大学生の就職支援の経験が役立つところ

今春から、職業訓練の受講生の方へ、1ヶ月に1回キャリアコンサルティングを担当しています。

前回お伺いしたのは3か月間の「離職者訓練」

つまり、お仕事を辞め、失業保険をいただきながら次の仕事へ向けてスキルを身につけたい、という方対象の訓練です。

そして、今回は6か月間の「デュアル訓練」

3ヶ月間の訓練でスキルを身につけ、そのスキルを活かし、実際に企業で3か月間実習をするコースです。

職場での実習がセットになっていることもあり、仕事の経験が少ない若年者を中心に、ステップを経て職場定着を目指していきます。

実習での仕事ぶりが認められ、その実習先へ就職する、ということもあるのです。

今回面談した方の中には、まだ社会人経験のない「既卒者」(大学卒業後未就職者)も。

そういった「既卒者」の方へは、大学生の就活支援の経験が役立ちます。

普段大学生と話している「自己PR」や「志望動機」の説明も、活かすことができます。

さらに、実際に「働く」イメージを持ってもらうために、次回面談までに仕事の内容を調べてくる約束もできました。

振り返れば、以前職業訓練で就職支援をしていた時にはできなかった支援です。

でも、5年間の経験を経て身につけ、それを今向き合っている方へ役立てることができました。

キャリア支援のフィールドは、とても幅広い…。

そのことを意識して、様々な経験を積むことの大切さを、あらためて実感しました。

やっぱり、日々精進。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

eight − 5 =