内容も大切だけれど、「レスポンスの速さ」も大切

今日はクリスマス。

子供たちが大きくなると、クリスマスだからと言ってホールケーキ(丸ごと一個)を買ってきて切り分けることもなくなりました。

でもさすがにケーキは食べたい!と思い、買い物帰りにコージーコーナーのケーキを買って帰宅。

どうせならそれぞれ好きなケーキを選んで食べようと、何ともかわいいサンタとスノーマンとトナカイのケーキを購入(^^)

そして私はトナカイのケーキを。

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色もトナカイもかわいいので写真を撮ってインスタグラムに「#トナカイ #ケーキ #コージーコーナー」と投稿。

すると、すぐにコージーコーナーから「いいね」が!

あまりのレスポンスの速さにびっくりしました。

その「速いレスポンス」を受けたときに、メールも人によって反応の速さが違うな~と感じていたことを思い出しました。

私も随分遅い方だったのですが、自分で仕事をするようになり、人によって対応が違うことに気づいてからは、できる限り早く連絡することを心がけるようになりました。

まだまだ…なのですが(^^;)

内容をしっかり考えることも大切ですが、すぐ反応することも大切だと日々実感しています。

今回のSNSに対する企業の対応を受けても、世の中は更に反応の速さを求めているような気がします。

日々鍛えられますね…。


取り消せる言葉、取り消せない言葉

チャットのように文字で会話が楽しめる「LINE」で、24時間以内に送信したメッセージが「送信取消」できる機能が始まりました。

他の人に送ろうと思って、間違えて送信してしまったメッセージを取り消すことができるのですから、便利です。

私は今のところ、取り消したいと焦った経験はありません。

でも以前、グループラインのメンバーの方が、旦那さまにお迎えを頼むメッセージを間違えてグループラインへ送信していた時には、「これは恥ずかしい…」と同情しました。

LINEだけではありません。

会話の中でも、口に出してから取り消したいと思う言葉もあります。

話した方は覚えていないのに、相手の方が覚えているといったこともあります。

でも、私は取り消すことができないのも、言葉の良いところかな…とも思います。

便利ではありますが、取り消せることが前提では、発する言葉の扱いも軽くなります。

それに、取り消せないからこそ、言葉と大切に向き合うような気がするのです。

キャリアコンサルティングの中でも、「言葉」は大切です。

相手と私を繋ぐのも言葉ですから、言葉の取違いで、信頼関係が崩れることもあるのです。

でも、慎重になりすぎて伝えないのではなく、例えばこのブログのように、言葉を通じて考えや思いを伝えていくことも大切だと思っています。

これからも、「取り消せない言葉」の重みをプレシャーと感じるのではなく、より大切に、より丁寧に、言葉と向き合っていきたいと、改めて考える機会となりました。


毎月毎月、かれこれ15年

毎月、月末になると、その方は自転車に乗って新聞代を集金に来てくれます。

今の家に引っ越してきた時に、「留守がちなので引き落としで」とお願いしたのですが、「毎月お伺いしますので…」と直接支払うことになってから、かれこれ15年あまり。

お孫さんがうちの息子たちと同じくらいとのこと。

そのお孫さんのお話を聞くこともあり。

長男が中日ファンと知ってからは、「中日スポーツ」を取っている人しかもらえない「選手年鑑」を、「うちのお父さんが取ってるからあげるね」と、息子にくれるようになりました。

こんな形でこんなに長い付き合いになる方もいるんだなぁ、としみじみ…。

その方と、毎年年末になると、来年の中日カレンダーの話題に。

中日新聞の販売店だけあって、中日ドラゴンズのカレンダーを販売しているのです。

長男がいつも自分で買うというのでお願いすると、わざわざすぐに届けてくれます。

今や、県外、いえ国外にいる息子。

帰国するときにはもう売っていないと思い、今年もカレンダーをお願いしました。

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中日ドラゴンズの来年の成績は心配ですが、来年もよい年になるといいですね。


初めの頃の「ピュア」な気持ち

私はある市民音楽団体へ入っているのですが、時々新しく入団する方がいます。

高校生以上という条件はあるのですが、団員の紹介で入る方、社会人になるタイミングや結婚・転勤で近くへ来られて入る方など、様々です。

3ヶ月間の体験をして、晴れて正式入団になるのです。

先日、入団することになった女子高校生のあいさつを聞いていると、

「私は楽器が大好きなので、一生懸命頑張ります!よろしくお願います!」

ハッとしました。

そういえば私も、中学校で楽器を始めたとき、楽器が大好きだったっけ。

部活に行くのが楽しくて、夏休みも冬休みも、普段の学校さえも、部活をするために行っていたようなものでした。

それが今は…。

あれやこれやグチることもあり…(^^;)

「ピュア」な気持ちを思い出して、反省。

この活動もそうですが、仕事も同じこと。

しっかり最初の思いを忘れず、進んでいかないと!

ストレートな高校生の言葉に、気持ちを新たにした出来事でした。


ミカンの季節

今年もミカンがスーパーの店頭に山積みになり、おいしい季節になりました。

私は果物はだいたい好きなのですが、特にミカンは大好きです。

手軽に食べられるし、ジューシーでいくつでも食べられます。

幼い頃育った甲府盆地は、冬は底冷えのする地域で、雪は少ないけれど毎朝気温は氷点下。

6人家族だったので、当然ミカンは箱買い。

でも、そのミカン箱は部屋の外の廊下に置いてあって、外に面した寒い廊下へ、こたつから出て取りに行くのが嫌で嫌で…。

大学生の頃、住んでいたのはミカンの産地、静岡県。

友人の下宿の大家さんはミカン農家でした。

下宿の廊下に、キズありで出荷できないみかんが袋いっぱいに置いてあって、自由に取っていっていいと!

その友人の所へ遊びに行くたびに、大喜びでミカンを抱えて帰りました。

そして子供達が受験のとき、インフルエンザ予防にいいと聞いて、ミカンを切らさないようにせっせと買いまくり、パクパク。

ミカンのオレンジ色をみると、冬のいろんなシーンが思い出されて、暖かい気持ちになります。

さぁ、今年もミカンを食べて冬を乗り切りますか!


トラブルの当事者の中で、誰が「正しい」のか?

大相撲の世界が騒々しいです。

日馬富士の暴力沙汰を中心に、貴乃花親方のことやモンゴル力士のことなど、様々な問題が混ざって報道され、盛り上がっています。

元々の暴力問題については警察が調べているので、そのうち明らかに。

でもこの様子を見ていて、人の話は食い違うものだ、と再認識しました。

企業でのキャリアコンサルティングでお話を伺っていると、トラブルになっている当事者双方の話を別々に聞くこともあります。

その時も、当事者同士の話はかなり違った内容でした。

そして、ものの見方や受け止め方は、立場や人が変わるとこんなにも違うんだと実感。

そもそも、会社で一緒に働く目上の方や年下の方に対してどのようなイメージを持っているか。

「こうあるべき」「こうしてほしい」は、人によって違います。

其々の方の、今までの先輩後輩としての経験や、親子関係が影響しているかもしれません。

それを前提として、目の前の方が違う態度だった場合、お互いの関係の上ではかなりのマイナススタートになってしまいます。

後は、徐々にそのマイナスが積み重なっていき、相手の嫌な点ばかりが目に付くようになって悪循環に…。

人間関係では、「何が正しいのか」を問い詰めるのが本題ではありません。

それこそ警察に任せておけばいいことです。

「何が正しいか」にこだわるとこじれるのは、人によって「正しい」ことが違うからなのです。

問題を解決するには、「何が正しいか」の結論を出そうとするのではなく、「どうしたらうまくいくか」を互いに考えていく姿勢が大切です。

キャリアコンサルティングが、「私の考えていたことは、こういう風にも考えられるんだ」と、気づき考え行動してもらえる機会となれば、働きやすさにも繋がります。


勤労感謝の日

今日は勤労感謝の日

「働く人に感謝する日」「勤労に感謝する日」と言われていますが、成り立ちはちょっと違うようです。

元はと言えば、収穫を祝うために飛鳥時代から始まった「新嘗祭(にいなめさい)」

つまり収穫祭ですね。

そもそも天皇と国民が一体となって収穫を祝う行事でした。

それが、第二次世界大戦後、GHQが天皇の行事から切り離そうと、「勤労感謝の日」として設定したのが始まりなんだそうです。

国民の祝日に関する法律に、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」と定められているので、その考え方が今の「勤労感謝の日」のイメージに繋がっているようです。

いわれはさておき、私にとっては、

元気に働ける「健康」に

好きに働かせてくれる「周囲の支え」に

可能性を広げてくれる「人とのご縁」に

感謝です。


働くことで、その人の生き方も変わる

凄惨な殺人事件が世間の注目を集めています。

容疑者が、正社員を辞めてからの仕事の遍歴を知り、「働くことで、その人の生き方も変わる」ことを感じます。

「働くこと」と「生き方」は、「ニワトリが先かタマゴが先か」と同じく、どちらが先で影響しあっているかは分かりにくいです。

でも私が多くの方々の「働くこと」に携わる中で、「生き方」との関わりを実感することも多いのは事実です。

公共職業訓練としてパソコンを教えている会社で、修了後の就職支援をした方もその一人です。

その方は、大学受験に失敗してから引きこもりがちなまま23歳になり、そんな日々を何とかしたいと職業訓練に通い始め、日々通学するなかで生活のリズムを整え、他者との関係も築きながら社会への一歩を踏み出していました。

彼女はクラスで一番若い女性だったにもかかわらず、地味な服装で化粧っ気もなく、髪も後ろで一つに黒ゴムで縛っていました。

真面目な彼女は日々パソコンに取り組んでMOSの資格も取得。

しかし、修了日が近くなって始めた就職活動では、月一回の通院や今までの職歴の無さもあり、なかなか結果が出せません。

そこで、まずは契約社員としての勤務から…と臨時職員(公務)に応募し、何とか社会復帰を果たしたのでした。

契約期間まで何とか務めた彼女は、再度就職活動をし、今度はリース会社の事務職に正社員として採用されました。

その後3か月…

仕事帰りに立ち寄ってくれた彼女の姿を見てビックリ。

きれいにメイクしてウェーブした髪は華やかに。

「働いた給料で”セシルマクビー”に買い物に行くのが楽しみ!」

見た目はもちろん、目の輝きが別人でした。

以前は肩身が狭くて会えないと言っていた友人と「食事に行く約束をした」と楽しそうに話してくれた彼女の姿を見て、私は「働くこと」は「生き方」そのものを変えるのだと強く実感しました。

収入が得られるだけでなく、働くことで自信がつき、生活にもメリハリが。

「働くことで、その人の生き方も変わる」

両極端な例ですね。


衆議院選挙へ投票に行く?

あれよあれよという間に衆議院は解散し、今月22日は投票日となりました。

選挙権が18歳から、となったので、前回はタッチの差でできなかった次男の「初投票」の機会が巡ってきました。

最近は若者のみならず、投票率は低空飛行を続けています。

でも私個人としては、「変わらない」から「投票しない」より、「変わらないかもしれない」けど「何もしないと何も起こらない」と考えています。

選挙権の年齢を下げても、全体的に、投票に行くのは年金受給者世代が中心です。

こんなにITも進み、マイナンバー制度も導入されたというのに、若者世代の意見を反映しやすいインターネットでの投票に本腰を入れないあたり、若者世代の得票に消極的な「悪意」も感じます。

今の若者が将来に渡って働き、収める税金の負担や使い道を思えば、若者にこそ意見を反映できる機会を得て欲しいと思います。

決定権を握った世代が、後の世代に責任と義務だけを知らず知らず(意図的に?)負わせるなんて…。

仕事先の大学で、徴兵に赴く留学生の話を聞き、日本も徴兵制になったらどうなる?自分の子供が対象になったら?と考えさせられる機会もありました。

今回の選挙も、政治家の思惑やしがらみが表に出るにつけ、「何だかな~」と感じてはいます。

でも、異なる世代同士が、相手世代のことも思い、少しでも将来へ向けて考える機会になればいいな…と思います。


「家業を継ぐ」ということ

車から変な音がするので、いつもお願いしている車屋さんへ点検に持っていきました。

7年前まではうちの隣にお店があって、車に何かあると駆け込んで、度々助けてもらっていた「お隣さん」です。

今は歩いて10分ぐらいの所へ移転してしまったのですが、今でも点検や修理など、車に関することはとても頼りにしています。

そして、そこのお孫さん3人は、うちの子供たちと同年代。

全員男の子です。

その中に、「専門学校トヨタ名古屋自動車大学校」に通い、後を継ぐべく勉強中のお孫さんもいます。

先日車を持っていったら、おばあちゃんとお孫さんが店番中でした。

会社の規模は様々でも、後継者問題は事業にとって大きな問題です。

どんなに伝統のある老舗も人気企業も、後継者がいないと途絶えてしまいます。

「家業を継ぐ」場合、単に周囲から期待されるという面だけでなく、身近で働く姿を見ているので興味を持ちやすい面もあります。

ただ身近なだけに、良い面も悪い面も知ることになり、そこをどのように将来像へ繋げていくかはその家それぞれの関わり方によって異なります。

その車屋さんは、無事後継者を育てることができたようです。

「これでいつお父さん(おじいちゃんのこと)が倒れても大丈夫だから!」

店を手伝う孫の姿を見ながら、そう話すおばあちゃんの言葉に笑いながらも、その言葉の重みを感じました。