「ノケジョ」?~自分の進む道を選ぶには

「ノケジョ」?

小保方さんの騒動以来、有名になった「リケジョ」つまり「理系女子」という呼び名に次いで、「ノケジョ」なる言葉が現れました。

つまり「農学系女子」

今や農業は6次産業と呼ばれ、農学では食の安全も扱うなど、イメージが変わりつつあります。大学によっては、農学部に女子が半分近くいるそうです。

私も農学には興味があります。でも、実は、大学に農学部があると知ったのは大学入学後。地元の大学には、理系は医学部と工学部しかなく、自分の進路として想像もしませんでした。

理科が好きだった私は、文系理系の選択にとても迷い、高校入学後に数学の成績が下がったことを決め手に「文系」へ進みました。でも、今だに「理系」の話題全般好きですし、一時は農業大学の学生生活を題材にしたコミック「もやしもん」にもハマりました。高校1年生の私が農学部の存在を知っていたら、数学も頑張って目指していたかも…。

「知らない進路は選べない」 のです。

情報提供や自分での情報収集も、可能性を広げるうえでは大切です。キャリアコンサルタントとしては、進路決定に限らず、就職・転職においても、可能性が広がることを伝える存在を目指します。

ただ、あの文理選択・進路決定時に、現実とは違う選択をしていたら、今の私はいません。

人生において、正解はないですね。

前進あるのみ…。


キャリアコンサルタント養成講座修了しました!

 

7月からスタッフとして参加していたキャリアコンサルタント養成講座IMG_0953ですが、

本日10日目を終え、無事修了しました。

受講生のみなさん本当にお疲れさまでした。

最終日の「修了試験」の結果がまだなので、正式な修了はこれからですが、通学講座の部分は修了となります。

講座後、講師の先生・受講生のみなさんと一緒に、懇親会(打ち上げ!)で労をねぎらい、更に、今後の試験へ向けての決意を新たにしました。

キャリアコンサルタントが国家資格化されたから、というきっかけももちろんですが、それでもなぜこの資格を取得しようと思ったのか、それぞれに抱いた思いを大切に、皆さんがキャリアコンサルタントとして多くの方々の支援に尽力していただけることを、心から願っています。

試験は11月に学科と論述試験、12月に実技試験が控えており、これからが正念場ですが、がんばってくださいね。

応援しています!! 

IMG_0963   お花いただきました(^▽^)/


将来なくなる仕事・生まれる仕事

マリオが日本を代表する存在としてオリンピックの閉会式に登場したことに触れましたが、私はそのことに時代の変化を感じました。

職業で考えてみても、20年前には、子供が「大きくなったらゲームクリエーターなりたい」なんて言ったら、「はいはい」と受け流されたり、「他にないの?」と言われた職業でした。

それが今や、ゲームやアニメ業界は日本を代表する産業となっています。マリオもピカチュウも、海外で大人気ですよね。

時代による仕事の変化については、2011年に米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏がニューヨークタイムズ紙のインタビューで述べた未来予想が話題になっていました。

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

6割以上の子どもが現在、世界に存在していない新しい職業に就くという、衝撃的な予想でした。

キャリアコンサルタントとしても、大人としても、現状や自身の経験で判断しているだけでは、将来の「働く」環境は想像できません。

世の中の動きを柔軟に捉えながら、将来性を一緒に考えていく姿勢が必要です。


「健康寿命」って知ってますか?

「健康寿命」って知ってますか?介護を受けずに自立して生活できる期間のことで、最近注目されています。

厚生労働科学研究班による2013年の算出では、それがなんと私の地元、山梨県が男女とも全国1位なのです。

何事も都道府県の調査では低い順位が多いので、なんだかうれしいですね。

理由の一つとして話題に出る中で、私も納得しているのは、山梨県特有の「無尽」です。

「無尽」はお金を相互扶助する集まりから始まったらしいのですが、今どきの無尽は、簡単に言うとサークルみたいなものです。多くの県民が何らかの無尽に入れてもらっていて、中には複数掛け持ちする人もいるのです。同級生とか職場の仲間や趣味の仲間とか、いろんな繋がりから作られていて、一緒に食事をしたり旅行へ行ったりしています。

「結婚して県外からお嫁に来たら、地元の主婦同士の無尽に誘われた」なんて言う話も珍しくありませんし、何しろ、働いていようが主婦だろうが、老若男女入っているのです。

この繋がりこそが、「元気で長生き」に影響が大きいと言われています。山梨では、昭和の時代から、無尽の集まりの時は主婦でも気兼ねなく外出できたし、退職したから誰とも会わない…という高齢者も少なかったのです。

人と関わることは健康への影響が大きいです。働くことと同時進行で、同級生や地域の方・趣味仲間など、幅広い人間関係を維持して人生を送ることで、健康に長生きできるのだと思います。

どう生きたいかを考えると同時に、人生のキャリアを幅広く捉えて、様々な役割を、バランスを取りながら維持していくことは大切ですね。


SMAPの解散に思う

結局、解散でしたね。

ショックですが、せっかくキャリアコンサルタントをしているので、SMAPの解散を、シャインの「個人と組織のキャリア理論」を参考に考えてみることにしました。

シャイン曰く…

個人は、自分が得意なこと・本当にやりたいこと(キャリア・アンカー)をみつけることが大切。

そして、キャリア・サバイバルというツールを使って、自分自身と組織とのニーズの調和を高めることを目指そう。でも、そのニーズのマッチングはダイナミックに変化するので、定期的に見直すことが必要。

こんな視点からSMAPを振り返ると…

当初はグルーブで一緒に活動することが中心で、「夢がMORIMORI」のキックベースも歌番組でも、5人(6人?)一緒に活動していました。

でもその後、司会・俳優・ナレーター等々個人の得意分野で活躍し始めてからは、コンサート・歌番組でのSMAPの活動と、ソロ活動とが、分かれていきました。

そうして年齢と共に変化してきた彼らが40代になり、またSMAPとしての活動を変化させることは自然だったのかもしれません。

それが解散なのかグループとしての限定的な活動なのか、見直す内容の違いはあっても、見直し自体は自然なことだったし、必要な時期だったのです。

その自然な見直しが、「裏切り」や「謝罪」と表現される対象とされてしまい、彼らが先へと歩み出すのを阻む大きな出来事になったことを、とても残念に思います。

彼らの歌や姿に力をもらった私としては、今後も5人が自分らしく人生を歩んでいけるよう、あたたかく見守っていける社会・業界また事務所であることを願ってやみません。


キャリアコンサルタント養成講座(4)

8月13・14日は、お盆の真っただ中ですが、キャリアコンサルタント養成講座は開講されているのでした。

昨日13日の講座終了後には懇親会も。

大盛況で、すっかり親睦を深め、意欲も高まった受講生のみなさんは、より一層意欲的にがんばっています。(いいですねぇ…)

キャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけは様々ですが、安くはない受講料を払い、自己開示も含めエネルギーを費やして取り組まれているのですから、是非合格という形にしてもらいたいと思います。

そして、キャリア支援への思いのよき理解者として、様々な分野で活躍していただきたいな…と。

今後も、全力で応援させていただきますので、がんばりましょう\(^o^)/


絶妙な親子の距離感を「つばめ」に学ぶ

隣の家の軒先に、昨年に引き続きつばめが巣を作りました。

つばめが巣を作った店は繁盛するといわれる通り、隣の接骨院は大繁盛です。

せっせと餌を運ぶ親の姿と、餌が欲しくて鳴いているヒナの姿を、ほほえましく見守っていました。

ところが、ある夜帰宅すると、私の目の高さにあるハナミズキの木の枝につばめがとまっていてビックリ。(手でつかまえられるかも)

やはりつばめも鳥目なので、夜は近づいても全く反応がなく、飛び立つ気配もありません。

きっと隣の家の巣の中には大きくなった子供たちがぎゅうぎゅうづめに眠っているはず。

もう一緒にいなくていいし入れないけど、何かあったらすぐ駆けつけられる。

そんな距離で眠っている両親の姿を見て、自然界の絶妙な距離感に感心しました。

私もそんな関係を見習いたいものです(笑)

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キャリアコンサルタント養成講座(3)

今日は「バリューカード」を使う授業がありました。私の好きなアイテムです。

並べる順番はその時々に変化して、固定されているものではないのです。

それに、順番だけでなく、なぜこの順番にしたのか、なぜこのカードよりこちらが上(下)なのかという、自分の中の意味づけ(理由)を語ることが大切で、話すことで自己理解もより深まります。

今日の私の順番はこちらIMG_0477

自立性が高いですね。

指示のもと、みんなで同じ作業を行っていると、徐々にモヤモヤしてくる訳です(汗)

もともと重視していた場合も、仕事や環境などで意識が高まる場合もあって、形の見えな価値観を認識するにはとても役立つワークです。

同じ条件・環境の仕事でも、受け止め方が人によるのは、この価値観の違いも影響しています。

「いい仕事」って何でしょうね。

また時間をおいてやってみたいです。


キャリアコンサルタント養成講座(2)

本日講座5日目です。いよいよキャリアカウンセリング理論に入りました。

受講生の皆さんにとってここが正念場。やはり学生時代と同じく、理論というものは聞いているには忍耐の伴う、眠気を誘う呪文のような…(先生ごめんなさい)

でも私は、資格取得して実務に携わる中で、即効性だけでなく、考えや判断の拠り所となる理論学ぶ大切さを実感しました。改めて、こんな大切な話だったんだと。

キャリアコンサルタントは、来談者のそのときを何とかしてあげればいい、という関わり方ではなく、相手の人生に関わる重大さを自覚して自己研鑚を日々重ねる必要のある仕事だと思います。

みなさんがんばりましょう!


キャリアコンサルタント養成講座(1)

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今日からスタッフとして10日間携わる「第1回キャリアコンサルタント養成講座」が始まりました。

今年4月から、キャリアコンサルタントの国家資格化に伴い、「CDA養成講座」も「キャリアコンサルタント講座(CDA資格対応)」として開講されています。その第1回開催の場に立ち会うことができて、身が引き締まる思いです。

国家資格化されたばかりの資格ということで、注目度も高く、本日から参加される受講生の方々も、意識・志ともに高い方ばかりという印象を受けました。

今後の社会におけるキャリアコンサルティングの広がりを担う方々の、キャリアコンサルタントとしての第一歩に、少しでも力になれればと思います。