TV番組「秘密のケンミンショー」で甲州弁が取り上げられていました。
「だたらやせってぇから、ちょびちょびしちょし」
うんうん。小さい頃はそう怒られたよね。
甲州弁は山梨の方言なのです。
「山梨県に方言あるの?」と言われることもあります。
が、まぁこれが、若い頃にはかなり恥ずかしい方言なのです。
マツコの「月曜から夜ふかし」という番組で「ブサイク方言ワースト1」に選ばれたこともあるくらい。
だから、高校生の頃、東京へ遊びに行く時や修学旅行で県外へ出る時は、必死に隠していました。
でも、よもやのワースト1位。
「何事も中途半端よりは、1位のほうがいいか…」と開き直るしかない展開です。
甲州弁にいいイメージがあったのは、NHKの朝ドラ「花子とアン」の中で使われていた時です。放送当時は、「「こぴっと」ってどういう時使うの?」とか、「言ってみて」とか、いろんな人に言われました。
私は、かれこれ30年も山梨を離れているので、普段はすっかり尾張弁です。
単語や語尾も違えば、イントネーションも全て違うので、甲州弁も懐かしいな~。
番組を見ていた息子と、「甲府のばぁばたち、使ってたよね~!」と盛り上がりました。
*ほんなこんばっかいっちょし=そんなことばかり言わないで!
*だたらやせってぇから、ちょびちょびしちょし=すごく忙しいんだから、ふざけてるんじゃありません!