人の「力」を信じるキャリアコンサルタントに

先月修了したキャリアコンサルタント養成講座の受講生の勉強会に参加しました。

今年の4月から、キャリアコンサルタントが国家資格になって、受ける試験の名前も、「CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格認定試験」から「キャリアコンサルタント試験」へ変わりました。

私は、資格の名前が変わり、世間的な職業の印象として、「導く・方向性を示す」イメージが強くなったように感じています。

でも実際は、「コンサルタント」が来談者を導く訳ではなく、コンサルティングの中で、来談者自身が「自分」で気づくことも促していきます。

人は、誰かに指示されたことは、気が向かないとやらないけれど、自分が決めたこと、大切だと思ったことはやってみようと行動します。

だからこそ、自分で気づき、自分で行動できるその「力」を信じることが必要なのです。

その根本は、「コンサルタント」と名称が変わっても変わりません

人間にはもともと「力」がありますから、ちょっとうまくいかない状況の中でも、その「力」を信じて接する存在が大切なのです。

次回の試験に無事合格して、来談者の力強い味方になるキャリアコンサルタントが増えるよう、私も応援していきます。