今日でゴールデンウィークも終了ですが、今朝は町内会の一斉清掃日でした。
私の住んでいる地区は、古くから住んでいる方の土地に新たに住宅を建てて引っ越してきた方が多い地区です。
私も15年前に近隣の団地から引っ越してきました。
近くには、古くからこの土地に住む地主の方々の地域や、私の親世代が入居した大規模な新興住宅地もあるのですが、私の住む地区はその中間のような感じ。
程よく前から住んでいる方と新しい方が入り混じって、ほどほどの距離で関わっています。
年1回は全世帯が参加する掃除がある他は、年に1~2回近所の公園や神社のそうじが回ってくるくらい。
一年間回覧板の管理をする組長も、組に20数軒あるので当分回ってきません。
私も、子供が小学校の頃は地区の子供会活動に参加して、端役ながら役員を務めました。
その中で古くから住む地元の方と一緒に活動することもあり、様々なこの土地ならではの話を聞くことができました。
古くから住む方との距離をどうするかは人それぞれですが、後から引っ越してきた私にとって、その機会に、地域の神社を掃除している方々のことも、東海豪雨のこの地域の水害の様子も、地区の役員の存在も知ることができました。
大縄跳びを練習して地区運動会へ出場したり、餅つき大会の下準備を地元のおばさまたちと一緒にしたり、秋祭りの前に地区の役員の方々と神社でお祓いを受けたり、しめ縄作りに参加して年配の方の手ほどきでお正月のしめ縄を自作したり…。
地域との関わりは大きな災害が起きると注目されますが、日頃ちょっと面倒な関わりをできる範囲でしておく積み重ねが、そこに繋がっていくのだと思います。
ただ私の参加度は、地元に根付いている方の地域活動とは比べ物になりません。その方々のおかげで地域が維持されていることも、関わることで実感しました。
本当に頭が下がります。