ロシアは遠くて近い、そして近くて遠い

ロシアに長男が旅立ってから、そろそろ3か月が経とうとしています。

そもそも日本にいる間もたまにしか連絡は来なかったので、その延長線といったところ

さすがに遠い異国の地にいるだけに、「最低月に1回は連絡するように」厳命。

スカイプを繋げば、すぐそこにいるように話ができる便利な世の中。

私が小学生の頃は、科学館のテレビ電話は珍しさで奪い合いだったというのに、今では自宅で気軽に顔を見ながらロシアの長男と話すことができます。

ロシアとの時差は-6時間。

夕飯の支度の最中に、LINEへ「今から電話できるよ」とコメントが。

タイミングを逃すとまた先延ばしになってしまうので、早速スタンバイ。

大学から帰宅していた次男と一緒に、長男の寮の部屋や外の景色を見せてもらっているうちに、ちょうど夫も帰宅。

夫が長野へ赴任中は話す機会もなかったので、3か月ぶりの親子の会話です。

冬に備えて買ったコートや靴は見せてもらったものの、外にはまだほとんど雪もなく、部屋はどこも暖房が効いているので暖かいと。

ロシア正教会のクリスマスは1月7日で、欧米みたいに12月にクリスマス休暇はないけれど、1月が長い休みなので「避寒」に出かけるとのこと。

「ギリシャへ行こうかな~。」

「フランスやスペインより安全そうだし…」

今や日本ほど安全な国はない訳で、

心配ではあるけれど、行動に向かう気持ちも尊重したい…と心は複雑です。

とりあえず、「心配」なことは伝え、心構えと準備をしっかりするように言って電話を切りました。

来年の留学の終わりには中央アジアにも行きたいと話す長男を、頼もしくもあり、心配でもあり。

親であることで芽生えた感情を実感中です。


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