大学生の就職支援の経験が役立つところ

今春から、職業訓練の受講生の方へ、1ヶ月に1回キャリアコンサルティングを担当しています。

前回お伺いしたのは3か月間の「離職者訓練」

つまり、お仕事を辞め、失業保険をいただきながら次の仕事へ向けてスキルを身につけたい、という方対象の訓練です。

そして、今回は6か月間の「デュアル訓練」

3ヶ月間の訓練でスキルを身につけ、そのスキルを活かし、実際に企業で3か月間実習をするコースです。

職場での実習がセットになっていることもあり、仕事の経験が少ない若年者を中心に、ステップを経て職場定着を目指していきます。

実習での仕事ぶりが認められ、その実習先へ就職する、ということもあるのです。

今回面談した方の中には、まだ社会人経験のない「既卒者」(大学卒業後未就職者)も。

そういった「既卒者」の方へは、大学生の就活支援の経験が役立ちます。

普段大学生と話している「自己PR」や「志望動機」の説明も、活かすことができます。

さらに、実際に「働く」イメージを持ってもらうために、次回面談までに仕事の内容を調べてくる約束もできました。

振り返れば、以前職業訓練で就職支援をしていた時にはできなかった支援です。

でも、5年間の経験を経て身につけ、それを今向き合っている方へ役立てることができました。

キャリア支援のフィールドは、とても幅広い…。

そのことを意識して、様々な経験を積むことの大切さを、あらためて実感しました。

やっぱり、日々精進。


「違い」を活かし合う大切さ

三重県津市で三重県主催の「ダイバーシティ」講座に参加してきました。

「ダイバーシティ」といえば、少し前から聞かれるようになった言葉ではありますが、まだまだどんな意味か分からないという方も多いですね。

「多様性」、つまり、企業で人種や国籍・性別・年齢を問わず人材活用すること、なのです。

「女性」「LGBT」「シニア」「障がい者」「外国人」等々、これからは多様な人々で力を出し合うことが大切な世の中なのです。

会場となった三重県総合文化センターには、敷地内に複数の施設が。

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本講座の始まる前にも、その施設内で障がい者の方が働くステップアップカフェ「Cotti菜」のランチ会があり、そちらももちろん参加。

障がい者の方の働く姿を見ながら、水耕栽培の新鮮な野菜を使ったおいしいランチをいただきました。

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本題の、多様性を「強み」として捉える講演はもちろん、とても学びの多い時間でした。

この講座は、以前キャリアコンサルタント養成講座で出会ったNPO法人の方にご紹介いただいての参加です。

最近話題の「LGBT」「外国人」「障がい者」といった分野へ実感が足りないな、と感じていた矢先、声を掛けていただいた事をきっかけに参加。

何となく意識はしているけど、自分から探すところまで至っていない取り組みに、お誘いいただけるのもありがたい。

もちろん、久しぶりに顔を合わせた方々と過ごした津市内の夜も、とても楽しい時間でした。

元気をチャージ!


我が家の「誕生日week」

7月22日は次男の誕生日でした。

晴れて20歳。

成人の仲間入りです。

我が家は長男が11月生まれではあるものの、夫が7月15日、私が19日、次男が22日と、一週間の間に3人の誕生日がやってきます。

この一週間はまさに「誕生日week」なのです。

誕生日は、私にとっては既におめでたくない日とも言えますが、息子の誕生日、といえば、成長をふりかえって感慨深い一日です。

そう考えると、誕生日は「親にとってのお祝いの日」ですね。

今回は、次男が20歳ということで、近くに住む夫の両親・妹とともに焼き肉屋へ行き、ビールで乾杯!

ただ次男とは、毎日顔を合わせる日々は高校と変わらず、大学入学とともに家を離れた長男と違って、成人したからといって大きく何かが変わる感じがしません。

この日常の慣れはよくないと、これを機会に、我が家の貴重品や大切な書類を一緒に確認。

私なりに「成人」の自覚を促してみました。

とにかく、これで息子たちは二人とも無事成人。

産まれたときにははるか先に思えたところまで、なんとかたどり着くことができました。

これからも、先を歩く身近な大人としてその姿を見せ、違う考え方は成長として見守りながら、息子たちといい距離感で歩んでいけるといいな~と、あらためて感じた一日でした。


暑い暑い毎日がつづく

毎日猛暑日が続き、単に「暑い」だけでなく、危険な暑さに気をつけなければいけない日々が続きます。

次男が中学生の頃、外でソフトテニス部の練習中に熱中症になり、保健室からもよりの病院へ直行したことがありました。

半日点滴を受けるとみるみる元気になったものの、保健室へ迎えに行った時に眠っている次男の様子には心配しました。

前日夜更かしをしていたこともあり、暑さだけでなく、しっかり睡眠をとることが大切なのだと、親子して身に染みた経験です。

そんな熱中症のニュースが連日続く猛暑の中、セルフキャリアドックで事業所にお伺いしました。

お伺いする時は、事業所の場所によって電車なのか車なのか考えて決めるのですが、今回は、炎天下を「最寄駅から徒歩11分」だったので迷わず車で向かいました。

とはいえ、お二人面談して2時間余り駐車場にとめておけば、帰る時にはもう車内だって大変な暑さです。

まさに「名古屋市39.2℃」の日でした(^^;)

照りつける日差しの中、事業所から駐車場へ向かうと、住宅街に何やら立っています。

近づいてよく見ると、アンパンマン!

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しかも大きな「ムヒ」を抱いています。

建物に、池田模範堂名古屋支店とありました。

静かな住宅街で突然の出会い(^^)

こんな出会いが楽しみでもあります。


一緒に過ごす人から影響を受けながら、雰囲気は作られる

今年度、キャンパスが2つに分かれている大学の、それぞれのキャンパスで講座を担当しています。

郊外のキャンパスで学生さんとグループワーク。

複数の学部を担当し、「学部によって結構雰囲気が違うな~」と思いつつ、今度は名古屋市内のキャンパスへ。

すると、何だかさらに雰囲気が違います。

何が違うか考えてみると、男子学生がちょっと元気で、女子学生が華やか、なのです。

もちろん、郊外のキャンパスでも華やかな学生さんはいましたが、全体の印象としては違ったものでした。

このところ、大学の都心回帰が話題になっていますが、まさにキャンパスの場所によって学生さんの雰囲気も変わっていく訳です。

共に過ごす友人たちから受ける影響は大きい。

行動だけでなく、価値観さえ変わるかもしれません。

それは企業においても同じ。

「社風」なんて言葉はまさにそんな「雰囲気」の蓄積です。

だから、就職活動の中でも、業務内容や職務内容だけでなく、そんな「社風」を知る機会は大切なのです。

入社してから気づいて、「何だか合わない」と思うより、できるだけ社員の方と接点を持って、少しでも納得できる手掛かりを集めることも、就活の大切な確認ポイントです。


長い長い雨も止んで

西日本の各地で大雨による被害が出ています。

被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

私が住んでいる地域も、時々びっくりするぐらい雨が降ってはいたものの、大きな被害は出ず雨も止みました。

週末に休みが取れたものの、雨であまり遠出をする気にもならず、隣町の一宮市にある真清田神社にお参りにでかけました。

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繊維業で栄えた地域で、七夕祭りが有名です。

私も何回か行ったことがあるのですが、今年の「一宮七夕まつり」は、7月7日の七夕ではなく、7月26~29日。

お祭りを前に、同じ境内にある「服飾神社」も既に飾り付けられていました。

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境内を見回すと、お宮参りに来ている家族連れがあちこちに。

そんなほほえましい家族連れたちの間をぬって本殿に向かうと、なんと中から雅楽の音が!

見ると巫女さん達が舞いを奉納しており、神前結婚式の真っ最中なのでした。

式を終えると新郎新婦が、目の前を通っていきました…お幸せに。

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私も幸せのおすそ分けをいただきました。


大学生になってから、一番長い帰省も終わり

長男が、大雨の中金沢へ帰っていきました。

留学先のロシアから帰国し、あちこちでかけたり、久しぶりに友人に会ったりと過ごしていましたが、先週一度下宿先を決めに金沢へ行ったと思ったら、早速引っ越すことになりました。

早くも、私が東京へ行っている間に荷物だけ「単身パック」で運び出され…。

夜帰宅して長男の部屋をのぞくと、去年の8月に下宿を引き払ってからぎゅうぎゅう詰めになっていた家財道具や荷物がなくなっていました( ゚Д゚)

そして、私と置いていく荷物の確認を済ませると、後を追いかけるように長男も金沢へ

後に残ったのは、

ロシアみやげとして、お願いしていたお茶

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そしてお菓子(ロシア語表記しかないので、何が入っているかさっぱりわかりません)

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おみやげのワインとコニャック

コニャックは、W杯のロシア対スペインの試合を見ながら、長男と一緒に味見したのでちょっと減ってますが…。

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こうやってバタバタと振り回されるのも、家族がいるいい点でもあり、大変な点でもあり(^^;)

また親子3人の日常に戻ったのでした。


学ぶことは、苦しみでもあり楽しみでもあり in銀座

先月に引き続き、2日間の研修で銀座へ行ってきました。

研修へ行く時も

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帰る時も

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ブランドの路面店の間を進みます。

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銀座のシンボル「和光」の時計塔も夕暮れどきでとてもきれい。

名古屋はまだ梅雨も明けず、台風の影響もあって、自宅周辺はなかなかの大雨だったようですが、東京は既に梅雨が明けていて、2日間とも時折晴れ間ものぞく天気。

先月と同じメンバーで連日部屋にこもっての研修です(>_<)

が、そんな中でひと休みしてランチタイム。

そこは銀座ですから、おしゃれなお店でおいしいランチをいただき、午後に備えます。

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講師の先生も、研修の同じチームの方も、1級キャリアコンサルティング技能士の方で、とてもとても学びの多い2日間を過ごすことができました。

研修後は、またまた東京の友人と近況報告しつつ楽しいお酒を酌み交わし、またの再会を誓って帰宅の途につきました。


新たな1年の始まり

今日7月1日で、開業して3年目に入りました。

振り返ってみれば、この1年もいろいろなことがありました。

新たに始めた仕事、新たに出会った方々、この歳にして初めて感じる思いもあり、迷い考えながら、少しずつ先へと歩いてきました。

 

また今日から新たなスタート。

 

気持ちを新たに、一つ一つ大切に、そして精一杯取り組んでいこうと思います。

 

お世話になった方々、ありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いいたします。


今の若者はどう働きたいのか?

今どきの新入社員は、「働く」ことについてどう考えているんだろう?

そんな、先輩社員の素朴な疑問に答えるアンケート結果があります。

日本生産性本部が、昭和44年から長期(50回)に渡って新入社員に行っているアンケートの結果が先日発表になりました。

平成30年度の新入社員はどうかと言うと…

「働き方は人並みで十分」と答えた人が61.6%もいます。

「若いんだから、周りに負けじと働けよ…」と思っている先輩社員から見たら、物足りないとも言えそうです。

それに、「若いうちは自ら進んで苦労するぐらいの気持ちがなくてはならないと思う」人の割合は年々減って、今や5割を切ります。

反対に、「好んで苦労することはない」と答えた人は増え続け、今回は34.1%に。

こんなところも、ジェネレーションギャップが生まれそうです。

「自分が若かった頃は…」なんて比較したところで、今どきの若者にはピンとこない訳です。

では、働く目標はと言えば、「楽しい生活をしたい」が41.1%

そして「経済的に豊かな生活を送りたい」が30.4%

「自分の力を試す」とか「社会のため」に働くという人は、今やそれぞれ10%以下です。

楽しく生活しつつ、経済的に豊かになれば…と思いながら働く人が増えているようです。

こういった価値観は、世の中の状況にも大きく影響を受けて変化していきます。

「今どきの若者は…」と非難するだけでなく、こんなに価値観は変化しているんだということを知ったうえで新入社員と接することは、お互いの距離を縮めるためにも大切ですね。