グループディスカッションという選考

大学の新卒就活では、疑似会議で人との関わり方を評価しようと、グループディスカッションを選考ステップにおいている企業が結構あります。

面接のように、企業の方と対面し続ける選考と違って、同世代の学生と話し合いに集中していると、「素」が出がちなので要注意です。

あくまで仕事の場を意識した選考ですので、適度な緊張感で、気持ちを引き締めて臨みます。

ぐちゃぐちゃなカバンの中が丸見えなのは見苦しいのでカバンの口は閉じるとか、机の上にど~んと置いてあるぬいぐるみみたいなペンケースは変えていくとか、ビジネスを意識します。

グループディスカッションの選考を受けた学生さんとよく話題に出るのが、「今日はメンバーに恵まれなかったんです(泣)」というグチ。

もちろん、どうにも収拾がつかなくなるような発言を吹っ掛ける人や、うながしてもうながしても発言がなくお通夜のようなメンバーたちに、心折れることもあると思います。

でも、本当に選考している企業にとって、最後までそのメンバーでの最善を尽くそうとする姿は必ず目に留まります。

もし、その精一杯な姿を評価してもらえない企業であれば、実際に働きだしても、状況にめげず努力することを評価してもらえない可能性もあるわけです。

その企業とはご縁がなかったと割り切って先へ進みましょう。

努力が全て結果に繋がらないのも就活ですが、正解を探すのではなく、自分のがんばる場を探す活動として、しっかり目を見開いて活動し続けることが大切です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

nine − eight =