仕事で本や資料が大量になってしまった時、今まではカバンに入れて運んでいたのですが、先日階段で転んだ時に荷物が重かったこともあり、どうにかしようとキャリーを検討し始めました。
ビジネス用のキャリーバックを買うか、フロントオープン(上開き)のスーツケースを買うか…。
通販を見ながら考えていたのですが、使い勝手を確かめるために何軒かあたってみようと近くのショッピングモールへ。
一軒目。店員さんがあれやこれやと出して説明をしてくれたのですが、なかなかこれといった気持ちにならず、お礼を言いつつ二軒目へ。
二軒目。近づくと、店の前に置かれていたのはオレンジ色の小さいスーツケース!
その瞬間、3年前のことが頭をよぎります。
必要に迫られ慌ててスーツケースを買いにいった時、オレンジ色は取り寄せになると言われ、間に合わないからと泣く泣く違う色のスーツケースを…。
そのことを思い出すと、ますます目が離せません。これは運命か?
お店の方に条件を伝えて他の商品も出してはもらったのですが、心動かず…。
条件にあまり当てはまっていない店頭のスーツケースのほうが気になります。
しばし迷う…。
このまま、機能的にOKのものを買ったとしても、このスーツケースのことを私はまたきっと思い出す。
そう思い、心の動きに従ってこちらを購入(^^)
助手席に乗せて帰る道すがら、すでに気分は「よき相棒」
お供に連れていく仕事まで楽しみに!
頭で分かっていることと、気持ちが乗るかどうか、その間にズレがある時、
結局、頭で「正しい」ほうを選んだところで、モヤモヤは残る。
まさに、相談の現場で話される思いの一端を感じた瞬間でした。