「お客様」として扱われる学生たち

新卒の就職活動シーズンは、どうしても履歴書やエントリーシートの添削やら模擬面接など、大学のキャリアセンター側の業務に携わることが多くなってしまいます。

そんな中で、合同説明会の相談コーナーを担当する機会をいただきました。

支援している学生さん達が出かけていく活動先になる訳です。

近鉄に乗って向かった先は三重県津市。

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電車好きの私としては、先頭車両からの眺めにテンション上がります(^▽^)/

数多くの企業ブースエリアとは離れた一角で、来場した学生さんと面談をしていたのですが、実際に活動の場に来ると、気になる点もあります。

それは、学生さんへの主催者側の声のかけ方。

「お客様」として、丁寧な言葉づかいで丁重に扱われています。

売り手市場で人が集まらない企業にしても、学生さんは大切な「応募者」です。

年下の学生に対し、ことのほか丁寧な言葉で接し、頭を下げてブースへ呼び込んでいます。

採用目線ではそれも仕方がないとも思いますが、就職活動の間、ずっとこの感じで接してもらうと、人生経験の浅い学生は勘違いするかも…。

現実として、今年の選考は「早く」「甘く」進んでいる印象です。

例年では通過しないような、言葉遣いや態度の緩い学生も、面接を通過しています。

思いは複雑ですね。

入社してから、お互いに、現実とのギャップに問題が起きなければいいのですが…。