SMAPの解散に思う

結局、解散でしたね。

ショックですが、せっかくキャリアコンサルタントをしているので、SMAPの解散を、シャインの「個人と組織のキャリア理論」を参考に考えてみることにしました。

シャイン曰く…

個人は、自分が得意なこと・本当にやりたいこと(キャリア・アンカー)をみつけることが大切。

そして、キャリア・サバイバルというツールを使って、自分自身と組織とのニーズの調和を高めることを目指そう。でも、そのニーズのマッチングはダイナミックに変化するので、定期的に見直すことが必要。

こんな視点からSMAPを振り返ると…

当初はグルーブで一緒に活動することが中心で、「夢がMORIMORI」のキックベースも歌番組でも、5人(6人?)一緒に活動していました。

でもその後、司会・俳優・ナレーター等々個人の得意分野で活躍し始めてからは、コンサート・歌番組でのSMAPの活動と、ソロ活動とが、分かれていきました。

そうして年齢と共に変化してきた彼らが40代になり、またSMAPとしての活動を変化させることは自然だったのかもしれません。

それが解散なのかグループとしての限定的な活動なのか、見直す内容の違いはあっても、見直し自体は自然なことだったし、必要な時期だったのです。

その自然な見直しが、「裏切り」や「謝罪」と表現される対象とされてしまい、彼らが先へと歩み出すのを阻む大きな出来事になったことを、とても残念に思います。

彼らの歌や姿に力をもらった私としては、今後も5人が自分らしく人生を歩んでいけるよう、あたたかく見守っていける社会・業界また事務所であることを願ってやみません。