チャンスを幸運に変えるには(後編)

偶然の機会を最大限に活用するためには、5つの条件があるとクランボルツは言うのです。

その条件とは

好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心

「冒険心」を持って行動を起こし、

「楽観性」と「持続性」で、うまくいかないときも何とかなるさとやり過ごして継続し、

とにかくやってみようと「柔軟性」と「好奇心」で、前向きに行動し続ける。

そうやって行動し続けたことで、結果として「機会」を活かすことができる訳です。

この話は、何も世界的なオペラ歌手や成功した起業家や芸能人だけの話ではありません。

未来は予測できないことだらけ。

計画も大切ですが、計画に縛られてしまってはもったいない。

かといって、予期できない出来事をただ待つだけもダメなのです。

機会を創り出すために、積極的に行動して出会いを増やし、その上でやってきた偶然は準備をもとに最大限に活用してステップアップの機会へと変えていく…。

「どうせ人生は何も変わらないよ」とか、「思い通りにいかないから考えても無駄」と思ってしまう時も、とにかく行動して出会いや機会に繋げていくことで、チャンスが幸運になるという訳。

行動によって幸運さえも引き寄せるこの考え方は、希望に満ちているなぁ…と私は感じています。

この考え方を知れば知るほど、やっぱり人との出会いや行動、そして日頃の取り組む姿勢は大切にしようと改めて思うのでした。


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