雨が止むと、近づく秋の気配

先週、いつの間にか「雨女」になっていた話を書いたぐらい、最近は傘を持参することが多いのです。

今日も、天気予報が雨だったので、「やっぱり…」

ところが、出かける前に小降りになり、移動中に雨はすっかり止みました。

曇り空の中、今日はあと一歩で三重県、といった地域の事業所へお伺いしました。

セルフキャリアドック制度は、全社員が面談対象となるのですが、どのタイミング(節目)の方を今回面談するかは企業ごとに設定します。

入社1年後とか、3年ごとや5年ごとなど。

それに、育児や介護休業の取得前後を追加する企業もあり、様々です。

実際にお話を伺っていくと、それぞれのタイミングによって面談の内容も違ってくることが多いのです。

入社からまだ数年の20代の方は、現状を整理しつつ今後の方向性を一緒に考えることが中心になります。

入社後身についた力を整理する中で、積み重ねてきたことに気づき、徐々に表情に自信が見えるようになる姿は頼もしくもあります。

今日も、入社5年目の方のさわやかな笑顔に見送られ帰途に就くと、雨はすっかり上がり、青空に雲がたくさん浮いていました。

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中には秋特有のうろこ雲も。

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気づけば、もうすっかり、季節は秋になっていたんですね。


「雨女」になると雨ばかり…だけど、その雨を上回るもの

私は、幼い頃から行事があるときは晴ればかり。

てっきり「晴れ女」だと思い込んでいましたが、ふと気づくと、最近は初めてお伺いする仕事の日は雨ばかり…。

年齢を経て、「晴れ女」から「雨女」に変わっていたのでした。

がっかり(>_<)

今週は、セルフ・キャリアドック制度を活用された事業所へ面談にお伺いしていました。

名古屋港近くの事業所へも、雨の中、大きなトラックに囲まれながら向かいました。

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他の日は、事業所を確認するために降りようと車のドアを開けたら、雨が吹き込んで車内までびしょびしょになったことも。

お伺いする事業所は、企業規模も業種も様々ですが、キャリアコンサルティングでお話を伺っていてつくづく感じるのは、

「働く」こととその人の「人となり」は繋がっている

ということ。

おしゃれできれいな建物の中で働いていても、リサイクル資材の中埋もれながら働いていても、その外見からだけではそこで働いている人の働きかたや人となりは分かりません。

初めてお伺いした先で、その方の今までの人生を実感するお話が伺えると、一気に雨のことも気にならなくなります。

そして一緒に今後のことを考えて…。

キャリアコンサルティングを受けた方にとって、今後に生かせる時間となったことを祈りつつ、事業所を後にします。


「ロボット」と共存する生活

長男のスマホを保留にする手続きのためにソフトバンクを訪れると、店頭に「ペッパー」が立っていました。

誰にも相手にされずさみしそうだな~と思って見ていると、キョロキョロとあたりを見回しています。

よく見ると、近くのテーブルでお客様に対して説明している店員さんの言葉を後ろから聞いている様子。

そして、店員さんの説明に合わせてうなずいています。

勝手に会話の輪に入って、人のやり取りを学習中でした。

このまま吸収していくと、知らないうちに対応能力が向上していくんですね。

仕事の世界でも、自動化するソフトウェアRPA(ロボテック・プロセス・オートメーション)の導入が進んでいます。

このソフトは、パソコンでの定型的なくり返し作業を、時間当たり人間の8倍処理できます。

このところ長時間労働が話題に上っていますが、労働時間の短縮のためには、ソフトの活用も有効な方策となります。

話題の電通も、年末までに導入して労働時間の削減を目指すとのこと。

こうして単純労働を見直すことで、労働生産性が向上し、働く意欲の向上も見込めるというのです。

ただ、効率化のために新しいことに臨むより、いつも通りの安心感を選んでしまいがちな保守的な日本の企業で、急速に浸透するのかどうか。

世界で1億人の知的労働者の仕事に取って代わる、という試算もどう受け止めるのか。

変動していく状況の中で、キャリアコンサルタントとして働く方たちのお話を伺いながら、共に進んでいくことになります。

帰りに店頭で私が笑ったら、こっちを向いたペッパーと目が合いました。

共存していきますか(^^)


子供だって、大人だって、うまくいかない時もある。

今日は9月1日。

夏休みが終わり新学期が始まるこの時期、自殺する子供達が多いということで、年々子供達へのメッセージが多く報道されるようになってきました。

学校へ通っている間は、学校の世界だけが全てだと思ってしまいがちですが、人生はそんなに小さな世界ではありません。

他の環境に飛び込めば、新しい人間関係ができますし、うまくいかなくても、何度でも何度でもやり直すことができます。

同じ自分のことを、ある環境では相手にされなくても、違う環境では評価されるなんてこともよくあることなのです。

一つの世界一つの観点だけでは行き詰ってしまうから、直線で進もうとすると生きにくい。

うまくいかなかったら他の所へと、ぐるぐると動き回りながららせんを描くように進めばいいのです。

時には逃げることも、また時にはひと休みすることも、長い人生の中では大したことない。

新学期を迎えた子供たちだけでなく、実はこれは働く大人たちにも言えること。

キャリアコンサルティングとしてお話を伺う中で、どうしても行き詰ってしまい、うまくいかない状況を話される方もいます。

その時、長期的な目線や他の視点で考えられるようになると、ふっと肩の力が抜けることも。

私もキャリアコンサルタントとして、そのお手伝いができるよう、日々心がけています。

「学校へ行きたくなかったらおいで」という図書館や動物園からのコメントのように、大人たちも行き詰ったりうまくいかなかったりしたら、いつもいる環境から離れ、違う角度から考える時間をつくることは大切です。

みんな、人それぞれにいいところがあるのに、いまちょっとそこが見えにくくなっているだけ。

自分を大切に、落ち着いたら、また歩き出せばいいのです。


カザン到着。遠くて近い不思議な感覚。

長男が無事カザンへ到着しました。

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途中、モスクワの空港へ到着した時にメールで空港の写真が送られてきたものの、カザンまで、前泊や乗り換えの宿泊を含めると、名古屋を出発してから丸2日の旅程となりました。

ニュースでは、LINEが使えなくなったと言われていたのですが、まだ使えるようで、LINEで到着の連絡と画像が送られてきました。

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ちょっと寒そうです。

その後、私が晩御飯を作っていると、「キャッシュパスポート」の暗証番号が分からなくなったと連絡が入りました。

ご飯の支度の手を止め、いろいろと調べながらのLINEのやり取り。

日本にいる時の感覚と変わりません。

今回現地で使うお金の準備には「キャッシュパスポート」を利用していきます。

以前は、海外でお金を使う手段として「トラベラーズチェック」があったのですが、なんと2014年に日本国内の販売が終了。

息子が準備していた「キャッシュパスポート」は、トラベルプリペイドカードで、日本で家族がチャージすると、現地の通貨を現地のATMで引き出すことができます。

便利ですね。

クレジットカード機能もついているので、そのままクレジットカードとして使うこともできる頼もしさ。

時代も変わったものです。


長男、一路ロシアへ

長男がロシアへ旅立ちました。

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昨年はウラジオストクへ1ヶ月間と距離も期間も短かったのですが、今回は10ヶ月間で、場所もモスクワ寄りのカザン。

飛行機で10時間近くの長旅です。

今回は、モスクワで乗り換えのために空港隣接のホテルで1泊して、カザンへ向かいます。

午前中に成田発の便ということで、前日には名古屋を出発。

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空港近くのホテルで1泊し、予定時刻には無事搭乗の連絡がLINEに入りました。

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アエロフロート(ロシア航空)だったものの、ほぼ定刻通りの離陸となりました。

あとは無事到着を祈るばかり…。

カザンへ着けば、時差はちょうど6時間。

来年夏までこの状況は続きます。

いろいろと心配もありますが、日本でも今朝はJアラートがなる事態。

どこも一緒なのかも。

ロシアでは最近、LINEが使えなくなっているとのことで、とりあえずメールとスカイプで連絡をとっていく予定ですが、金沢でもあまり連絡がなかっただけにどこまで連絡が来るか…。

お盆明けの金沢からの引っ越しに始まり、私も出発するまでのあれやこれやに巻き込まれ、公私共に慌ただしい日々を過ごしていましたが、これでまた次男との日常が戻ってきました。

ロシアへ向かった長男や仮免までたどり着いた次男のがんばっている姿に励まされ、「私もがんばらないと」と気持ちが引き締まります。

これも子どもがいるプラス面。


今では使わなくなった、ゲームやカードの価値

部屋の片隅に、今となっては全く使うこともないゲーム機やカードがまとめて置いてありました。

以前、息子たちが遊んでいたゲーム機やゲームソフト、それに箱いっぱいに入ったポケモンやデュエルマスターズなどのカードです。

もう使わないので何とかしないとと思っていたのですが、長男の引っ越し荷物の片づけついでに、やっと本腰を入れ処分することに。

内容がよく分からないので、長男に同行してもらって買取しているリサイクルショップへ持っていきました。

私が何も考えずに処分してしまえば、燃えるごみと燃えないゴミに出しそうなものばかり…。

ところが、査定してもらった金額を見て、私にとっては「ゴミ」に見えても、欲しい人にとっては価値ある「モノ」であることに、今さらながらビックリしました。

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特にカードについては、簡単に仕分けして持って行ったり、宅配買取をしている会社へ郵送したりすれば、更に高い評価がつくこともあるとのこと。

レアカードになると万単位の買取価格がつくものもあるそうで、驚きです。(そんなカードまずありませんが)

もともと、カードそのものの価格は5枚で150円程度。

当時子供たちがお小遣いの範囲で買い集めていたものです。

それが、珍しいとかみんなが欲しがるという付加価値がつくことで、金額が変わるんですね。

「モノ」の評価は、評価する人や状況によって変わることに、改めて気づかされました。

これは「人」の評価でも当てはまるかも。

結局、カードは宅配買取を依頼することに。どうなるか楽しみです。


どうせなら、移動も楽しみながら行ってみた。

21日から3日連続で、岐阜県関市へ高校の就職ガイダンスにお伺いしました。

商業科と工業科に日程が分かれており、1日目の商業科は女子学生が大多数、2日目と3日目の工業科は、ほぼ男子学生。

私が住んでいる地域から関市へは公共の交通機関では行きにくく、「関市ってここから電車で行けるの?」と言われるくらい。

まぁとにかく、実際行ってみました。

最寄駅から名古屋鉄道に乗るのはいいとして、

そのあとJR高山本線、そして第三セクターの長良川鉄道へ乗り換えます。

高山本線は、駅に着いたら自分でボタンを押して開けるタイプ!

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長良川鉄道は、無人駅が多いので、駅に着くと運転手さんが改札を兼ねて料金を受け取ってくれます。

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ちょっとした小旅行気分。

ただ、関に着いても、駅から会場まで少し距離があるので、片道2時間近くの行程となりました。

実際にお伺いしてみると、自転車のカギをかける習慣がないくらい地域の雰囲気がいい中で育ち、素直な生徒さん達ばかり。

一日を終える頃には顔つきも引き締まり、社会へ出る準備に気持ちが向いたことを実感しました。

また工業科には、2日間を通じて女子は2人。

そんなことはものともせず、建築・住宅の仕事に女性としての観点で関わりたいと意欲を話す姿に、頼もしさを感じつつ会場を後にしました。


長男の引っ越しで金沢へ(後編)

荷造り途中の長男のアパートにはとても泊まれず、私は金沢市中心部のホテルに宿泊。

チェックアウト前に、兼六園へ散歩に行くことにしました。

何となく雲行きが怪しいので念のため傘を持ってホテルを7時過ぎに出発。

15分くらい歩いて兼六園へ着くころにはポツポツと雨が降り始め、雷の音?と思っているうちに、どしゃ降りになってしまいました。

「雨の兼六園もいいかも…」なんて言っていられないくらいの激しい雨でしたが、何とか景色をパチリ。

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兼六園へ来たのは、子供の頃と結婚した翌年に次いで3回目ですが、また紅葉の時期など、天気のいいときに来てみたいですね。

金沢を堪能しつつも、今回の目的は引っ越し。

午後の荷物の引き取りを待ち、16時にはアパートを後にすることができました。

翌日が仕事のこともあり、なるべく早く帰宅したいところでしたが、長いお盆休みの方達の帰省ラッシュに巻き込まれ…。

それでも、何とかアパートを引き払えたことにホッと帰宅すると、赴任先から帰宅した夫が中央道の土砂崩れを10分の差で逃れることができたとのこと。

無事一日が終えられたことへ、深く深く感謝…。


長男の引っ越しで金沢へ(前編)

今月末の出国を前に、長男が引っ越します。

大きな荷物は単身引っ越しパックにお任せすることにしたのですが、長男は車がないので、片付けの仕上げをして細かい荷物を持ち帰るために、私が17日に車で金沢へ向かいました。

車で金沢へ行くにはルートは二つ。

東海北陸自動車道か名神・北陸自動車道。

東海北陸自動車道は対面通行の部分があり、私はあまり好きではないので、名神・北陸自動車道のルートで向かうことに。

米原から北陸自動車道へ入りしばらく行くと、敦賀湾に出ました。

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少し曇っているものの、ずっと山の中でトンネルが多い東海北陸自動車道とは眺めが違う!

さらに先を急ぐと、日本海側に出るにつれいい天気に。

また海が見えてきたのでサービスエリアに入ってひと休み。

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お昼前に無事到着し、午後はひたすら荷物の整理…。

来年また使うと思うと、捨てるもの持ち帰るものの選別は迷います。

なんとかめどが立ったので、折角の金沢の夜、中心街の香林坊(こうりんぼう)へ出かけました。

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「能登のカキ小屋で焼きガキを150円で食べた」なんていう、息子のうらやましい話を肴に、金沢のおいしい料理を堪能。

翌日の引っ越しに備えます。