年に一度の地域活動

今日でゴールデンウィークも終了ですが、今朝は町内会の一斉清掃日でした。

私の住んでいる地区は、古くから住んでいる方の土地に新たに住宅を建てて引っ越してきた方が多い地区です。

私も15年前に近隣の団地から引っ越してきました。

近くには、古くからこの土地に住む地主の方々の地域や、私の親世代が入居した大規模な新興住宅地もあるのですが、私の住む地区はその中間のような感じ。

程よく前から住んでいる方と新しい方が入り混じって、ほどほどの距離で関わっています。

年1回は全世帯が参加する掃除がある他は、年に1~2回近所の公園や神社のそうじが回ってくるくらい。

一年間回覧板の管理をする組長も、組に20数軒あるので当分回ってきません。

私も、子供が小学校の頃は地区の子供会活動に参加して、端役ながら役員を務めました。

その中で古くから住む地元の方と一緒に活動することもあり、様々なこの土地ならではの話を聞くことができました。

古くから住む方との距離をどうするかは人それぞれですが、後から引っ越してきた私にとって、その機会に、地域の神社を掃除している方々のことも、東海豪雨のこの地域の水害の様子も、地区の役員の存在も知ることができました。

大縄跳びを練習して地区運動会へ出場したり、餅つき大会の下準備を地元のおばさまたちと一緒にしたり、秋祭りの前に地区の役員の方々と神社でお祓いを受けたり、しめ縄作りに参加して年配の方の手ほどきでお正月のしめ縄を自作したり…。

地域との関わりは大きな災害が起きると注目されますが、日頃ちょっと面倒な関わりをできる範囲でしておく積み重ねが、そこに繋がっていくのだと思います。

ただ私の参加度は、地元に根付いている方の地域活動とは比べ物になりません。その方々のおかげで地域が維持されていることも、関わることで実感しました。

本当に頭が下がります。


長いようで短いゴールデンウィーク

長い人は9連休と言われたゴールデンウィークも、もうすぐ終わり。

子供の頃の遠足のように、来るまでは待ち遠しいものの、楽しい時間はあっという間なのです。

私は、今年のゴールデンウィークは先延ばしにしていた事務処理や準備、そして片づけに追われ、なかなか休日モードにはなれませんでしたが、5月の若葉あふれる景色が見たくなり、名古屋市東区にある「徳川園」に行ってきました。

 

IMG_1672 黒門(武家屋敷跡)から入る黒門口

IMG_1658 大曽根口もあります。

 

徳川園は名古屋城本の丸の東3キロの所にあって、徳川の尾張藩主の隠居所がもととなる庭園です。

 

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曇り空ではありましたが、園内は新緑があふれ、散策する人たちでにぎわっていました。

 

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IMG_1704  中には滝まで!

 

気分もリフレッシュしたところで、帰りに名古屋市西区にある「レニエ」で、シュークリーム(新キャベツ何とか…と長い名前も覚えきれず(^^;))とカヌレを買って帰宅。

IMG_1711   IMG_1709 おいしくいただきました。

そして私のゴールデンウィークも残りわずか…。


うまくいかない時は、バトンタッチ

ささいなことをきっかけに、次男ともめてしまいました。

ちょうど夫が帰ってくる日だったこともあり、なんとなく冷戦状態だったその間に入ってもらうことができました。

家族の人数が多いとなんだかんだもめますが、他の人と関わる中で紛れてしまうことも多いのです。

でも去年の夏から、家では次男と2人でいることも多く、抜いた矛(ほこ)は自分で納めなければならない訳で…。

翌日、夫は次男を連れ出し、受験勉強で使った問題集やらテキストやらを、休日でも受け付けている資源回収場所へ出しに行きがてら話をしてきたようです。

男同士だと、私とは目線も角度も違うようで…。

私は2人姉妹で育ち女系家族だったため、男の子2人が生まれてから育てることに戸惑いも多く、自分一人で男の子を育てる自信がありませんでした。

そこで子育て中も、トイレのレクチャーに始まり、レゴやゲーム関連、ウオータースライダーやら蝉取りやらは夫に任せ、口を挟まないようにしていました。

休日に、いそいそ男3人で出かける時もありました。

その時には、きっと知ったら突っ込みたくなることもしていたかも知れないけど、そこは敢えて触れずに、違った角度から関わってもらいました。

だから私が行き詰ったときには、バトンタッチ。

これで次男と私も、また元のさやに納まりました。


働く気持ちを「上げる」もの

今お伺いしている大学で、卒業式の日に会った学生の後日談を聞きました。

鉄道関係を軒並み受け続け、最終的に鉄道マンになれた学生さんです。

鉄道同好会の顧問の所に、「念願叶って楽しくてしょうがない」と、制服姿の写真が添付されたメールが来たとのこと。

制服姿で憧れの職務に張り切っている彼の話を聞き、こちらまでうれしくなりました。

仕事を選ぶ時やどんな仕事に就こうか考える時、他の人にとってささいなことがあこがれやモチベーションのもとになることがあります。

以前、民間の職業訓練校で、再就職支援として子供さんが2人いる20代後半の女性の方と話をしたら、「制服を着て事務がしたい!」と言われました。

今どき、事務職でも制服のないところも多く、「事務職ならいいのかな~?」と聞くと、「制服を着て働きたい!」と。

そのこだわりを不思議に思いつつ、求人検索を手伝った結果、近所の調剤薬局の事務員として就職することができました。

家も近いし、自宅から制服を着て通っているとのこと。

私も、子育て後に飲食店のランチタイムで働きながら、「ネームタグを首から下げ、腕時計したまま働きたい」と思って簿記の勉強を始め、その後大学の会計事務の仕事に就くことができました。

カウンセラーとして初めて実務についた時も、自分のネームプレートの入ったブースで面談できた時は感慨深く、その時撮ったブースの写真は今でもスマホの中に残っています。

もちろん、仕事はイメージ通りにいくことばかりではなく、気持ちが下がり心折れる時もあります。

でも、その仕事に対して、「私はこれに気持ち上がったんだよな~」というものがあることは、ふとした心の支えになるはずです。