チャットのように文字で会話が楽しめる「LINE」で、24時間以内に送信したメッセージが「送信取消」できる機能が始まりました。
他の人に送ろうと思って、間違えて送信してしまったメッセージを取り消すことができるのですから、便利です。
私は今のところ、取り消したいと焦った経験はありません。
でも以前、グループラインのメンバーの方が、旦那さまにお迎えを頼むメッセージを間違えてグループラインへ送信していた時には、「これは恥ずかしい…」と同情しました。
LINEだけではありません。
会話の中でも、口に出してから取り消したいと思う言葉もあります。
話した方は覚えていないのに、相手の方が覚えているといったこともあります。
でも、私は取り消すことができないのも、言葉の良いところかな…とも思います。
便利ではありますが、取り消せることが前提では、発する言葉の扱いも軽くなります。
それに、取り消せないからこそ、言葉と大切に向き合うような気がするのです。
キャリアコンサルティングの中でも、「言葉」は大切です。
相手と私を繋ぐのも言葉ですから、言葉の取違いで、信頼関係が崩れることもあるのです。
でも、慎重になりすぎて伝えないのではなく、例えばこのブログのように、言葉を通じて考えや思いを伝えていくことも大切だと思っています。
これからも、「取り消せない言葉」の重みをプレシャーと感じるのではなく、より大切に、より丁寧に、言葉と向き合っていきたいと、改めて考える機会となりました。