人は、相手によって話題を選ぶ。

成人式から帰った長男は、その翌日、久しぶりに会った友達との話題について話してくれました。

高校の同級生とは今年予定されている同窓会の情報確認、中学校の恩師とは最近連絡が取れない同級生の話題、地元の大学へ通う友人とは大学生活やアルバイトなどの近況、と言った感じで、相手に合わせて様々な話をしてきたようです。

でも、今年秋に決まったロシア行きのことは、「大学生で、留学しそうな学部の友人にだけ言った」とのこと。

「全部説明するのがめんどくさかったから」と。

既に社会人の友人もいれば、地元だけで生活していて海外なんて考えていない友人も多く、海外へ行くこと、さらにその行き先がロシアであることを短時間で説明するのが面倒だったというのです。

人は相手が興味を示したり共感してくれる話題を何気なく選んで会話を進めていきます。

じっくりと話す機会でなければ、説明に時間がかかったり、理解してもらいにくい話題は避けているのです。

我が家の子供たちは、家で学校の話題をあまりしませんでした。それも、子供たちなりに、私には理解しにくいと判断していたからかも…。

親として許容範囲が狭いと思われていたのか(^^;)

いまやキャリアコンサルタントという仕事をしている私としては、目の前に来談された方に、「何を話しても受け入れてもらえそう(=受容)」と感じてもらえる大切さと難しさを、あらためて考える機会となりました。


続・成人おめでとう。

成人式のために帰省した長男は、能登へ行った時に買ったという日本酒の原酒をお土産に持って帰ってきました。

折角なので祖父(夫の父)に持って行くことにしたのですが、「味見してからでいいよ」と言われ、私と長男の2人で味見することに。

成人式の前日、ぐい飲みで乾杯しつつ、息子が二十歳になったことにしみじみ。

大人になったなぁ~。

飲みながら語り合える年になった息子を前に、20年という年月の積み重なりを実感しました。

そして翌日。

地域によって成人式の日程は違い、この地域は8日が式典の日。

私は、成人の日の前日だから大丈夫だと思い込んで入れた仕事が、まるかぶりになってしまいました。

結局、成人式当日は夫に任せ、スーツ姿で出かけるところは見ることができず…。

LINEで送られてきた玄関前での写真を仕事の合間に見ながら、「ネクタイ曲がってるし…」「もっといい表情で撮ってほしい…(-“-)」と、もやもや。

ともあれ、成人式やその後の2次会・3次会で楽しんで明け方帰宅した息子も、翌日の午後には下宿先へ戻っていきました。

そして夫も赴任先へ。

賑やかでバタバタだった週末も終わり、後に残ったのは、ちょっとしたさみしさと、センター試験直前の次男との日常なのでした。


成人おめでとう。

今日は住んでいる市の成人式でした。

長男は県外に住んでいるものの、申し出ると出席できるとのこと。帰省して参加しました。

長男が生まれた年はどんな年だったか…振り返ってみると、O157やら狂牛病やら、食の安全に注目が集まった年。

その年の漢字も「食」でした。

それから20年、早いようでいろいろありました。

でも長男は無事20才になり、私も親として20周年を迎えました(笑)

私を親にしてくれたことに感謝!

そして、成人おめでとう!!


「勝ち組」も「負け組」も、みんな仲良し。

SMAP、とうとう解散しちゃいましたね。

1年間、ファンやマスコミを始め日本中、また世界中の人を巻き込んだニュースでしたが、年の終わりとともにさみしい幕切れとなりました。

そんな中、タモリが元旦のスポーツニッポンに、SMAPへの思いを直筆でつづったメッセージを寄せていました。

その中にあった「人生に勝敗なんてない」という言葉。

奥が深いですね。

世に言われる、「勝ち組」「負け組」

話題とすれば面白いのでしょうが、人生という長いスパンで考えたとき、何かが勝ちで何かが負けなんてことはないのです。

それぞれに大切な人生があるだけ。

働くことを中心に考えると、結婚して子供がいて実家が遠い私は、独身の実家暮らしの方がうらやましかった。

家事育児のスキを縫って働きながらも、仕事は別問題。求められることがあり、自分でもそれを目指してしまうことに、息苦しさを感じていました。

でもどうしても結婚したい人も子供が欲しい人もいて、その方達からすれば、結婚もして子供までいるのに仕事までこなそうなんて、と考える方もいたはず。

結局何をもって「勝ち」なのか「負け」なのか。

そんなことやっぱり意味がない。

「どうしても人間は比べたがる」けれど、自分の人生に自信を持ち、そして周りの方の人生を尊重して生きていく、そんな世の中にしていきたいですね。


人生に無駄なんてない、のです。

個人事業として仕事をしていて大変と言えば、会計処理。

半年分だから、と手を抜いていたのですが、やっと年越し前から本腰を入れ始めました。

私は以前簿記の資格を取って、会計事務所で働いていたことがあります。

子育てが少し落ち着いたので長く働ける仕事に就こうと思った時、どんなに小さな会社でも経理処理は必要だから簿記ができたら仕事に困らないのでは…と考えて簿記の資格を目指したのです。

でもやっとの思いで資格を取って会計事務所で働きだしてみると、働いている方々はみんな、私とは違い数字に対してセンスのある方ばかり。

がんばってもなかなか理解しきれないことが多く…。

結局、子供が続けて病気になり休みが続いたことを理由に、会計事務所は解雇されてしまいました。

あれから早10年。意外なことに、この会計事務所での経験が、フリーで仕事を始めるのを迷っっていた私の背中を押したのです。

迷い続ける日々の中で、個人事業や中小企業の会計処理を経験していたことが、自分だけでもこじんまり仕事を回していくことができるかも、と私に自信をくれました

会計事務所で働いていた当時は、数字にセンスのない自分に滅入ることも多かったし、仕事を失った時には、自分には価値がないと思う程自信を無くしました。

だから、経理の仕事へのイメージは散々だったのですが、そんな経験が反対に自分を後押ししたのです。

今思えば、あの経験があったから、今の自分がいる。

人生に無駄はないですね。

その時は無駄なのかも…と感じていることも、先々その経験から何かが生まれることもあるのです。

さぁ10年前の記憶を駆使して、後ひと踏ん張り。


あけましておめでとうございます。

2017年になりました。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は自他ともにいろいろなことがありました

その中で、本当にたくさんの方々にお世話になり感謝しております。ありがとうございました。

新しい年を迎え、昨年に引き続きひとつひとつ積み重ね、歩き続けたいと思います。

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今年は天候に恵まれ、穏やかなお正月となりました。

成人式で来週帰省予定の長男は、お正月は帰省せず…。そんなものです。

天気もいいので、子供のお宮参りや七五三でもお世話になった近所の神社へ、次男の合格祈願も兼ねて初詣に行ってきました。

今年もいい年でありますように。