アクティブ・ラーニングって?

最近、教育の現場では、アクティブ・ラーニングが話題です。

授業と言えば、私が大学生の頃は、講義を聞く一方通行の学び方でした。

ところが、「何を教えたかではなく、学生が何を身につけたか」が問われる時代となり、居眠りはしていられない、参加型の能動的授業(アクティブ・ラーニング)が取り入れられているのです。

私も、先日、実際にアクティブ・ラーニングによる授業に携わり、体感する機会に恵まれました。まず個人で、インターネットを使って情報を集めたうえで、グループでテーマについてディスカッションして、その結果を発表する、といった内容でした。

アクティブ・ラーニングと言えば、うちの子供達の通った中学校が熱心に取り組んでいて、授業参観で、班ごとに話し合ったり教え合ったりして、取り組む様子を見たことがあります。

いろんな考え方や意見があることを知って、それを受け入れたうえで、どのようにまとめていくか体験することは貴重です。

経験したことは、近いところでは就職活動のグループディスカッションでの選考にも活かせます。

将来的には社会へ出て、想定していない複雑な問題に直面したときに、自分で考えて行動していく力にも繋がります。

その動きを踏まえて、最近の大学では、アクティブ・ラーニング用の部屋が新たに作られているところがあります。

情報を調べるノートパソコンや発表用のプロジェクターといったICT設備が整い、グループで学習できる可動式の机といすが設置された真新しい設備を見て、時代の変化を感じます。

これからは、自分の知っている知識だけを使い、よく知っている人だけと、あうんの呼吸でやり繰りできる時代ではないということですね。


「人見知り」はコミュニケーション上達の始まり

「私、人見知りなんです。」「私、昔は人見知りで…」という人の多いこと多いこと。

実は、世の中「人見知り」経験者ばかりです。

特に大学生を対象に面談していると、このような話をする学生がとても多いのです。

そのうえで「コミュニケーション能力が強みです」と話は至るわけで、「?」常々矛盾を感じていました。

でも、様々な学生に会う中で、実は「人見知り」はコミュニケーション上達に欠かせないステップなのでは?と考えるようになりました。

家族に対して「人見知り」という表現は使わないので、「人見知り」ということは家族と「よその人」がしっかり認識できていて、他人と自分との距離を、意識しない人以上に敏感に感じているわけです。

その中で、自分は「よその人」との距離がうまく取れないな~何とかしたいな~という思いから、日々意識的に実践を積んだり工夫を重ね、その日々の積み重ねが、結果としてコミュニケーション能力の向上に繋がっていく、という訳です。

人は弱点こそ何とかしようと思い悩み、日々の時間とエネルギーを費やすので、反対にその弱点が長所になってしまうことも多いのです。

そして、最初からコミュニケーションに長けた人より、質も高く、苦手な人の気持ちも分かる、きめ細やかなコミュニケーションを身につけることができるのです。

弱点はいつまでも弱点にあらず。

その人らしい強みになります。


「話を聞く」そして「話を聴く」

日常生活のコミュニケーションで、「話す・聞く」は基本の部分です。でも、基本なのに、なかなか実は難しい。

日頃つい、話すことに注意が向きがちですが、友人・家族・同僚、または上下関係のある相手と、コミュニケーションの場も相手も様々な日常では、しっかり聞くことも重要です。

人は、相手が自分の話を聞いてくれていないと感じると、分かってもらおうと、よりしつこく話を続けたり、話すのをあきらめたり、相手への不信感を募らせたりします。

そこで、コミュニケーションの下地作りとしても、話を聞くことは、とても大切な部分になります。

…が、これがまた奥深いのです。

「話をよく聞く」というと、聞くことに集中しがちですが、「よく聴く」つまり「傾聴」は、とにかくじっと相手の話を聞くだけでなく、話をよく聴いてもらっていることを、「話し手が分かる」ことが必要になります。

そこで、まず一生懸命話を聞いたうえで、しっかり聞いていることを、具体的な方法(相手をしっかり見る・うなずく・あいづちを打つ・話し手の言葉を拾って伝え返すなど)で、話し手に分かるように伝えていきます。

すると、「私の話を聴いてもらえている」という事実が、安心や聞き手への信頼に繋がって、聞き手の言うことも受け入れてみようという思いに至るのです。

普段、なかなか相手の反応・行動が実感できないと感じていたら、ぜひ、意識して「話を聴いて」みませんか?

その相手は、「話をしたい」「相談したい」と、あなたの目の前に来てくれた方なのですから。


自分が変わると相手との関係性も変わる

今日は岐阜の知人と久しぶりにランチしました。近況を報告しているうちに、私がキャリアコンサルタントをしていることに話題が至りました。このことを彼女に話したのは初めてです。

すると、その後「実は…」と、ご家族のことについて話し始めたのです。

既に20数年来の付き合いですが、この話を聞いたのは初めてでした。互いの関わり方は不変のものではなく、相手が変わらずとも自分が変化したことで、関係性にまで影響があるんですね。

ありがちな人間関係のトラブルから家族間や組織内の悩みなど、「この関係はもう変わらない」と、その関係性ありきで考えがちです。でも、相手は変わらずとも、自分のあり方・捉え方を変えながら関わることで、動き出すことは多いのです。

彼女に、少しでも私との関わりが役立ちますように…。

今日も一日暑かったので、帰りは既にこの空模様。一雨ありそうです。

FullSizeRender 1


「会う」ことで得られるもの

約束して人と会うとき、何気なく期待していることがありますよね

もちろんトラブルがあって愚痴を言いたい、相談したいと思って会う約束をするときもあります。

でも、相手はどんな人がいいか選んだり、会うこと自体に何かを求めているはずです。

今日は、以前勤めていた公共機関の同僚と食事会でした。

自分が仕事を頑張ったときに評価してくれた人たちと会うことは、次へ向けての行動のエネルギになって、社会認知的キャリア理論のいうところの「自己効力感」が高まります。

話している内容とは別に、その人たちとの関係性から、自然と自信や元気が湧いてくるのです。

最後には素敵なケーキもあって、楽しい時間に力をいただきました。

IMG_0445