久しぶりに映画を見に行きました。
私は映画館へ行くのが大好きで、一人で見たい映画をぷらっと見に行きます。
うんちくを語るようなマニアではなく、「映画館へ行って映画を見るのが好き」なのです。
子供の頃は2本立ての映画がほとんどで、市内の映画館をはしごして一日で4本見た時もありました。昔は一回ごとの入れ替えがなかったので、同じ映画を繰り返して見ることもありました。
昔の映画館なんて、座席指定もなかったので、並んで入ったものの立ち見でスクリーンが見えにくい、なんてこともよくありました。
そんな映画ですが、私にとって映画の内容ももちろんですが、映画の存在は特別なのです。
映画を思い出すと、その時の自分の様子や気持ち、出来事も一緒に思い出します。
バタバタの育児に疲れ、久しぶりに帰省した実家に子供を預けて「スターウォーズ1」を見て入り込んだスッキリ感。
姪を亡くした直後、もう一人の姪と「ドラえもん」を見に行った時の切ない気持ち。
資格の試験に落ちて立ち直れなかったとき、「ゼロ・グラビティ」で主人公が帰還した地球の地面をつかんで立ち上がるシーンを見て、再チャレンジしようと決めたこと。
映画は私と共にあるのです。
久しぶりに映画を見て、そのことも再度実感。こういう時間も必要ですね。
今回は「ファンタスティック・ビースト」を見ました。
子供達とハリーポッターを全作品見に行ったので、その時のことも思い出しました。
子供達を初めて映画館へ連れて行ったのは6歳と4歳の時。「クレヨンしんちゃん」でした。
これなら飽きないかと、トイレを済ませて準備万端で行ったのですが、予想外の感動作に私が涙してしまったのでした。
(その回は、後に草薙くん主演で実写映画化するほどいい話だったのです)
いや~、映画って本当にいいもんですね~。