなキャリアコンサルタント、今週末27日に学科と論述試験、その翌週末からは面接試験です。

試験というのは合格・不合格と結果がはっきり出てしまいますし、それも一発勝負。

面接試験など、普段とは違う雰囲気の中でいかに体現できるかという難しさもあります。

 

私も試験(国家資格化前の民間資格)は一度不合格になって、まぁ、あれやこれや随分思い悩みました。

詳しくはこちら→ https://note.com/eachone/n/n1cf3d762f337

 

人はそれぞれ全く同じ人はいないし、だからこそ、その方を理解して力になることを精一杯取り組むことが大切。

 

去年より、受講生によりその力をつけてもらえているか?と、

教える立場の私は私で、自分の努力と成長を振り返る時間でもあります。

 

試験を受験する皆さん、がんばって!

こころよりエールを!

 


「メールアドレスを変える」時間が、これからの私を作る

仕事で使っていたメールアドレスを変えることにしました。

Each Oneで開業届を出し、同じアドレスで仕事をして早5年。

もちろん、ずっと同じアドレスを使うつもりだったのですが、新しいPCを買って様々手続きする中でうまくいかないことが続いたので、思い切ってプロバイダを変えることに。

そうすると、今のアドレスは使えなくなる(^_^;)

ということで、仕事用でありながらメールアドレスを変える事態になりました。

 

まあせっかくの機会なので、使い勝手を考えながら、他にもあれやこれや見直すことに。

よく見ると、いろんな相手といろんな仕事をする中で、PC上のデータもメールソフトの中も、まるで拡張工事を続けた家みたいに継ぎはぎだらけ。

もう使っていないのにそのままになっているところや、無駄に重なっているところ、一杯一杯なのに何とかやり過ごしてきたところなど、

もう「何とかしている」状態でした。

 

そこで、一度仕切り直し

メールのフォルダーを整理したり、メルマガも必要なものだけに絞ったり、アドレス変更の連絡をしたり…。

思ったより時間と手間がかかったのは想定外でしたが、やってみるとこの作業、今の私にとって「意味」がありました。

 

5年前の私は、大学のキャリアセンターでキャリアカウンセリング、からのスタートでした。

それから、大学のキャリア科目の授業で講師の仕事をしたり、面談相手も大学生から転職活動中の方や企業で働いている方と幅が広がったり、キャリアコンサルタントやその資格を目指す方の育成に携わったり…。

昨年からはオンラインの仕事もするようになりました。

面談も講師も、リアル対面でもオンラインで画面越しでも、それぞれの良さを感じながら向き合っています。

 

振り返れば、5年前には想像もつかない方向へ進み、思いもよらない仕事をしている「今」の私。

 

今まで歩んできた道のりを振り返り、私はいったい、何ができて、何に興味を持って、何を大切だと選んでいくのか?

立ち止まって振り返り、これからに目を向け、今何ができるか考える…。

 

まさに「人生(キャリア)」を考える機会だったのです。

 

日々忙しく過ごす中で、何とかはなっているけれど、

本当にこの先どうしたいのか?

このままの方向でいいのか?

今やっておいたほうがいいことがあるんじゃないのか?

そんなことを考える時間、実はとても大切です。

これから先、同じように時間を過ごしても、そこに自分としての「意味」があるかどうかは大きな違いになってきます。

 

身をもってその大切さを感じながら、まだまだ私の試行錯誤は続きます。

 

 

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