今年は、大学3年生対象のインターンシップが、本当に数多く実施されています。
それに、売り手市場を反映してか、昼食付きや交通費が一定金額支給されるインターンシップも、目に付くようになってきました。
あまり好景気の実感はなくとも売り手市場なことは確かで、今年の採用活動で思うように採用できなかった企業も多いのです。
そんな企業にとっては、インターンシップの段階から、今度こそは来年の採用に繋げようと気合が入ります。
もちろん学生目線では「昼食目当て」の参加者もいるでしょうが、やはり参加するからには目的を持って参加することが大切です。
そしてその目的は、人によって違ってきます。
志望業界や職種が絞り切れないなら、複数のインターンシップに参加して、その時の印象を振り返り、自分の興味や価値観を絞るもよし。
仕事の理解を深めるなら、社員の方との懇談会で、現実的な「働く」感覚を理解するもよし。
グループディスカッションが苦手なら、グループワークを含むインターンシップに参加して経験を積むもよし。
志望企業のインターンシップに本気で準備して、本選考へ繋げるもよし。
やはり、参加するときは目的を持って選択し、参加後もその内容を振り返って今後へ繋げることが大切です。
どうしてもイベントっぽい印象で、スタンプラリーのように参加を重ねがちですが、目的を持って活用することで、より納得のいく就職活動に繋がっていくのです。