今どき、新卒の就活では、大学指定の「履歴書」を使うことが多いのです。
大学名が入り、大学独自のフォーマットで作られた履歴書を、封筒とともに大学内の生協・書店で販売していたり、大学内で配布していたりします。
市販の履歴書では、職歴のない新卒の学生はアピールできる内容が少ないので、大学のキャリアセンターでは「大学指定の履歴書」を使うように言うところが多いです。
就活でよく話題に出るES(エントリーシート)は、企業によって設問も違いますし、提出がある企業もない企業もあります。
でも履歴書は、提出のタイミングは様々でも、ほとんどの企業でいずれ提出することになります。
エントリーシートも、履歴書で作成した文章を活用して対応できる設問も多いので、まずは履歴書の文章を作成して備えるといいですね。
履歴書は、大まかに2つの部分からできています。
名前・住所・電話番号・アドレス・学歴などを記入する履歴部分。
そして、趣味・特技や、自己PR・学生時代力を入れたこと(「ガクチカ」なんて呼ばれてます)、志望動機などを記入する、文章の部分。
実は、この文章の部分こそ準備が必要なのに、それでいてなかなか取り組みにくいのです。
でも、履歴書も、エントリーシートも、面接も、大まかにこれらの文章を中心に選考が進んでいきます。だからこそ、今ここでしっかり時間をかけて試行錯誤することが大切なんです。
結果、自分の考えが文章に整理されると、面接でも自分について語れるようになっていきます。
文章を書くときは、始めは履歴書の字数よりなるべく多く文章を書き出して、徐々にまとめながら、内容の濃い文章に仕上げていきます。
あとは、活動をする中で見直しながら進めるといいですね。
まぁ、うまく書けないなぁ~なんて時は、大学のキャリアセンターに相談に行くとアドバイスがもらえます。
昔は「就職課」なんて固いイメージでしたけど、今や「キャリアセンター」は学生さんの味方です!今はまだ空いてますし…。