私の苗字

大学生の就職活動は3月に広報活動が解禁になります。

つまり、来月には説明会が始まり、それに伴って選考活動が本格的に進められるのです。

その直前ということで、ここ数日集中的な履歴書添削イベントに携わってきました。

連日多くの学生さんが並んで待っているので、その熱意を形にできるように、気持ちを引き締めて対応しています。

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前にも触れましたが、名古屋近郊は世間が狭く、このイベントに参加する10人程度のカウンセラーさんたちの中に顔見知りが2人も含まれていました。

そのうちのお1人は、名前だけ聞いていた時には気づかなかったのでよく名札を見ると、以前お会いした時と苗字が違います。

いろいろと憶測しかけましたが、直接聞いた方が早いと思って聞いてみると、ビジネスネームとして旧姓を使っていて、たまたま以前出会った仕事だけ戸籍上の姓(結婚後の姓)で受けていたとのことでした。

実は私、悪気はないのですが、結婚した後の苗字は今でも「もともと私の苗字じゃないし~」と感じています。私にとっては、旧姓「相河」が「私の苗字」です。

でも、「別姓にする」というほど強く意識しているわけでもないのです。

ただ私の旧姓は同じ苗字の人が少ない上、私も姉も結婚して苗字が変わっているので苗字を継ぐ人がいないのです。

そこで、「使ってみたいな~」という思いが再燃。

まあ、これだけこの苗字で仕事しておいて今更ですけど…。


「ある」ことで生まれる「生きにくさ」

愛知県美術館で開かれている「ゴッホとゴーギャン展」を見に行きました。

美術館も映画館と同じく、私が一人でぷらっと行く場所の一つです。

すいている美術館だと、曜日と時間帯によっては広い展示室に私一人の時もあって、そんなときはとても贅沢な気持ちになります。

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ゴッホとゴーギャンは一緒のアトリエ兼住居で同居していた時期があり、そこでゴッホは自分の耳を切り落とし、精神を病んで入院したあげく、数年後にはピストル自殺してしまうのです。

才能がありながら何らかの生きにくさを感じて死に至ったその心中を思うと、胸が痛みます。

「ある」ことはなんでも優位に働くわけではなく、「ある」ことが障害になって生きにくくなる切なさ。

このことで思い出したのが、東京大学と日本財団が行っている「異才発掘プロジェクト」。

突出した能力は「ある」けれど、現状の教育環境に馴染めず不登校になっている小・中学生を集めた取り組みです。

緻密な絵画を描いたり物理の知識が優れていたりと、才能がありながら今の日本では周囲と違うことで馴染めず、いじめられて生きにくい生活を送ることも…。

そのプロジェクトの参加者が「自分らしく生きていい」と気づく瞬間を取材した番組を見て、そんな当たり前のことが当たり前の世の中になれば、誰もがみんな生きやすくなるのに、と。

そのために、私には何ができるんだろう?


ブログの整理も、人生の整理も、根っこは一緒。

このブログも初めて半年。

112本アップすることができました。

当初、書く内容はあまり制限せず、大まかな方向の中で書きたい内容を日々綴ってきました。

読み返してみると、自分が関心を持ってきた変遷も面白いですね。

でも半年たち、一度振り返ってカテゴリーを整理し、分類し直すことにしました。

私自身の方向性や偏りを整理するのはもとより、少しでも読みやすく、何かの気づきを先へ繋げるために。

このことは、実際に自分が進む方向についても同様です。

大きく方向は定めつつも、時に立ち止まって、自分の行きたい方向とのずれを調整し、また進んでいく。

進みたい方向と内容がずれてきたからといって単純に元に戻すだけでなく、立ち止まり、もしかしたら「ずれた方向」に進む方がより良いかもしれない、と自分自身に問いかけては判断し、方向を決めていく。

その繰り返しですね。

仕事も人生も…。


人生に無駄なんてない、のです。

個人事業として仕事をしていて大変と言えば、会計処理。

半年分だから、と手を抜いていたのですが、やっと年越し前から本腰を入れ始めました。

私は以前簿記の資格を取って、会計事務所で働いていたことがあります。

子育てが少し落ち着いたので長く働ける仕事に就こうと思った時、どんなに小さな会社でも経理処理は必要だから簿記ができたら仕事に困らないのでは…と考えて簿記の資格を目指したのです。

でもやっとの思いで資格を取って会計事務所で働きだしてみると、働いている方々はみんな、私とは違い数字に対してセンスのある方ばかり。

がんばってもなかなか理解しきれないことが多く…。

結局、子供が続けて病気になり休みが続いたことを理由に、会計事務所は解雇されてしまいました。

あれから早10年。意外なことに、この会計事務所での経験が、フリーで仕事を始めるのを迷っっていた私の背中を押したのです。

迷い続ける日々の中で、個人事業や中小企業の会計処理を経験していたことが、自分だけでもこじんまり仕事を回していくことができるかも、と私に自信をくれました

会計事務所で働いていた当時は、数字にセンスのない自分に滅入ることも多かったし、仕事を失った時には、自分には価値がないと思う程自信を無くしました。

だから、経理の仕事へのイメージは散々だったのですが、そんな経験が反対に自分を後押ししたのです。

今思えば、あの経験があったから、今の自分がいる。

人生に無駄はないですね。

その時は無駄なのかも…と感じていることも、先々その経験から何かが生まれることもあるのです。

さぁ10年前の記憶を駆使して、後ひと踏ん張り。


ルイボスティーを買ってみた。

ルイボスティーを買ってみました。

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女性ばかりの事業所に仕事でお伺いした時に出していただいて初めて飲みました。

前から「美しくなるお茶」として名前を聞いたことがあったのですが、その翌日おでこがつるっとしたような気がして、自分でも買ってみることにしました。

効能を調べてみると、ノンカフェインなうえ、抗酸化作用があるそうで、とりわけミネラルが豊富なお茶なのだとか。

ネット上では、他にも安眠や二日酔いに効くとかぜんそくやアトピーに効くとか、お茶の効果が直結しているかは分からない効能も出ていますが、個人差もありますよね。

まぁとにかく、いつも飲んでいる紅茶の代わりに飲んで、少しはミネラル補給できればいいか…と買って飲んでみることに。

そもそもハーブティーが苦手なので、珍しいお茶に自分でチャレンジすることはなかったのですが、出していただいて飲んだことがきっかけになりました。

きっかけを行動へ繋げることは何か結果を生むのでは…(^^)

最近、まとめサイトやステマ広告など、ネット情報の信憑性が話題に上ることが多いです。

情報に対する向き合い方を意識することは大切です。情報に振り回されず、それでいて情報を上手に活用できるといいですね。

今回は自分で試して情報を判断してみようと思います。


望みを捨てぬものだけに、道は開ける

もう年末ですね。

私の留守中に郵便局の方が年賀状販売の営業に来ました。

ノルマが大変らしいですね。

週末に来たときは夫が、平日には息子が、「○○がいないから分からない」と、私の不在をネタにやんわり断ったそうです。

が、なんとその郵便局員さんはもう一度やってきました。

3回目には、ちょうど私のいる時に当たったのです。

実は去年までは、弟が郵便局勤務という方に年賀状を毎年注文していたのですが、その方が「今年はもう注文の取りまとめをやめた」というので、つい買いそびれていたのです。

折角何度も来てもらったので、これもいい機会とお願いすることにしました。

その郵便局員さんにすれば、まさに「望みを捨てぬものだけに、道は開け」たわけですね。

「真田丸ロス」の私にとって、この状況にはこの言葉がよぎりました。

大河ドラマ内でたびたび訪れるピンチの度に、堺雅人さん演じる主人公の真田幸村はこの言葉を、まるで自分にも言い聞かせるように目の前の相手に言い、望みを捨てずに何とか先へ進もうとしていました。

結局のところ「あきらめないこと」は簡単なようで難しく、なおかつとても大切なことなのです。

しばらく私の座右の銘になりそうです。


来年のスケジュール帳を買ってみた

早いもので、もう12月も半分すぎ、今年もあと半月で終わろうとしています。

書店や文具コーナーには来年の手帳が山積みされ、種類が多すぎてどれを選んだらいいのか迷ってしまいます。

ぱらぱらっと見ただけでは決められずに、ついつい後回しにしてたのですが、もういい加減買わないと…。

意を決していろいろな手帳を手に取ってみたのですが、いざ買おうと思うと、自分が何をどの位の量手帳に書くのか、自分で分かっていないと決められないことに気づきました。

文具売り場の片隅で、私の来年の仕事の展望と自己分析…(^^;) 未確定要素ばかりで、計画できない…。

でも、チャンスは「計画」を含め、準備のあるところにやってくるのは確かです。

チャンスの神様には前髪しかなくて、やってきた時に狙い定めてつかまないと、通り過ぎたらもうつかめない…のですから。

ただ、計画した通りに進むことより、たまたまの偶然による部分の方が多いのも確かです。

だから計画に安心したり縛られたりせずに、変更したり見直したりしていきます。

その考えから言えば、「とりあえずこの手帳を使い始めて、もし必要なら買い替えればいい」のです。

さらに、積極的な行動こそが、たまたまの偶然を引き寄せるので、そうなるくらい「行動し続ける一年にしよう!」ということですね。

この手帳では収まり切れない来年に!

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* 好きなオレンジ色にしてみました。 気持ちも上がります(^^)


ネット情報もいいけど、大切なことは体感しないと分からない

午前中の仕事を終え、たまにはおしゃれなカフェでランチしようと、ネットで検索したお店へ行ってみました。

途中、セット内容を変更してもらったのですが、それぞれに聞いてくれたのは別の方。

「さぁ、お会計を」というときになって、さらに別の店員さんは3枚にもなった伝票から状況が分からず、会計できません。

後ろに2人、別のお客さんが並んでしまい…。

見かねて中から店長らしき方が出てきたものの、私は飛ばして「後ろのお客様をお先に」と会計を始めました。

「私も急いでいたから注文取り下げたのに…」

何となく、ないがしろにされた感。

面倒なことになった…店員さんたちの表情に出ています。

しばらく経って、再入力した伝票でお会計はしてもらえたものの、私は「店の運営上必要な正しい会計処理」より「早く次の予定へ移動できる時間」を優先して欲しいと感じていました。

次はないな…率直な意見です。

これこそ、ネット情報では分からない、サービスの体感でした。

その後、用事を済ませた帰りに立ち寄った百貨店で些細なものを購入したのですが、値段に関わらず、その商品を丁寧に検品してもらえました。

私が帰宅してから使うときまでを想定してのサービスに、私を大切に扱ってもらえたように感じました。

無数の情報があふれるこの世の中、何でも調べれば分かりそうです。

情報だけならば、両店とも「人気のあるカフェ」であり「人気のある百貨店」なのです。

でも、やはり、実際に行って体感することから得るものの大きさを実感した一日でした。


「真実は1つ」だけど、どう受け止めるかはもっと自由でいいんじゃない?

とても珍しいことやラッキーなことがあったとき、「運を使い果たした」と考えるか「運が向いてきた」と考えるか、考え方にはその人の癖があると、昨日のブログで触れました。

緊張すると鼻を触るとか、ペン回しをするとか、「え~っと」という口癖が出やすいとか、動きや話し方の癖は分かりやすいけど、考え方の癖って自分ではよく分からないですよね。

でも、事実として同じことが起こっても、その事実をどう受け止めるかは、その人の今までの経験とか今置かれている環境とか、様々な事柄に影響されて違ってきます。

起きたことを「絶対変わらない事実だ」と捉えると行き詰ってしまいますが、「自分はこう捉えがち」と一歩引いて受け止めて、よくない方向は、あえて癖を意識して修正してみるのもいいですね。

日々意識して修正していると、癖自体変わっていくことも多いですし、何より、抜け道のない気持ちから解放されます。

心理療法でいうところの、認知行動療法ですね。

ものの考え方・受け止め方(認知)のゆがみを修正していくのです。

うつ病の治療でも、休養・薬物治療で症状が落ち着いた後に、認知行動療法が行われることも多いのです。

治療と捉えなくても、いったん立ち止まってポジティブに考え直すことを繰り返していると、気持ちも明るく前向きになっていきますから、「考え方の癖」もあなどれません。

双子のタマゴも、来年がいい年になる前触れに違いない!のです。


「運を使い果たした」のか、それとも「運が向いてきた」のか。

オムライスを作ろうと卵を割ったら、なんと黄身が2つ!\(◎o◎)/

双子の黄身のタマゴは「二黄卵」というらしく、機械で選別できるので、混ざっているのは珍しいとのこと。

自分で割ったの初めてです。

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気になって調べると、珍しさにはまだまだ上があって、「三黄卵」という三つ子のタマゴもあれば、「卵中卵」という、タマゴの中から黄身の代わりにもうひとつタマゴが出てくる、なんていう珍しいタマゴもあるのだとか。(二重卵ともいうらしいです)

でも自分で割って見つけると、双子でも十分ビックリです。

目玉焼きにすればよかった…。

珍しくてビックリ!!で私が思い出したのが、お菓子のカールの中からカエルの「ケロ太」の形をしたカールが出てきた時のこと。

もう6年も前のことなのですが、あまりにびっくりしてうれしかったので撮った写真がこれ。

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双子のタマゴも珍しく、確率からいうと、一羽の鶏が一生に産むタマゴの1%。

でも、カールの中の「ケロ太」は、なんと0.018%という珍しさ!

88袋(カールは1袋60コ入りらしい)に1コの割合なのだとか。

さぁここで、こんな珍しいものに出会って「運を使い果たした」ととらえるか、「運が向いてきた兆し」ととらえるか。

物事の捉え方には、その人の癖が出やすく…。

どうせなら、プラスに捉えて気分よく先へ進みたいものです(^^)