「真実は1つ」だけど、どう受け止めるかはもっと自由でいいんじゃない?

とても珍しいことやラッキーなことがあったとき、「運を使い果たした」と考えるか「運が向いてきた」と考えるか、考え方にはその人の癖があると、昨日のブログで触れました。

緊張すると鼻を触るとか、ペン回しをするとか、「え~っと」という口癖が出やすいとか、動きや話し方の癖は分かりやすいけど、考え方の癖って自分ではよく分からないですよね。

でも、事実として同じことが起こっても、その事実をどう受け止めるかは、その人の今までの経験とか今置かれている環境とか、様々な事柄に影響されて違ってきます。

起きたことを「絶対変わらない事実だ」と捉えると行き詰ってしまいますが、「自分はこう捉えがち」と一歩引いて受け止めて、よくない方向は、あえて癖を意識して修正してみるのもいいですね。

日々意識して修正していると、癖自体変わっていくことも多いですし、何より、抜け道のない気持ちから解放されます。

心理療法でいうところの、認知行動療法ですね。

ものの考え方・受け止め方(認知)のゆがみを修正していくのです。

うつ病の治療でも、休養・薬物治療で症状が落ち着いた後に、認知行動療法が行われることも多いのです。

治療と捉えなくても、いったん立ち止まってポジティブに考え直すことを繰り返していると、気持ちも明るく前向きになっていきますから、「考え方の癖」もあなどれません。

双子のタマゴも、来年がいい年になる前触れに違いない!のです。