今日は名古屋近郊の税理士法人へセルフキャリアドック制度のキャリアコンサルティングにお伺いしました。
以前、私は会計事務所で働いていたことがあり、事務所の雰囲気が似ているところに懐かしさを感じながら面談させていただきました。
一般的に「キャリアコンサルティング」というと、就職や転職支援、または働きながら悩みがあるときの相談といったイメージが中心です。
でも、このセルフキャリアドック制度は、転職支援でも悩み相談でもありません。
もちろん話すうちにその内容に近づくこともあります。
でも、健康な人が健康に生活し続けるために定期的に健康診断を受けるように、お仕事されている方に、定期的に働き方や仕事・それに伴う人間関係を振り返っていただく機会と想定しています。
つまり、更にいきいきと働いていただけるようにお話を伺う訳です。
これがよくある「キャリアコンサルティング」のイメージと大きく違う所です。
だから私も、面談を始める前にその点をしっかり伝えて、すり合わせをしてからお話を伺っていきます。
このステップを大切だと考えるようになったのは、企業から退職勧奨として面談を設定されたと誤解されたことがあったからです。
面談の中で、何度も誤解について否定しつつお話を伺ったのですが、警戒され抵抗するコメントを口にする方を前に、本来の面談を進めることができませんでした。
それ以降、せっかくの機会を役立ててもらうために、しっかりと面談の前にその目的を説明し、その方にとってプラスになる機会であることを理解していただいています。
実際には、お話を伺う中で新たな気づきにつながり、笑顔で面談を終えられる方が多いのです。
更に役立てる存在になれるように、日々精進です。