毎週お伺いしている大学には、留学生が年々増えてきています。
中国・ベトナム・タイなどを中心に、中にはウズベキスタンから留学している学生もいます。
昨日もベトナム出身の女子学生と面談。
4年生なので就職の話には力が入ります。
「もし卒業までに就職が決まらなくても、帰国しないで日本で就職活動したい」とのこと。
留学生は「留学ビザ」で滞在しているので、卒業後は、就職が決まった企業からいただいた書類とともに手続きし、「就労ビザ」に切り替える必要があるのです。
でも、卒業までに就職が決まらなかった場合、手続きをすると「短期滞在ビザ」で最長半年間ビザが延長され、その間は日本で就職活動することもできます。
日本での外国人就労については、最近よく話題に出ます。
「外国人実習生への賃金未払い」などは、テレビでも取り上げられて話題になっていました。
今後、観光だけでなく、日本に働くために来る外国人が増えるにつれ、多くの場でより多くの問題が出てくると思います。
根本的に、日本は島国ですから、他の国の人が流れ込んでくるということを想定していないですし…。
理由はさておき、「日本で働きたい」と語る彼女の思いをまずは結果に繋げられるよう話をし、面接の練習をしているうちに、元気のなかった彼女も徐々に笑顔に。
その笑顔で働く彼女たちを、日本の社会はどう受け入れていくのでしょうか。
考えさせられますね。