我が家の「誕生日week」

7月22日は次男の誕生日でした。

晴れて20歳。

成人の仲間入りです。

我が家は長男が11月生まれではあるものの、夫が7月15日、私が19日、次男が22日と、一週間の間に3人の誕生日がやってきます。

この一週間はまさに「誕生日week」なのです。

誕生日は、私にとっては既におめでたくない日とも言えますが、息子の誕生日、といえば、成長をふりかえって感慨深い一日です。

そう考えると、誕生日は「親にとってのお祝いの日」ですね。

今回は、次男が20歳ということで、近くに住む夫の両親・妹とともに焼き肉屋へ行き、ビールで乾杯!

ただ次男とは、毎日顔を合わせる日々は高校と変わらず、大学入学とともに家を離れた長男と違って、成人したからといって大きく何かが変わる感じがしません。

この日常の慣れはよくないと、これを機会に、我が家の貴重品や大切な書類を一緒に確認。

私なりに「成人」の自覚を促してみました。

とにかく、これで息子たちは二人とも無事成人。

産まれたときにははるか先に思えたところまで、なんとかたどり着くことができました。

これからも、先を歩く身近な大人としてその姿を見せ、違う考え方は成長として見守りながら、息子たちといい距離感で歩んでいけるといいな~と、あらためて感じた一日でした。


大学生になってから、一番長い帰省も終わり

長男が、大雨の中金沢へ帰っていきました。

留学先のロシアから帰国し、あちこちでかけたり、久しぶりに友人に会ったりと過ごしていましたが、先週一度下宿先を決めに金沢へ行ったと思ったら、早速引っ越すことになりました。

早くも、私が東京へ行っている間に荷物だけ「単身パック」で運び出され…。

夜帰宅して長男の部屋をのぞくと、去年の8月に下宿を引き払ってからぎゅうぎゅう詰めになっていた家財道具や荷物がなくなっていました( ゚Д゚)

そして、私と置いていく荷物の確認を済ませると、後を追いかけるように長男も金沢へ

後に残ったのは、

ロシアみやげとして、お願いしていたお茶

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そしてお菓子(ロシア語表記しかないので、何が入っているかさっぱりわかりません)

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おみやげのワインとコニャック

コニャックは、W杯のロシア対スペインの試合を見ながら、長男と一緒に味見したのでちょっと減ってますが…。

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こうやってバタバタと振り回されるのも、家族がいるいい点でもあり、大変な点でもあり(^^;)

また親子3人の日常に戻ったのでした。


生活を共にした「同志」が一足早く帰ってきた。

夜、配達の人が来て、「何だろう?」と思ったら、長男のスーツケースでした。

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そういえば、長男から、「無事帰国」と成田からLINEで連絡が来た時、

「スーツケースとパソコンを送ったから」

といってました。

仕事だったので、すっかり忘れてました(^^;)

夫が携帯会社に手続きに行って回線が無事開通し、通信面でも「日本へ帰国」した彼。

身軽になって、そのまま遊びに行ってしまいました。

そんな訳で、まだ長男には会えていないのですが、こうして一足先に無事帰宅したスーツケースを見ると、無事帰国したことを実感します。

スカイプで話をしている時、後ろに映っていたこのスーツケースは、長男とともに、どんな景色、どんな生活を見てきたのか。

そう考えると、単なるモノとも思えません。

今度は、本人の帰宅を待ちたいと思います。


長男がロシアから帰ってくる

長男が、10か月に渡るロシア留学を終えて帰国します。

当初、6月末までの予定だったのですが、ロシアでのサッカーワールドカップの影響で予定が前倒しになったとのこと。

長男の滞在していた寮は、ユニバーシアード(大学生のオリンピック)で使っていた大きな寮なので、ワールドカップでも使うから「追い出された」と。

寮の期限に合わせて試験も前倒しになり…と全てが早く終わってしまったのでした。

帰国が予定より早くなって、仕事やらなんやらで一番バタバタとしている時期に帰ってくることに焦る私…。

長男の部屋は荷物が山積みだし、お土産話をゆっくり聞く余裕がない時期にあたってしまった(>_<)

そんなこんな、スカイプで打ち合わせをしていると、今や評判も下がる一方のサッカー日本代表のキャンプ地がカザンだという話に。

そのため報道各社、カザンに集まってきており、長男も「日本からの留学生がいる」ということで、運よく地元「中日新聞」の記者に取材をうけたとのこと。

小中学生の頃、「新聞記者になりたい」と言っていた長男。

憧れの(笑)「中日新聞」に取材されたのはうれしかったようで…。

取材した記者の方も、思いっきり地元出身の学生だったということで驚いていたそうです。

そんなロシアを後に、帰国しても直接自宅へ戻ってくるわけではなく、スーツケースを自宅へ送り付けたら東京で遊び、仙台へ大好きな中日ドラゴンズを追いかけていき、帰宅は来週だと。

私もそれまでに、少しは部屋が片づけられそうです(^^;)


9日間の長旅を経て、荷物が無事着いた。

送った荷物が着いたと長男からLINEが来ました。

8日の夕方に、近くの郵便局から送りだした後、「国際郵便追跡サービス」で荷物は今どこなのか時々見ていたところ、12日にはモスクワに到着。

税関を通って発送されたので、「もうそろそろ着くかも」と長男にLINEで連絡。

着いたら教えてと頼みました。

ところがなかなか連絡が来ない。

「どこか行っちゃったのかな~?」

「中身は食品って書いてあるから、誰かが持って行ったかも…」

と不安に思っていたところ、やっと着いたと連絡がありました。

あちこち、いろんな人の手を介して着いたはずなので、よっぽど箱もぼこぼこになっているのかと思ったら、着いた荷物の写真は結構しっかりしていました。

中に入れたおせんべいも、無事割れないまま。

当たり前なことだけど、「意外と大丈夫なんだ~」と親子して感心したのでした。

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息子も、しばらくは日本の食べ物を楽しめそうです。


ジョージアの空の下

冬休み期間、旅行に出ていた長男から、無事大学のあるカザンに戻ったと連絡がありました。

不思議なもので、遠いロシアのカザンに戻ったと聞いて、なぜかホッとしました。

いやいや、カザンも遠い遠いロシアなのに…。

私も感覚がマヒしています。

この10日間、アゼルバイジャン・アルメニア・ジョージア・モスクワと旅をした長男。

日本で、ジョージア出身の栃ノ心が優勝したことを伝えると、出身の街へも立ち寄ったと言って、写真を送ってくれました。

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「きれいでいいところだった」と。

当然ながら、日本にいながら海外の古い建物や遺跡を直接見ることはできない訳で、この写真を見て、あらためて直接見た長男がうらやましい。

海外の古いお寺(教会)もすごいですね。

長男はこの光景を前に、何を感じたのか?

そんな話もゆっくりしてみたいです。


長男の冬休み

ロシアへ留学中の長男は、1月いっぱい冬休みなので他の国へ旅行に行くとのこと。

去年はギリシャにしようかとも言っていたのですが、お正月に話した時は、どこへ行こうか迷っていると。

結局、18日から「コーカサス3国」と「モスクワ」に出発することになりました。

モスクワはともかく、「コーカサス3国」と言われても、私にはどこの事か分かりません…。

早速グーグル検索。

アゼルバイジャン・ジョージア(グルジア)・アルメニアのことだそうです。

黒海とカスピ海の間にあって、地図を見ると小さい3国がかわいくまとまっています。

古くから東西南北交通の要所で、民族が往来して交易で栄えたり、異民族に侵入されたりと、複雑な歴史を歩んだ地域なのだとか。

世界史が大好きだった長男と、世界史を睡眠時間にしていた私とでは、この国々に対して抱く感情は違うのかも…。

調べると旅行会社のツアーも結構ありました。

その情報を読むと、コーカサスの山々の自然が豊かな中、シルクロードの交易路の街並みや古い教会などが残っていて、写真もいい感じ。

ロシア語圏なので、少しは会話できるようになった長男には実践の場にもなるのかも。

18日にアゼルバイジャンのビザを取ったと知らせが入りました。

なんとこの国のビザは、2年ほど前から、トルコ人と日本人だけ、空港で無料でもらえるとのこと。

トルコ人はともかく、どんないきさつで日本人のビザが無料なのか、アゼルバイジャンと日本の関わりも知らないし、世界には知らないことだらけです。

長男は、約10日間の行程の前半は宿泊地を押さえて出発しました。

でも、国の様子がよく分からない上に一人旅ということで、私にとっては、うらやましさ半分、不安半分の日々を過ごすことになりそうです。


子供の頃の習い事を振り返って「分析」してみる

うちの子供たちは小学生の頃、少林寺拳法を習っていました。

その当時同じ道場で練習していた次男の同級生が、「少林寺拳法の世界大会に優勝し、世界一に輝いた」と新聞に!

5歳上のお兄ちゃんと一緒に、とりわけ熱心に稽古をしていたのは知っていたものの、さすがにすごい!

次男は黒帯までいかずに辞めてしまったのですが…。

その話題をきっかけに、次男と今までの習い事について話していました。

小さい頃の習い事は、始めるのは親や兄弟がきっかけの場合も多いです。

だから、本人の「興味」や「やる気」は、必ずしも反映していないと思います。

でもその中で、好きで通うのが楽しかったものや、一生懸命取り組んだものなどは、その人の「興味のもと」や「強みのもと」になっていることがあります。

もちろんその後、思春期を経て成長し、様々な面で変化はするものの、習い事の興味と同じような方向に興味を持ち続けていたり、取り組む姿勢が同じだったりすることも多いのです。

次男も、時期をずらしていくつか習い事をしていたので、それぞれどう思っていたのか改めて聞いてみました。

傍目には、習い事全般、卒なくこなしていた次男でしたが、本人の中では違いがあるようで。

そろばんやスイミングはイマイチだったけど、少林寺とピアノは結構よかったと。

その分かれ目は何なのか…。

ジャンルという訳でもないし、指導方法の違い?それとも環境?

この違いをもっと掘り下げたいところだけど、身内はうまくいかない。

何かしつこいよ、という視線を向け逃げられてしまいました(^^;)

こんなところからも、もっと自分の「らしい」ところを理解してほしいものです。


ロシアは遠くて近い、そして近くて遠い

ロシアに長男が旅立ってから、そろそろ3か月が経とうとしています。

そもそも日本にいる間もたまにしか連絡は来なかったので、その延長線といったところ

さすがに遠い異国の地にいるだけに、「最低月に1回は連絡するように」厳命。

スカイプを繋げば、すぐそこにいるように話ができる便利な世の中。

私が小学生の頃は、科学館のテレビ電話は珍しさで奪い合いだったというのに、今では自宅で気軽に顔を見ながらロシアの長男と話すことができます。

ロシアとの時差は-6時間。

夕飯の支度の最中に、LINEへ「今から電話できるよ」とコメントが。

タイミングを逃すとまた先延ばしになってしまうので、早速スタンバイ。

大学から帰宅していた次男と一緒に、長男の寮の部屋や外の景色を見せてもらっているうちに、ちょうど夫も帰宅。

夫が長野へ赴任中は話す機会もなかったので、3か月ぶりの親子の会話です。

冬に備えて買ったコートや靴は見せてもらったものの、外にはまだほとんど雪もなく、部屋はどこも暖房が効いているので暖かいと。

ロシア正教会のクリスマスは1月7日で、欧米みたいに12月にクリスマス休暇はないけれど、1月が長い休みなので「避寒」に出かけるとのこと。

「ギリシャへ行こうかな~。」

「フランスやスペインより安全そうだし…」

今や日本ほど安全な国はない訳で、

心配ではあるけれど、行動に向かう気持ちも尊重したい…と心は複雑です。

とりあえず、「心配」なことは伝え、心構えと準備をしっかりするように言って電話を切りました。

来年の留学の終わりには中央アジアにも行きたいと話す長男を、頼もしくもあり、心配でもあり。

親であることで芽生えた感情を実感中です。


世界中どこに行っても、やっぱり中国人は多い?

ロシアへ留学している長男から連絡が来ました。

日本を出国してかれこれ1ヶ月。

どんな日々を過ごしているか、スカイプの電話を通して聞くことができました。

長男曰く…

寮は4人部屋で、日本人2人と韓国人中国人が1人ずつ。

寮はとても大きくて団地のようで、寮内には洗濯をしてくれるおばさんが(゜o゜)

基本自炊だけど、近くにはスーパーもあって野菜などはとても安いし、地下鉄もバスも50円くらいで乗れて、ショッピングモールやIKEAへも行ける。

近々ユニクロ(!)もオープン予定。

などなど、話を聞いていると、とても暮らしやすい様子。

大学の授業も始まり、留学生は、大勢いる中国人と韓国人がそれぞれ1クラス。

日本人はヨーロッパ人と一緒のクラスになり、ロシア語ができるヨーロッパ人のレベルが高くて大変と。

他クラスへの編入の交渉をする人もいるけれど、長男は腹をくくってそのクラスでがんばることに。

「日本人は寮に帰って勉強しなさい!」と先生に追い立てられるくらい、授業についていくための勉強が必要で、まずは単語をたくさん覚えないと授業が分からない…。

同じ大学には、日本語を学んでいるロシア人学生が80人!

日本で思う以上に、ロシア人は日本に関心を持っていて好意的なんだと、話を聞いて感じました。

そんな中でがんばる長男…話を聞いている私の方が「私もがんばらないと」という気持ちに…

IMG_2051 カザン大学

IMG_2056 ロシア正教会

IMG_2058 このアリーナはW杯の予選会場の予定