大学受験での思いを、就職活動でリベンジする

昨日、次男のセンター試験の受験料を振り込みました。銀行窓口の受付印が必要なので、これは親の役割ですね。

遅ればせながら、いよいよ次男も受験モードに入ったようです。

同じように育てても、長男と次男では大学受験への取り組み方も、志望校の決め方も違い(文系・理系も)、不思議なものです。

昨年、私立大学で就職支援に携わっていた時に、「国公立大学の受験に失敗したので、就職はリベンジしたい」という学生に、何人も出会いました。

企業の面接で、「どうして今の大学を選んだか」聞かれるのがつらいと。

その年は、私自身、ちょうど長男が受験生だったこともあり、受験生がどんな気持ちでどんな日々を送っているか、その結果が出たときの状況・気持ちが頭をよぎりました。

その学生たちの話に、どうしても、「親」としての「自分」の感情が動いてしまい、私は「カウンセラー」としてセーブしながら、その学生たちと向き合っていました。

それでも、自分の中の失敗経験を、次の機会にリベンジしようとするその学生たちの熱意には、ただただ、心打たれるものがありました。

就職活動を精一杯乗り切り、その学生たちは、それぞれに納得のいく方向へ。

失敗経験に押しつぶされずに大学生活を送り、目の前の機会で更にステップアップを遂げた学生たちの前途を、今も、心より応援しています。