「友達100人できるかな?」

おうかがいしている大学併設の幼稚園は、今日が入園式でした。

幼いながらも制服を着て手を引かれる姿はかわいいですね~。

そんなコメントがでるあたり、私も年を取ったものです(^^;)

その姿を見ながら、集団生活の新たな始まりを思い出していました。

私は、歌にもあるような「友達100人」なんて数の勝負はとてもできるような子供ではありませんでした。

幼稚園も遅刻の常習犯で、祖母に手を引かれ、幼稚園に隣接する公園を通りながらだましだまし連れていかれるのが常でした。

もう私がつく頃は園庭でのお遊戯も佳境に入っており、遅れて登園した私は、部屋から一人で、みんなのお遊戯の様子を見つめていた記憶があります。

その記憶を発端に、集団生活にはどちらかというと窮屈さを感じることも多く…。

自分の意見に引っ張られ、相手に合わせることにはかなりエネルギーを使っているような気がします。

でも、SNSでの友人数が話題になるような人付き合いはできません。

でも、それでもいいかな…と考えられるようになったのは、自分で仕事を始めて、自分のペースで動くようになった頃からです。

どうしても質より量の方が話題に出がちな人との関係ですが、新入生も新社会人も、そして新たな場へ臨まれた方々も、自分のペースで大切に関係を築いていってください。

そして、新たな人との出会いを楽しんでください。

 


うまくいかなかったからこそ、学んだこと

キャリアコンサルタント養成講座の受講生の方から、2度目のチャレンジでの合格報告がありました。

合格された方々、おめでとうございます!

これからは、同じキャリアコンサルタントとして、様々な方面で活躍されることを願っています。

残念ながら再チャレンジの方は気持ちを切り替え、次回こそはぜひ合格できることを祈っています。

私も、キャリアコンサルタント資格ができる前、移行もととなるCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)の試験を受けたのですが、一回目は不合格でした。

試験の後、当時の私はなんとなく、「合格じゃないかな~」と思っていました。

だから、不合格通知が来て、中に入っていた講評の言葉には、ひどくショックを受けました。

立ち直ってもう一回受けようと決めるまで、時間がかかりました。

経済的事情も含め、「今度こそは絶対に受からないと!」と、万全の態勢で臨んだ2回目で無事合格。

この時の試験は反対に、「今回はダメかも…」と思う内容でした。

今思えば、自分が成長することで見る目線も育つわけで、自分のアラもできなかったところも、やっと気づくようになっていたのだと思います。

「できている」と思ったまま1回目の試験に合格していたら、今の私はありません。

何となく受かり、受講生の方々にアドバイスをする機会があっても、自信を持って見当違いのコメントをしていたはず。

落ちたショックは半端なかったのですが、そこから得たものはとても多かったな~と、今は思います。

2度目のチャレンジで合格をつかんだ方々、ぜひ自信を持って進んでください。

ストレートで合格した自分より、必ず力のついた自分になっていますから。


レゴランドも、リニア・鉄道館も。

今日は4月1日。

名古屋では、レゴランドがオープンしました。

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うちの子供たちは2人ともレゴブロックにはまっていた頃があり、かつては、無防備に歩くと床に落ちたレゴを踏んで悶絶することもよくありました。

同じようにレゴ好きな友達(だいたい男兄弟のことが多い)が来た時は、色や形で分類しては、みんなで力を合わせて大作を作ってもいました

そのころ、ドイツ在住だった友人からレゴランドの存在を聞いたときは、彼らにとっては夢の国の話のようでした。

でもそんな彼らも今はレゴを触ることもなく…。

折角近くにできたレゴランドも、我が家から行く人はいないかも。

そんな場所が他にもあります。

名古屋にリニア・鉄道館ができたのは、子供たちが中学生の頃。

電車好きな私は心惹かれたのですが、部活に忙しい2人はもう既に親子でそんなところへ行ってくれる様子ではなく、ついつい行きそびれ…。

職業体験ができる「キッザニア」も、15歳までしか体験できないので、子供連れでしか行くことのない施設です。

キャリア関連の資格を学ぶ場で、職業体験の話の中で「キッザニア」が話題に出たとき、20数名の中で行ったことがあったのは子供がいた私だけでした。

子供がいると制約があって、できないことややりにくいこともたくさんあるけど、実は子供がいないとできないことややりにくいことだってたくさんあるのです。

自分が行きたい所へ子供をだしに行けたり、子供の頃の楽しさを追体験したりできたのは、子供がいたからこそ。

どうしても子育ては、大変なことばかりが取り上げられがちですが、それ以上に、子育てから得られることがもっと話題に上れば、イメージが変わるかも。