学び続ける「社会人」の後押しになる給付制度変更

国家資格「キャリアコンサルタント」が、10月から「専門実践教育訓練給付制度」の対象になり、今までと給付率が変更になりました。

今までは、受講にかかった費用の20%が受講後給付されていましたが、この制度を活用すると40%給付されます。

さらに、1年以内に資格に合格すると、追加で20%支給されます。(詳細は個々に異なりますので、ハローワークにお問い合わせください。)

がんばれば合計60%の受講費用が給付されることになり、仕事上、資格取得を迷っている方には、力強い後押しとなる制度変更です。

そういった意味でも注目されているキャリアコンサルタントの資格ですが、国家試験は2団体が実施しています。

特に、実技試験(論述と15分の面談ロールプレイ)は受験する団体によって問題が違うのです。

私は、両団体の資格を取得しており、以前とは異なるもう1つの団体の養成講座にも関わることになりました。

そもそも、国家試験を2団体が実施して、試験内容が違うということに、気持ちは複雑です。

でも、資格取得を目指す方々に向き合っていると、学ぶことへの向上心や対人援助職への思いは同じだと実感します。

団体の方向性の違いもある中、大切なことは何かを私も振り返って考えつつ、携わっていきたいと思います。