内容も大切だけれど、「レスポンスの速さ」も大切

今日はクリスマス。

子供たちが大きくなると、クリスマスだからと言ってホールケーキ(丸ごと一個)を買ってきて切り分けることもなくなりました。

でもさすがにケーキは食べたい!と思い、買い物帰りにコージーコーナーのケーキを買って帰宅。

どうせならそれぞれ好きなケーキを選んで食べようと、何ともかわいいサンタとスノーマンとトナカイのケーキを購入(^^)

そして私はトナカイのケーキを。

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色もトナカイもかわいいので写真を撮ってインスタグラムに「#トナカイ #ケーキ #コージーコーナー」と投稿。

すると、すぐにコージーコーナーから「いいね」が!

あまりのレスポンスの速さにびっくりしました。

その「速いレスポンス」を受けたときに、メールも人によって反応の速さが違うな~と感じていたことを思い出しました。

私も随分遅い方だったのですが、自分で仕事をするようになり、人によって対応が違うことに気づいてからは、できる限り早く連絡することを心がけるようになりました。

まだまだ…なのですが(^^;)

内容をしっかり考えることも大切ですが、すぐ反応することも大切だと日々実感しています。

今回のSNSに対する企業の対応を受けても、世の中は更に反応の速さを求めているような気がします。

日々鍛えられますね…。


相手に分かるように話す。それは専門的な話でもおなじこと。

先日、理系院生のグループディスカッションと模擬面接を担当してきました。

グループディスカッションは、20名ほどの参加者の中に経験者がほとんどおらず、簡単な解説をしてからのスタートとなりました。

それでも、さすが「理系+院生

予め何も言わずとも、意見を交わす時も発表する時も、根拠も含めてまとめていました。

こういう論理的な点は「強み」ですね。

ぜひ本番でも活かして、気分で話し合いが進んでいる時に、ぐっと引き締める役目を担って欲しいものです。

続けて集団面接。

こちらも初体験の学生さんが多く、初回はキョロキョロもたもた。

でも、説明を受け、コツがつかめると見違えるようにしっかり対応できるように。

ほんと、準備は大切です。

この面接の中で確認した「研究内容」

さすがに理系の修士課程ともなると、文系の私には??な研究ばかり。

何も考えずに説明されると、さっぱり分かりません。

でも集団面接など入り口の選考では、理系だけでなく文系の学生と一緒に選考を受け、面接官も文系出身の人事担当者や事務系の総合職の方になる場合も多く…。

先々選考が進めば、技術系総合職の場合「技術面接」や「プレゼンテーション面接」もあるので、専門的な話は技術職の社員さんとの選考で語り合ってもらうことにして。

集団面接ではあくまで分かりやすく、「文系の友人や家族がわかるレベル」で説明するように伝えています。

話す」というコミュニケーションは「伝える」相手があってこそ。

一方的に相手の様子を考えずに話し続けても、コミュニケーションにはなりません。

それは、専門的な話でも同じこと。

相手に合わせ相手に伝わってこそ、コミュニケーションとして互いの理解が深まるのです。


インターンシップに参加するなら目的を持とう。

今年は、大学3年生対象のインターンシップが、本当に数多く実施されています。

それに、売り手市場を反映してか、昼食付きや交通費が一定金額支給されるインターンシップも、目に付くようになってきました。

あまり好景気の実感はなくとも売り手市場なことは確かで、今年の採用活動で思うように採用できなかった企業も多いのです。

そんな企業にとっては、インターンシップの段階から、今度こそは来年の採用に繋げようと気合が入ります。

もちろん学生目線では「昼食目当て」の参加者もいるでしょうが、やはり参加するからには目的を持って参加することが大切です。

そしてその目的は、人によって違ってきます。

志望業界や職種が絞り切れないなら、複数のインターンシップに参加して、その時の印象を振り返り、自分の興味や価値観を絞るもよし。

仕事の理解を深めるなら、社員の方との懇談会で、現実的な「働く」感覚を理解するもよし。

グループディスカッションが苦手なら、グループワークを含むインターンシップに参加して経験を積むもよし。

志望企業のインターンシップに本気で準備して、本選考へ繋げるもよし。

やはり、参加するときは目的を持って選択し、参加後もその内容を振り返って今後へ繋げることが大切です。

どうしてもイベントっぽい印象で、スタンプラリーのように参加を重ねがちですが、目的を持って活用することで、より納得のいく就職活動に繋がっていくのです。


取り消せる言葉、取り消せない言葉

チャットのように文字で会話が楽しめる「LINE」で、24時間以内に送信したメッセージが「送信取消」できる機能が始まりました。

他の人に送ろうと思って、間違えて送信してしまったメッセージを取り消すことができるのですから、便利です。

私は今のところ、取り消したいと焦った経験はありません。

でも以前、グループラインのメンバーの方が、旦那さまにお迎えを頼むメッセージを間違えてグループラインへ送信していた時には、「これは恥ずかしい…」と同情しました。

LINEだけではありません。

会話の中でも、口に出してから取り消したいと思う言葉もあります。

話した方は覚えていないのに、相手の方が覚えているといったこともあります。

でも、私は取り消すことができないのも、言葉の良いところかな…とも思います。

便利ではありますが、取り消せることが前提では、発する言葉の扱いも軽くなります。

それに、取り消せないからこそ、言葉と大切に向き合うような気がするのです。

キャリアコンサルティングの中でも、「言葉」は大切です。

相手と私を繋ぐのも言葉ですから、言葉の取違いで、信頼関係が崩れることもあるのです。

でも、慎重になりすぎて伝えないのではなく、例えばこのブログのように、言葉を通じて考えや思いを伝えていくことも大切だと思っています。

これからも、「取り消せない言葉」の重みをプレシャーと感じるのではなく、より大切に、より丁寧に、言葉と向き合っていきたいと、改めて考える機会となりました。


毎月毎月、かれこれ15年

毎月、月末になると、その方は自転車に乗って新聞代を集金に来てくれます。

今の家に引っ越してきた時に、「留守がちなので引き落としで」とお願いしたのですが、「毎月お伺いしますので…」と直接支払うことになってから、かれこれ15年あまり。

お孫さんがうちの息子たちと同じくらいとのこと。

そのお孫さんのお話を聞くこともあり。

長男が中日ファンと知ってからは、「中日スポーツ」を取っている人しかもらえない「選手年鑑」を、「うちのお父さんが取ってるからあげるね」と、息子にくれるようになりました。

こんな形でこんなに長い付き合いになる方もいるんだなぁ、としみじみ…。

その方と、毎年年末になると、来年の中日カレンダーの話題に。

中日新聞の販売店だけあって、中日ドラゴンズのカレンダーを販売しているのです。

長男がいつも自分で買うというのでお願いすると、わざわざすぐに届けてくれます。

今や、県外、いえ国外にいる息子。

帰国するときにはもう売っていないと思い、今年もカレンダーをお願いしました。

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中日ドラゴンズの来年の成績は心配ですが、来年もよい年になるといいですね。


様々な人と話した経験値が、コミュニケーション力を上げる

愛知県内の有名女子大学で行われた就活講座に参加してきました。

来春の本選考を見据えて、就職活動の流れを実際に体験するという内容。

大学側の指導もあり、既に準備をしている学生さんばかりでしたが、グループディスカッションや集団面接は、実際受けてみるといろいろと得るところが大きかったようです。

その中で、「グループディスカッションで発言するのは難しい」という話題に。

グループディスカッションは、初めて顔を合わせたメンバーと、制限時間内、テーマに沿って話し合って結論を出すのです。

もちろん結論を出すための進め方も大切ではあるのですが、そもそも、メンバー同士の関わり方が評価される場合も多いのです。

そして、初対面同士の会話の流れに入っていくことに、苦手意識がある学生さんも多いのです。

結局はコミュニケーションなので、学内学外を問わず様々な方と会話することで、経験も増え、力もついていきます。

今回は女子大。

しかも、学部は違っても、何となく見たことのある顔ぶれでのディスカッションでした。

でも実際の本選考は違います。

メンバーには男女ともいますし、文系理系、文化系体育会系と、タイプの異なるメンバーと向き合うことになります。

そのことを説明し、本選考までの期間に、様々な人、特に社会人と話す機会を自分から作るようお話ししました。

その経験は、グループディスカッションのみならず、面接でも生きてきます。

大学生は「大人」の印象もありますが、生活の仕方によって、意外にも学生同士の会話が中心の人もいます。

「これからのがんばり次第で、本選考でも自分らしくのびのびと話せるようになるから」と励ますと、それに応える笑顔、笑顔。

がんばってくれそうです!


初めの頃の「ピュア」な気持ち

私はある市民音楽団体へ入っているのですが、時々新しく入団する方がいます。

高校生以上という条件はあるのですが、団員の紹介で入る方、社会人になるタイミングや結婚・転勤で近くへ来られて入る方など、様々です。

3ヶ月間の体験をして、晴れて正式入団になるのです。

先日、入団することになった女子高校生のあいさつを聞いていると、

「私は楽器が大好きなので、一生懸命頑張ります!よろしくお願います!」

ハッとしました。

そういえば私も、中学校で楽器を始めたとき、楽器が大好きだったっけ。

部活に行くのが楽しくて、夏休みも冬休みも、普段の学校さえも、部活をするために行っていたようなものでした。

それが今は…。

あれやこれやグチることもあり…(^^;)

「ピュア」な気持ちを思い出して、反省。

この活動もそうですが、仕事も同じこと。

しっかり最初の思いを忘れず、進んでいかないと!

ストレートな高校生の言葉に、気持ちを新たにした出来事でした。


ミカンの季節

今年もミカンがスーパーの店頭に山積みになり、おいしい季節になりました。

私は果物はだいたい好きなのですが、特にミカンは大好きです。

手軽に食べられるし、ジューシーでいくつでも食べられます。

幼い頃育った甲府盆地は、冬は底冷えのする地域で、雪は少ないけれど毎朝気温は氷点下。

6人家族だったので、当然ミカンは箱買い。

でも、そのミカン箱は部屋の外の廊下に置いてあって、外に面した寒い廊下へ、こたつから出て取りに行くのが嫌で嫌で…。

大学生の頃、住んでいたのはミカンの産地、静岡県。

友人の下宿の大家さんはミカン農家でした。

下宿の廊下に、キズありで出荷できないみかんが袋いっぱいに置いてあって、自由に取っていっていいと!

その友人の所へ遊びに行くたびに、大喜びでミカンを抱えて帰りました。

そして子供達が受験のとき、インフルエンザ予防にいいと聞いて、ミカンを切らさないようにせっせと買いまくり、パクパク。

ミカンのオレンジ色をみると、冬のいろんなシーンが思い出されて、暖かい気持ちになります。

さぁ、今年もミカンを食べて冬を乗り切りますか!


人生何度でもやり直しができる世の中へ

先日、通信制大学の入学説明会に携わってきました。

来場者と面談しつつ、本当に様々な方が、更に学ぼうと行動に移されていることに感心するばかり。

キャリアアップのために資格を目指される方、現場の対応に活かせる学びを得つつ資格をと考えている方、などなど。

他にも、大学の通信教育ということで、大学卒業つまり学士取得を目指される方もいました。

今まで何らかの理由で、大学進学や大学卒業に至らなかった方々です。

人生、階段を上るように一段一段順調に上がっていければそれに越したことはないのですが、そうとも限りません。

自分の意思で、あるいは不本意ながら、途中で違う方向へ行ったり歩みを止めたりと、いろいろある訳です。

でも、また機会があれば、思いを「いつでも」「どこでも」行動に移せる…そんな選択肢は多いほうがいいですね。

人生に、「この道が正解!」なんてないですし。

私も過去に、大学ではないけれど通信講座で学んだ経験が何度かあるのですが、時代は進み、インターネットや映像を使って授業や試験をする便利な内容には、感心するばかり。

去年の2倍近い方が来場されたと聞き、その熱気あふれる会場で、新たな学びへと歩き出そうとする多くの方々のお話を伺いつつ、心からエールを送りました。


トラブルの当事者の中で、誰が「正しい」のか?

大相撲の世界が騒々しいです。

日馬富士の暴力沙汰を中心に、貴乃花親方のことやモンゴル力士のことなど、様々な問題が混ざって報道され、盛り上がっています。

元々の暴力問題については警察が調べているので、そのうち明らかに。

でもこの様子を見ていて、人の話は食い違うものだ、と再認識しました。

企業でのキャリアコンサルティングでお話を伺っていると、トラブルになっている当事者双方の話を別々に聞くこともあります。

その時も、当事者同士の話はかなり違った内容でした。

そして、ものの見方や受け止め方は、立場や人が変わるとこんなにも違うんだと実感。

そもそも、会社で一緒に働く目上の方や年下の方に対してどのようなイメージを持っているか。

「こうあるべき」「こうしてほしい」は、人によって違います。

其々の方の、今までの先輩後輩としての経験や、親子関係が影響しているかもしれません。

それを前提として、目の前の方が違う態度だった場合、お互いの関係の上ではかなりのマイナススタートになってしまいます。

後は、徐々にそのマイナスが積み重なっていき、相手の嫌な点ばかりが目に付くようになって悪循環に…。

人間関係では、「何が正しいのか」を問い詰めるのが本題ではありません。

それこそ警察に任せておけばいいことです。

「何が正しいか」にこだわるとこじれるのは、人によって「正しい」ことが違うからなのです。

問題を解決するには、「何が正しいか」の結論を出そうとするのではなく、「どうしたらうまくいくか」を互いに考えていく姿勢が大切です。

キャリアコンサルティングが、「私の考えていたことは、こういう風にも考えられるんだ」と、気づき考え行動してもらえる機会となれば、働きやすさにも繋がります。