ブログの整理も、人生の整理も、根っこは一緒。

このブログも初めて半年。

112本アップすることができました。

当初、書く内容はあまり制限せず、大まかな方向の中で書きたい内容を日々綴ってきました。

読み返してみると、自分が関心を持ってきた変遷も面白いですね。

でも半年たち、一度振り返ってカテゴリーを整理し、分類し直すことにしました。

私自身の方向性や偏りを整理するのはもとより、少しでも読みやすく、何かの気づきを先へ繋げるために。

このことは、実際に自分が進む方向についても同様です。

大きく方向は定めつつも、時に立ち止まって、自分の行きたい方向とのずれを調整し、また進んでいく。

進みたい方向と内容がずれてきたからといって単純に元に戻すだけでなく、立ち止まり、もしかしたら「ずれた方向」に進む方がより良いかもしれない、と自分自身に問いかけては判断し、方向を決めていく。

その繰り返しですね。

仕事も人生も…。


センター試験の前は、共通一次試験だった。

私が高校3年生の時受験したのは共通一次試験。それも、5教科7科目から5教科5科目に変わり、大きく制度が変更された年でした。

一番大きく変わったのは、今まで1校しか受験できなかったのが、2校(最大3校)受験することができるようになったことでした。

受ける学校が増えれば合格する機会が増えると考えるのは考えが甘く、前例のない受験体制に、受験の現場は大混乱。

前の年の倍率なんて何の役にも立たない訳で…。

しかも、大学によって前期後期が決まっていたので、どこでも2校受けられるわけではなかったのです。

そんな中で何より大変だったのが、共通一次を受ける前に2校とも願書を出さないといけないという、今では考えられない制度でした。

試験の翌日自己採点をしていた教室で、共通一次を失敗し、願書を出した大学2校とも、受験さえできずに不合格が確定してしまった同級生の背中は、今でも忘れられません。

結局翌年から、それぞれの大学が日程をA・Bに分けるようになったり、共通一次が終わった後の自己採点を見て受験校へ願書を出せるようになったり、毎年コロコロと制度が変わったあげく、「センター試験」と呼ばれる試験に変わったのでした。

今では、私立大学の入試でもセンター試験の受験結果を利用する選考が設定されていて、息子の通う普通高校でも、学年全体にセンター試験の受験が促されていました。

私は、「共通一次」を思い出すたびに、あのとき失敗した同級生の姿を思い出します。

普段は温厚で成績優秀だった彼は、その後私立大学に進み、卒業後地元で一番の新聞社であり民放放送局である企業に入社しました。

初めは記者志望だったそうですが、後に夕方のローカルニュース番組のメインキャスターとして活躍し、県内で知らない人はいないほど慕われるアナウンサーになりました。

まさに「人生何がどう転ぶか分からない」ですよね。

そして、受験生たちのこれからの人生だって、何が起こるか分からない。

だからこそ、上を向いて進んでいってほしいのです。


雪のセンター試験

センター試験の週末が近づくにつれて、雪の予報、しかも「この冬最大の寒波で大荒れ」の予報が出るようになり、うちのみならず、全国の受験生とその家族が心中穏やかではない数日間を過ごしました。

そしてその当日。

やっぱり愛知県は雪…。

普段雪の降らない地方なだけに、試験日当日(しかも2日とも)に雪が降るなんて、日程が恨めしい…。

センター試験の受験会場は希望が出せるわけではなく、次男の受験会場は名古屋市内の大学でした。

名古屋市内在住で地下鉄で向かう場合なら雪の影響も少ないのですが、我が家は名古屋市内ではないので、雪で私鉄が遅延・運休することが心配です。

1日目は少し早く出発して事なきを得たのですが、2日目は遅延が発生していまい、自宅から一番近い地下鉄の駅まで送っていくことに。

イレギュラーな日にイレギュラーな対応を求められる、落ち着かない朝でした。

次男の高校はアットホームな雰囲気で、先生方が受験会場に隣接する公園で、雪の中待っていて下さるのだとか。

試験会場へ行く途中に立ち寄るように言われたという息子と、「修学旅行の自由行動のチェックポイントみたいだね」と話しつつ、本当にいろんな方々の応援に支えられているありがたさを実感しました。

さぁ、あともう少し、がんばれ!


AI(人工知能)技術が普及すると、仕事はどうなる?

新しい年が明けて早々、「AI(人工知能)技術の普及により、2030年には雇用が240万人減る」との試算を三菱総合研究所がはじき出しました。

少子高齢化だから働く人の人口は減っていくものの、雇用はそれよりも減りそうです。

特に、女性に人気の事務職や販売職、非正規雇用の多い生産現場の職が減っていく予想なので、雇用人数が減ることもですが、ある職種が急激に減ってしまうことが問題ですね。

「働ければどんな仕事でもするか」と聞いたときに、「YES」という人はそう多くはないですから。

では、いったい人間の方がAIより優れている仕事は何でしょうか。

AIが得意とするのは、蓄積した情報の分析や計算で、画期的なものを生み出すことは苦手です。

そして、創造力やコミュニケーション力は人間の方が優れていると言われています。

これからは、そんなことも意識しながら人間の強みを伸ばす工夫も必要です。

こんな状況の中、大学新卒就活で話題にでる職業の将来性はどうでしょうか。

AI技術の普及以前に、高度成長期のような右肩上がりの景気もなく、バブルもはじけ、リーマンショックなんてことも起こり、過去の環境が将来もずっと続く保証なんてどこにもありません。

だからこそ、どんな仕事に就いても周りの状況や環境を柔軟に受け入れて対応できることが大切になってきます。

自分が働くうえで譲れない部分は何かをしっかり自分でつかみ、そこは大切にしながら、その他は柔軟に対応しつつ生き抜いていく力こそが必要なのです。


人は、相手によって話題を選ぶ。

成人式から帰った長男は、その翌日、久しぶりに会った友達との話題について話してくれました。

高校の同級生とは今年予定されている同窓会の情報確認、中学校の恩師とは最近連絡が取れない同級生の話題、地元の大学へ通う友人とは大学生活やアルバイトなどの近況、と言った感じで、相手に合わせて様々な話をしてきたようです。

でも、今年秋に決まったロシア行きのことは、「大学生で、留学しそうな学部の友人にだけ言った」とのこと。

「全部説明するのがめんどくさかったから」と。

既に社会人の友人もいれば、地元だけで生活していて海外なんて考えていない友人も多く、海外へ行くこと、さらにその行き先がロシアであることを短時間で説明するのが面倒だったというのです。

人は相手が興味を示したり共感してくれる話題を何気なく選んで会話を進めていきます。

じっくりと話す機会でなければ、説明に時間がかかったり、理解してもらいにくい話題は避けているのです。

我が家の子供たちは、家で学校の話題をあまりしませんでした。それも、子供たちなりに、私には理解しにくいと判断していたからかも…。

親として許容範囲が狭いと思われていたのか(^^;)

いまやキャリアコンサルタントという仕事をしている私としては、目の前に来談された方に、「何を話しても受け入れてもらえそう(=受容)」と感じてもらえる大切さと難しさを、あらためて考える機会となりました。


続・成人おめでとう。

成人式のために帰省した長男は、能登へ行った時に買ったという日本酒の原酒をお土産に持って帰ってきました。

折角なので祖父(夫の父)に持って行くことにしたのですが、「味見してからでいいよ」と言われ、私と長男の2人で味見することに。

成人式の前日、ぐい飲みで乾杯しつつ、息子が二十歳になったことにしみじみ。

大人になったなぁ~。

飲みながら語り合える年になった息子を前に、20年という年月の積み重なりを実感しました。

そして翌日。

地域によって成人式の日程は違い、この地域は8日が式典の日。

私は、成人の日の前日だから大丈夫だと思い込んで入れた仕事が、まるかぶりになってしまいました。

結局、成人式当日は夫に任せ、スーツ姿で出かけるところは見ることができず…。

LINEで送られてきた玄関前での写真を仕事の合間に見ながら、「ネクタイ曲がってるし…」「もっといい表情で撮ってほしい…(-“-)」と、もやもや。

ともあれ、成人式やその後の2次会・3次会で楽しんで明け方帰宅した息子も、翌日の午後には下宿先へ戻っていきました。

そして夫も赴任先へ。

賑やかでバタバタだった週末も終わり、後に残ったのは、ちょっとしたさみしさと、センター試験直前の次男との日常なのでした。


成人おめでとう。

今日は住んでいる市の成人式でした。

長男は県外に住んでいるものの、申し出ると出席できるとのこと。帰省して参加しました。

長男が生まれた年はどんな年だったか…振り返ってみると、O157やら狂牛病やら、食の安全に注目が集まった年。

その年の漢字も「食」でした。

それから20年、早いようでいろいろありました。

でも長男は無事20才になり、私も親として20周年を迎えました(笑)

私を親にしてくれたことに感謝!

そして、成人おめでとう!!


「勝ち組」も「負け組」も、みんな仲良し。

SMAP、とうとう解散しちゃいましたね。

1年間、ファンやマスコミを始め日本中、また世界中の人を巻き込んだニュースでしたが、年の終わりとともにさみしい幕切れとなりました。

そんな中、タモリが元旦のスポーツニッポンに、SMAPへの思いを直筆でつづったメッセージを寄せていました。

その中にあった「人生に勝敗なんてない」という言葉。

奥が深いですね。

世に言われる、「勝ち組」「負け組」

話題とすれば面白いのでしょうが、人生という長いスパンで考えたとき、何かが勝ちで何かが負けなんてことはないのです。

それぞれに大切な人生があるだけ。

働くことを中心に考えると、結婚して子供がいて実家が遠い私は、独身の実家暮らしの方がうらやましかった。

家事育児のスキを縫って働きながらも、仕事は別問題。求められることがあり、自分でもそれを目指してしまうことに、息苦しさを感じていました。

でもどうしても結婚したい人も子供が欲しい人もいて、その方達からすれば、結婚もして子供までいるのに仕事までこなそうなんて、と考える方もいたはず。

結局何をもって「勝ち」なのか「負け」なのか。

そんなことやっぱり意味がない。

「どうしても人間は比べたがる」けれど、自分の人生に自信を持ち、そして周りの方の人生を尊重して生きていく、そんな世の中にしていきたいですね。


人生に無駄なんてない、のです。

個人事業として仕事をしていて大変と言えば、会計処理。

半年分だから、と手を抜いていたのですが、やっと年越し前から本腰を入れ始めました。

私は以前簿記の資格を取って、会計事務所で働いていたことがあります。

子育てが少し落ち着いたので長く働ける仕事に就こうと思った時、どんなに小さな会社でも経理処理は必要だから簿記ができたら仕事に困らないのでは…と考えて簿記の資格を目指したのです。

でもやっとの思いで資格を取って会計事務所で働きだしてみると、働いている方々はみんな、私とは違い数字に対してセンスのある方ばかり。

がんばってもなかなか理解しきれないことが多く…。

結局、子供が続けて病気になり休みが続いたことを理由に、会計事務所は解雇されてしまいました。

あれから早10年。意外なことに、この会計事務所での経験が、フリーで仕事を始めるのを迷っっていた私の背中を押したのです。

迷い続ける日々の中で、個人事業や中小企業の会計処理を経験していたことが、自分だけでもこじんまり仕事を回していくことができるかも、と私に自信をくれました

会計事務所で働いていた当時は、数字にセンスのない自分に滅入ることも多かったし、仕事を失った時には、自分には価値がないと思う程自信を無くしました。

だから、経理の仕事へのイメージは散々だったのですが、そんな経験が反対に自分を後押ししたのです。

今思えば、あの経験があったから、今の自分がいる。

人生に無駄はないですね。

その時は無駄なのかも…と感じていることも、先々その経験から何かが生まれることもあるのです。

さぁ10年前の記憶を駆使して、後ひと踏ん張り。


あけましておめでとうございます。

2017年になりました。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は自他ともにいろいろなことがありました

その中で、本当にたくさんの方々にお世話になり感謝しております。ありがとうございました。

新しい年を迎え、昨年に引き続きひとつひとつ積み重ね、歩き続けたいと思います。

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今年は天候に恵まれ、穏やかなお正月となりました。

成人式で来週帰省予定の長男は、お正月は帰省せず…。そんなものです。

天気もいいので、子供のお宮参りや七五三でもお世話になった近所の神社へ、次男の合格祈願も兼ねて初詣に行ってきました。

今年もいい年でありますように。