きのうは金曜ロードショーで、久しぶりに「ボヘミアン・ラプソディ」を見ました。
映画館で公開されたのは、2018年11月。
映画の中で使われている曲も、クライマックスのライブエイドの感動ももちろんですが、
映画の中で描かれたフレディ・マーキュリーの孤独と苦悩が、深く心を揺さぶられる映画です。
2年半前に映画館で見た後の、興奮冷めやらぬブログはこちら→https://each-one.info/learn-a-life-lesson/
あれから世の中色々ありました。
去年からコロナが広がり、マスクなしでは人と一緒に過ごせなくなり、
感染を理由に、映画や音楽など、不要不急にあたると言われる「娯楽」のジャンルは、閉鎖・中止・縮小と、
やってはいても、気軽に見に行けない状況が続いています。
でも、私にとってこのジャンルはとても大切で、ここを減らしてどのように自分の中のバランスをとっていくか、
日々探りながら進んできたような気がします。
「不要不急」?
できないことも多い中、どうにもできない現状に、それを気にしないよう敢えて心を動かさないようにする日々。
でもそんな中で、このジャンルこそ、心を深く動かし、温かい思いが力をくれます。
何か満ち足りた気持ちが先へ進む力となり、あたりまえの日常も大切に思うことができる、
そんな役割があると思っています。
なのに「不要不急」と。
何かにいきづまった時、映画を一人で見る時間。
気軽に味わえたあの瞬間を、「ボヘミアン・ラプソディ」を見ながら、懐かしく感じました。