相手に分かるように話す。それは専門的な話でもおなじこと。

先日、理系院生のグループディスカッションと模擬面接を担当してきました。

グループディスカッションは、20名ほどの参加者の中に経験者がほとんどおらず、簡単な解説をしてからのスタートとなりました。

それでも、さすが「理系+院生

予め何も言わずとも、意見を交わす時も発表する時も、根拠も含めてまとめていました。

こういう論理的な点は「強み」ですね。

ぜひ本番でも活かして、気分で話し合いが進んでいる時に、ぐっと引き締める役目を担って欲しいものです。

続けて集団面接。

こちらも初体験の学生さんが多く、初回はキョロキョロもたもた。

でも、説明を受け、コツがつかめると見違えるようにしっかり対応できるように。

ほんと、準備は大切です。

この面接の中で確認した「研究内容」

さすがに理系の修士課程ともなると、文系の私には??な研究ばかり。

何も考えずに説明されると、さっぱり分かりません。

でも集団面接など入り口の選考では、理系だけでなく文系の学生と一緒に選考を受け、面接官も文系出身の人事担当者や事務系の総合職の方になる場合も多く…。

先々選考が進めば、技術系総合職の場合「技術面接」や「プレゼンテーション面接」もあるので、専門的な話は技術職の社員さんとの選考で語り合ってもらうことにして。

集団面接ではあくまで分かりやすく、「文系の友人や家族がわかるレベル」で説明するように伝えています。

話す」というコミュニケーションは「伝える」相手があってこそ。

一方的に相手の様子を考えずに話し続けても、コミュニケーションにはなりません。

それは、専門的な話でも同じこと。

相手に合わせ相手に伝わってこそ、コミュニケーションとして互いの理解が深まるのです。