ハードルを下げて動き出そう。

今日の新聞で、立命館大学の根津准教授がゼミで実践している「買うだけ読書のススメ」という記事を読みました。

学生に、本を読めというのではなく、古本を活用してまず千円で買えるだけ買う実習をするというのです。すると、大量の本を実際に購入することで自分の関心の傾向が分かって、アンテナも広がり行動力もついてくると

受け身な学生に、強く主体的な問題意識を持たせたくても、「本を買って読む」行為は学生にとって労力がいり、ハードルが高いから、まずは「本を読まないといけない」プレシャーから解放するために、「読まなくていいからとにかく買う」ことを促すというのです。

部屋に積んでおくと、ついめくって読んでしまうこともあるし、まずは本を手に取ることから…ということですね。

キャリアコンサルティングでも、「最良の策より、まず行動」と考えます。どんなにいい策を立てても、ハードルが高くて実行できないぐらいなら、簡単ですぐできる些細なことから、まず行動に移せるほうがいいですから。

「いつもできないんだよなぁ」とか「苦手でつい後回しにしちゃうんだ」ということは、ついつい自分でも「ちゃんとやる」ハードルを上げがちです。そこで、まずは自分でもあきれるぐらい些細な行動から始めてみることも大切なのです。

「千里の道も一歩から」

私も朝型人間目指し、まず早めに寝ることから…。

 


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