大学4年生の就職活動は佳境を迎え、面接が解禁になる6月より早く、現実には既に多くの企業で面接の段階に入っています。
おうかがいしている大学での業務も、半月前までは、履歴書やエントリーシートの添削が一日中続いていましたが、このところは、模擬面接の合間にエントリーシートの添削をする感じ。
中には内々定をもらった学生からの相談も入るようになりました。
そんな中、今動きがあるのは、3年生対象のインターンシップの申込みです。
夏休みを中心に実施している大学も多く、今は3年生全体へ向けてのオリエンテーションを実施しています。
最近の大学では、インターンシップが盛んです。
中学校の職場体験が「脱ゆとり」の影響で実施が押され気味なのとは反対に、大学生のインターシップは期間も2週間程度の所が多く、正規の単位として認められる大学も増えています。
やはり、実際に企業で仕事を体験する意義は大きいです。
体験したことで、その職への意欲が高まり、卒業までに大学で何を学んだらいいかを考える機会にもなります。
また反対に、体験したことで憧れと現実とを見直す機会となることもあります。
インターンシップが、働くイメージを現実的に描き、自分の方向性を決めるきっかけになることも多く、ぜひ参加してほしい取り組みです。
就職活動の期間が短期化しており、インターンシップを活用して働くイメージと現実を踏まえて、自分の方向性を考えることが、より納得のいく就職に繋がっていきます。