元気でそこにいることの大切さ

栃木県那須町のスキー場で、高校生たちが雪崩に巻き込まれ、8人が亡くなりました。

前途ある若者たちが命を落としたことに胸が詰まります。

残された親の気持ちを思うと、かける言葉もありません。

よく「親の気持ちが自分が親になって初めて分かった」と言いますが、そう思うこと多いです。

もちろん、子供がいなくても様々なシーンで感情は動きますが、その振れ幅は子供が生まれてからとても大きくなった気がします。

子供を産んだら涙もろくなる…という感じ。

実際に私も、姪を突然の交通事故で亡くしました。

その時の親(姉と義兄)の様子、ささいなことを思い出しては自分を責めてしまう親の姿も身近に見てきました。

その時、朝出かけたまま、もう会えないこともあるんだという現実も目の当たりにしました。

それからというもの、私は、朝はケンカしないこと、そしてできるだけ玄関まで見送ることを意識しています。

日常の慌ただしさの中で忘れがちな、元気でそこにいてくれることの大切さをついうっかり忘れてしまわないように、自分の中で時々確認しています。

亡くなった方々のご冥福をお祈りしします。そして、そのご家族が少しずつ歩き出せる日々が来ることも願っています。


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