大学生たちの「長い」夏休みも、もう終わり。

朝晩めっきり涼しくなって、気をつけないと風邪を引きそうな季節の変わり目。

平日は自動車学校へ、週末はアルバイトへ、その合間に調整して友人と遊びにと、大学生らしく過ごしていた次男の長い夏休みも、今週末まで。

日々通っていた自動車学校では、今日が卒業検定。

無事通過すれば卒業となり、明日は愛知県民にはおなじみの「平針(ひらばり)」運転免許試験場です。

そしてニュースでは佳子さまがイギリスへ留学に出発されたと聞きましたが、同じ大学3年の長男の大学は先週から始まったようです。

結局連絡は滞りがちで、その後大した連絡もなく…。

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こんなスカイプでは、何にもわかりません(^^;)

まぁ、それぞれに、元気にがんばってくれれば何よりです。

私も少し時間が取れたので、久しぶりに映画を見に行きました。

折角なので、2本をはしご。

よかった~。堪能…。

キャリアカウンセリング理論家のホランドがいうところの「芸術的」興味が強い私にとって、映画を見たり、音楽を聴いたり、美術館へ行ったりする時間は、心身ともに整えるのに大切なときです。

秋、そしてその先の冬へ向け、気持ちも調整していきます。


カザン到着。遠くて近い不思議な感覚。

長男が無事カザンへ到着しました。

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途中、モスクワの空港へ到着した時にメールで空港の写真が送られてきたものの、カザンまで、前泊や乗り換えの宿泊を含めると、名古屋を出発してから丸2日の旅程となりました。

ニュースでは、LINEが使えなくなったと言われていたのですが、まだ使えるようで、LINEで到着の連絡と画像が送られてきました。

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ちょっと寒そうです。

その後、私が晩御飯を作っていると、「キャッシュパスポート」の暗証番号が分からなくなったと連絡が入りました。

ご飯の支度の手を止め、いろいろと調べながらのLINEのやり取り。

日本にいる時の感覚と変わりません。

今回現地で使うお金の準備には「キャッシュパスポート」を利用していきます。

以前は、海外でお金を使う手段として「トラベラーズチェック」があったのですが、なんと2014年に日本国内の販売が終了。

息子が準備していた「キャッシュパスポート」は、トラベルプリペイドカードで、日本で家族がチャージすると、現地の通貨を現地のATMで引き出すことができます。

便利ですね。

クレジットカード機能もついているので、そのままクレジットカードとして使うこともできる頼もしさ。

時代も変わったものです。


長男、一路ロシアへ

長男がロシアへ旅立ちました。

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昨年はウラジオストクへ1ヶ月間と距離も期間も短かったのですが、今回は10ヶ月間で、場所もモスクワ寄りのカザン。

飛行機で10時間近くの長旅です。

今回は、モスクワで乗り換えのために空港隣接のホテルで1泊して、カザンへ向かいます。

午前中に成田発の便ということで、前日には名古屋を出発。

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空港近くのホテルで1泊し、予定時刻には無事搭乗の連絡がLINEに入りました。

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アエロフロート(ロシア航空)だったものの、ほぼ定刻通りの離陸となりました。

あとは無事到着を祈るばかり…。

カザンへ着けば、時差はちょうど6時間。

来年夏までこの状況は続きます。

いろいろと心配もありますが、日本でも今朝はJアラートがなる事態。

どこも一緒なのかも。

ロシアでは最近、LINEが使えなくなっているとのことで、とりあえずメールとスカイプで連絡をとっていく予定ですが、金沢でもあまり連絡がなかっただけにどこまで連絡が来るか…。

お盆明けの金沢からの引っ越しに始まり、私も出発するまでのあれやこれやに巻き込まれ、公私共に慌ただしい日々を過ごしていましたが、これでまた次男との日常が戻ってきました。

ロシアへ向かった長男や仮免までたどり着いた次男のがんばっている姿に励まされ、「私もがんばらないと」と気持ちが引き締まります。

これも子どもがいるプラス面。


長男の引っ越しで金沢へ(後編)

荷造り途中の長男のアパートにはとても泊まれず、私は金沢市中心部のホテルに宿泊。

チェックアウト前に、兼六園へ散歩に行くことにしました。

何となく雲行きが怪しいので念のため傘を持ってホテルを7時過ぎに出発。

15分くらい歩いて兼六園へ着くころにはポツポツと雨が降り始め、雷の音?と思っているうちに、どしゃ降りになってしまいました。

「雨の兼六園もいいかも…」なんて言っていられないくらいの激しい雨でしたが、何とか景色をパチリ。

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兼六園へ来たのは、子供の頃と結婚した翌年に次いで3回目ですが、また紅葉の時期など、天気のいいときに来てみたいですね。

金沢を堪能しつつも、今回の目的は引っ越し。

午後の荷物の引き取りを待ち、16時にはアパートを後にすることができました。

翌日が仕事のこともあり、なるべく早く帰宅したいところでしたが、長いお盆休みの方達の帰省ラッシュに巻き込まれ…。

それでも、何とかアパートを引き払えたことにホッと帰宅すると、赴任先から帰宅した夫が中央道の土砂崩れを10分の差で逃れることができたとのこと。

無事一日が終えられたことへ、深く深く感謝…。


長男の引っ越しで金沢へ(前編)

今月末の出国を前に、長男が引っ越します。

大きな荷物は単身引っ越しパックにお任せすることにしたのですが、長男は車がないので、片付けの仕上げをして細かい荷物を持ち帰るために、私が17日に車で金沢へ向かいました。

車で金沢へ行くにはルートは二つ。

東海北陸自動車道か名神・北陸自動車道。

東海北陸自動車道は対面通行の部分があり、私はあまり好きではないので、名神・北陸自動車道のルートで向かうことに。

米原から北陸自動車道へ入りしばらく行くと、敦賀湾に出ました。

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少し曇っているものの、ずっと山の中でトンネルが多い東海北陸自動車道とは眺めが違う!

さらに先を急ぐと、日本海側に出るにつれいい天気に。

また海が見えてきたのでサービスエリアに入ってひと休み。

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お昼前に無事到着し、午後はひたすら荷物の整理…。

来年また使うと思うと、捨てるもの持ち帰るものの選別は迷います。

なんとかめどが立ったので、折角の金沢の夜、中心街の香林坊(こうりんぼう)へ出かけました。

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「能登のカキ小屋で焼きガキを150円で食べた」なんていう、息子のうらやましい話を肴に、金沢のおいしい料理を堪能。

翌日の引っ越しに備えます。


引っ越しは、いろいろなモノとの別れの時

7月も、もうそろそろ終わり。

本格的に長男の引っ越しについて決めないといけない時期になりました。

長男は9月から海外へ留学するため、夏休み中に下宿を引き払い、自宅へ荷物を引っ越すのです。

結構距離があるので、普通に引っ越しを頼むとかなりの出費になってしまいます。

とは言え、学生の一人暮らしと言っても、冷蔵庫も洗濯機も電子レンジもテレビも…と、2年も住めばしっかり生活用品も増えています。

あれやこれやと、手間や金銭面など、いろいろと検討。

結局、単身パックを頼むことにしました。

さらに、私も引っ越しの前日に行ってハッパをかけ、車でこまごましたものを運ぶことにしました。

私は、引っ越しにいい思い出がありません。

自分でも、今まで大小合わせて6回引っ越しを経験したのですが、なんとなく荷造りをしたくないままに中途半端な荷造りでずるずると当日を迎え、慌てふためいて、最後に無理やり荷物を手持ちして引っ越すパターンが多いのです。

大学を卒業して、静岡から就職先の浜松へ引っ越した時などは、手伝いに来た父親があまりの準備の悪さに怒り出し、見送りに来てくれた友人との別れの挨拶もそこそこに、気まずい空気の中で引っ越していく羽目になったぐらいです。

家族が増えてからの今の家への引っ越しの時は、今度こそ早めの支度をと取り掛かったものの、そこそこ近い距離での引っ越しだったため、結局詰めが甘く、最後はバタバタでした。

どうも私は

モノを片付ける=別れる=さみしい=やる気にならない

という流れになってしまうらしく…。

そんな私の血を引き継いでいる長男ですから、無事引っ越しができるのか…。

また戻ってくることを想定して、長男は友人の下宿へいろいろ預けるつもりらしいのですが、何しろ、お盆までに荷物を減らしてくれていることを祈ります。


乙種第4類危険物取扱者試験

次男は4月に大学から履修登録など様々ガイダンスを受けていましたが、その中で一番反応があったのは資格取得講座でした。

よっぽど説明が良かったのか、それとも何かに惹かれたのか、自分から受けてみたいと話してきました。

家以外では態度も違うようですが、家では「あれやりたい」「これやりたい」といってくるタイプではなく、「これどう?」と聞いても、気が向いたものだけ取り組む次男です。

気が向かなければ、勧めても完全スルー。

だからより一層ツボにはまることは何なのか、気にかけていたのです。

大学受験も、何となく不完全燃焼と感じている私としては、何かに気持ちを向けて取り組んでほしいと日々願っています。

とにかく自分から言い出すことも珍しいので、早速「申し込んでみたら!」と後押し。

大学の講義後に毎週学内で受講できることもあって、休むことなく試験日を迎えました。

当日は、工業系の高校生が学校単位で受験に来ている中に交じっての受験だったそうです。

資格の難易度よりも、自分から取り組んだ姿勢を尊重し、結果を待ちたいと思います。

今月下旬からは、大学初の試験期間を経て、夏休みに。

夏休み中にはあらかじめ話していた自動車の運転免許も取る気になり、自動車学校の説明会で聞いてきた内容を説明してくれました。

長男も1年生の夏休みに免許を取っていて、2人目だと、ついつい私も知ってる内容を聞き流しがちですが、本人にとっては初めてのこと。

その点を自分に言い聞かせ、しっかり話を聞かないと…って、これはキャリアコンサルティングでも大切なことでした。

自分も経験した仕事や境遇の方の話を伺う時は「分かったつもり」になりがちなので、注意が必要なのです。

知っていると思う話こそ丁寧に。

その方の経験をそのままに聞いていきます。

このまま、次男のやる気が続きますように…。


「名もなき家事」と無償労働

さすがに梅雨らしいジメジメとした日が増えてきて、気温があまり上がらずともクーラーをつけたいと思うようになってきました。

そもそも、私はそれ程クーラーに頼らずもっぱら扇風機でしのぎがちなのですが、我が家は男が多く、みんなクーラーをつけたがります。

蒸し暑さに負け、やっと重い腰を上げてクーラーを掃除したことで、我が家もクーラー解禁となりました。

業者の方だと中まで徹底して掃除してもらえるので頼む時もあるのですが、何となく私が掃除して終わりの年も多いのです。

やりだせば2時間ほどで、3台続けて掃除してしまうのですが、やり始めるまでが、なかなか気が重い…。

一通り終わって、クーラーをつけた部屋で、

「業者さんに頼んだら1台1万円以上するよ~」と話す私に、

週末帰宅していた夫からは、感謝の言葉はありつつも、

「じゃあ、○○(次男)から5千円もらったら~」と一言。

ほんと、家事とはなんと無償労働が多いことか…。

家事分担をしていても、「名もなき家事」の負担が妻側に大きいという話題もありました。

分担した家事の合間に妻がこなす「名もなき家事」は、夫には認識されていないとのこと。

トイレットペーパーが無くなったら買いに行く。

食事の献立を考える

調味料を補充・交換する

手洗い場のタオルを取り替える

クリーニングに出す・取りに行く

町内やマンションンの会合に出席する

などなど…。

まだまだ家事については改善の余地ありですね。


大きくなったら何になる?

次男がアルバイトを始めることになりました。

大学が遠く通学の心配をしていましたが、4月は何とか授業の履修も決まり、日々通学していました。

ところが、4月末から何となく「5月病か!?」と心配になる雰囲気に…。

でも、ゴールデンウィークの終わりに高校の友人たちと会ってからは、はた目にも元気になって、「アルバイトしよっかな~」と。

そして次男が探してきたのが、お寿司屋さんのアルバイト。

これには内心びっくりするやらおかしいやら。

というのも、小学生の頃まで、

「大きくなったら何になりたいの?」と聞くと、次男は必ず「お寿司屋さん!!」と即答していたから。

最近話題に出なかったから、まさかこのタイミングでアルバイトで夢を叶えようとは…。

面白いから長男にLINEしたら、「すし職人になるの…?」という返事。

まぁ、あくまでアルバイトだけど、まさか本当に実現させるなんて。

私は小学生の頃は、獣医さんか薬剤師さんという、まさに理系の仕事にあこがれていました。

その後、高校で文系へ進み、その道はなくなったのですが、もし夢に向かっていたらどうだったのか?

次男の意外に初志貫徹な所に感心してしまいました。


うまくいかない時は、バトンタッチ

ささいなことをきっかけに、次男ともめてしまいました。

ちょうど夫が帰ってくる日だったこともあり、なんとなく冷戦状態だったその間に入ってもらうことができました。

家族の人数が多いとなんだかんだもめますが、他の人と関わる中で紛れてしまうことも多いのです。

でも去年の夏から、家では次男と2人でいることも多く、抜いた矛(ほこ)は自分で納めなければならない訳で…。

翌日、夫は次男を連れ出し、受験勉強で使った問題集やらテキストやらを、休日でも受け付けている資源回収場所へ出しに行きがてら話をしてきたようです。

男同士だと、私とは目線も角度も違うようで…。

私は2人姉妹で育ち女系家族だったため、男の子2人が生まれてから育てることに戸惑いも多く、自分一人で男の子を育てる自信がありませんでした。

そこで子育て中も、トイレのレクチャーに始まり、レゴやゲーム関連、ウオータースライダーやら蝉取りやらは夫に任せ、口を挟まないようにしていました。

休日に、いそいそ男3人で出かける時もありました。

その時には、きっと知ったら突っ込みたくなることもしていたかも知れないけど、そこは敢えて触れずに、違った角度から関わってもらいました。

だから私が行き詰ったときには、バトンタッチ。

これで次男と私も、また元のさやに納まりました。