受験生らしさが感じられないから、とにかく「赤本」を買ってみよう。

受験生の次男と、本屋へ「赤本」を買いに行きました。

「赤本」といえば、昔からある、教学社から出版されている大学入学試験の過去問題集です。

大学ごとに作られていて、背表紙に大学名がど~んとあるのが特徴的ですよね。その大学へ受かりたいという気持ちから、お守り的存在でもあります。

売り場へ行くと、既に同じような母・息子ペアの先客が。

「「あっ、あったあった!」って言って、あの親子の前の東大の赤本取ってみて~。」

と軽口をたたく私を軽くいなし、息子は第1・第2志望大学の赤本を無事購入。

長男の時は、進学指導に熱心な高校だったうえ、本人の第一志望校への意志が固かったので、私は何にもしてなかったなぁ…。

後期日程の大学を受けることになって、最後にバタついた時に、もうちょっとやってあげられることあったかも、と。

ところが、次男は、勉強も出遅れているうえ、高校もそこまで突っ込んだ指導がないし、本人もふわ~っと漂っている感じ。

とにかく、一緒に本屋へ行ってみました。

実家の祖父母からもらった図書カードをつぎ込んで赤本を買ったからには、もうちょっと熱が入るといいんだけど…。

「センター試験まで、もう100日切ったんだって~。」(なんか他人事)とか、

「試験の一週間前から生もの食べない方がいいよね。あたると困るから。」(その心配(^^;))とか、

受験生がこんな会話でいいのか、私のモヤモヤは続くのです。

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がんばれ~!


お腹がすいたから、大学へ行こう!

長い夏休みを終え、3日から長男の大学も2学期が始まりました。

入学当初は、初めての一人暮らしということもあり、「今日の夕ご飯♪」と作った晩ごはんの写真がLINEで送られてきたり、気になった話題は私からLINEしたりと、連絡もまあまあ取れていたけれど、それも徐々に間隔があき…。

最近では、よっぽど必要でないと連絡してきません。

私からのLINEも、目にしているはずなのに何日も放置され、「既読」がつかないといった有様。

そんな時、「ちゃんと大学行ってるかな~」と、私が確認するのが、生協のミールカード。

予め入金しておくと学食で使えるプリペイドカードなのですが、今どきは、サイトから食べた内容が確認できるようになってるんです。学食も変わりましたね~。

何時に食べたとか食べたメニューとかを見ると、ちゃんと大学行ってご飯食べたんだな~と、ちょっと一安心。

まさに生存確認の術なのです。

仕送りを増やすと、食費を削って他のことに使ってしまいます。

その点、大学の学食で食事にだけ使えるミールカードは、海外の「学校給食プログラム」のように、「大学へ行ったら食事ができるから学校へ行く」システム。

「大学へ行っているか?」「ちゃんと食べてるか?」といった心配を満たしてくれます。

夏休みが終わって授業が始まったので、やっとこれで確認できます…。


いよいよ、センター試験の受け付け始まりました~。

27日から大学入試センター試験の受付が始まりました。我が家では、次男の申込用紙は既に高校へ提出済みで、高校経由で申込みされます。

試験日は、来年1月の14・15日。毎年、風邪やインフルエンザ、さらには雪と、いろいろ心配なシーズンです。

大学入試というとなかなか人生に影響の大きい出来事で、結果も含め、人生が大きく変わったという人も多いと思います。

私も何とか家を出たくて、地元大学よりレベルの高い県外の大学に受かるため、必死に勉強したことを思い出します。

ただ、自分が頑張るわけではなく、子供が勉強しないと結果に繋がらない、というもどかしさ。

最近では、名古屋で中学入試の勉強を理由に、父親が息子を刃物で刺してしまったという痛ましい事件がありました。

結果も含め、子供自身の人生なんですよね。

2人子供がいても、それぞれにタイプも違い、次男はなかなか本気が見えにくい…。

ありがちな、「勉強してるの?」「やってるって」の応酬です。

何しろ、内容ともあれ、本人の納得のいく結果が出せるよう祈りつつ、口をついて出そうな言葉を飲み込む日々です。

親なんて、できること限られてます…。

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息子には言えない、夫とのリアルLINE


変化に「対応する」のではなく、習慣に「あらがう」

数年前まで、我が家はごく普通に、月に25キロのお米を買っていました。食べ盛りの息子が2人いる家庭では、それ程ではないのかもしれませんが。

結局、1升炊きの炊飯器に買い替え。

ところが、昨年4月に長男が大学進学のために県外へ下宿することになり、さらにこの夏、夫も転勤で県外へ。

やっと3人分の食事量に慣れた頃に、2人分の食事になり、ついつい作り過ぎちゃうのです。

しっかり計って作るわけではないので、たくさん作りすぎてしまうと、いつまでも同じ料理を食べ続けるハメに…。

自分では結構柔軟だと思っていたけど、意識せずにやっていることを変えるには、逆に、わざわざ意識しないと変わらないことを痛感する日々。

来春、次男の進学先がどこになるかで、また対応を迫られそうです。

  * うちではほとんど料理しない夫も奮闘中。

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   大根おろしが冷凍保存できると言ったら、1本すべて…(^^;)


「ほんなこんばっか、言っちょし!」

TV番組「秘密のケンミンショー」で甲州弁が取り上げられていました。

「だたらやせってぇから、ちょびちょびしちょし」

うんうん。小さい頃はそう怒られたよね。

甲州弁は山梨の方言なのです。

「山梨県に方言あるの?」と言われることもあります。

が、まぁこれが、若い頃にはかなり恥ずかしい方言なのです。

マツコの「月曜から夜ふかし」という番組で「ブサイク方言ワースト1」に選ばれたこともあるくらい。

だから、高校生の頃、東京へ遊びに行く時や修学旅行で県外へ出る時は、必死に隠していました。

でも、よもやのワースト1位。

「何事も中途半端よりは、1位のほうがいいか…」と開き直るしかない展開です。

甲州弁にいいイメージがあったのは、NHKの朝ドラ「花子とアン」の中で使われていた時です。放送当時は、「「こぴっと」ってどういう時使うの?」とか、「言ってみて」とか、いろんな人に言われました。

私は、かれこれ30年も山梨を離れているので、普段はすっかり尾張弁です。

単語や語尾も違えば、イントネーションも全て違うので、甲州弁も懐かしいな~。

番組を見ていた息子と、「甲府のばぁばたち、使ってたよね~!」と盛り上がりました。

*ほんなこんばっかいっちょし=そんなことばかり言わないで!

*だたらやせってぇから、ちょびちょびしちょし=すごく忙しいんだから、ふざけてるんじゃありません!

IMG_1027 郷土愛で、購入(^^;)


月の力~十五夜(中秋の名月)

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幼い頃は、祖母と一緒に、粉から十五夜団子を作ってました。餡入り・餡なしと、くるくる丸めるのが楽しくて、たくさん作ってしまいました。

そこで、子供が物心ついた頃、「さぁ、お月見しよう」と思い立ったものの、私の想像するお月見団子を売り場で探し回っても見当たらない!

実は、今住んでいる地域では、十五夜のお月見団子と言えば丸型ではなく、細長く引き伸ばした、しずくの形

色も白・茶・ピンクの3色で、餡は入っていません。なんでも「芋名月」に由来した里芋をイメージしたものだとか。

「えっ、これがお月見団子!?」

とびっくり。地域変われば様々です。

ここ最近、十五夜の夜はベランダに出たり、家族で月見団子を食べたりしていましたが、息子と二人となるとさみしいですね。

なんでも、最近の研究では、月の引力は、潮の満ち引きだけでなく、大きな地震にも影響があるとか。

身近でありながら、美しく、影響の大きい星ですね。


ロシアの土産話

長男が、ロシアのウラジオストクより無事帰還しました。

といっても、すでに8月28日には帰国していたのですが、県外の大学なため、下宿へいったん戻り、やっと帰宅となりました。

他国の留学生のこと、滞在した大学が日ロ首脳会談の会場でセキュリティが厳しかったこと、シベリア鉄道へ乗ったこと、その時出会ったロシア人のことなど、数々の土産話を聞きながら、無事に帰ってきたことに一安心です。

そして、ロシア人は日本人にとても親しく話しかけてくれ、親切だったと。

「ソ連」「冷戦」「共産主義」といったイメージが抜けきらない私としては、日本人に興味を持ってくれ、親切だという話が新鮮でした。

国対国ではなく、一人一人の交流が、互いの理解を深めるんですね。

長男が、次の機会へ向けて様々な課題を持ち帰ってきたのも、海外へ出て体験したからこそ。私もその価値を分かってはいても、安全な国なんてない現状に、なかなか複雑な思いです。

でも、「Google Earthで見れば、海外行かなくてもいい」訳ではなく、やはり、体験したからこそ得るものを吸収して欲しいと思います。

おみやげは、マトリョーシカ!IMG_0976


地図見て、ウラジオストクを指させる?

長男が夏休みを利用して、ロシアのウラジオストクにある大学のサマースクールに参加することになりました。地理に疎い私は、次男と一緒にウラジオストクの場所をGoogleで検索する始末。

なぜロシア???

という疑問は、本人に聞いても今だに解決しないけど、バングラデシュのテロ以来、安全なところなんてないご時世なので、「くれぐれも気をつけて」と繰り返すばかりです。

でも、LINEで連絡取れるらしいし、世界の距離感がよく分からない…。

なにしろ、気をつけて、いってらっしゃい!!


「転機」は突然に。夫が転勤する。

夫が8月から長野へ転勤になりました。以前から話はあったけれど、去年も話が流れて、本当に転勤するとは実感がなく、どうする???

次男は愛知近郊の大学を受験すべく、準備を進めている受験生だし、ここで転校は難しい。

相談の結果、結局夫の単身赴任に落ち着きました。

でも、そもそも私は愛知出身ではなく拘りもないので、ついて行くという選択肢も十分あるのです。

だけどそうなると、私の仕事はどうするの?と、ぐるぐる考え込んでしまいました。

そういえば、CDA養成講座でシュロスバーグの「転機」の理論を学んだから、使ってみよう。

転機の乗り越え方は…

「転機とは何かを理解し」 → 自分が優先したいのは何なのか、改めて考える機会かな。

「戦略を立て、行動計画を使って乗り越えていく」 → 夫が転勤して生活が変化する不安(-)を、時間を見直して確保できる(+)と捉え、今までしていないことに時間を使おうかな。

そこで、こうしてブログも書けているわけです。

転機の理論も自分を題材に体験できたし。

 


18歳の誕生日

今日は次男の18回目の誕生日。

選挙権が18歳からになって、あと少し誕生日が早ければ話題の投票できたよね。

家族4人でケーキを囲み、お祝いしていたのももう過去の話。

今日は私と2人だけの夕食なので、本人の希望でイタリアン食べ放題(まだ食べ盛り…)のおで外食することに。

思い返すと、次男がお腹にいたころ長男はまだ1歳。育児に明け暮れる私は、子供1人に愛情かけて育てる大変さに、2人になったらどうなるか不安でした。

でも、子供が2人になると、次男への愛情も次男とともに生まれて2人分に。

2人になると愛情が半分になる…という思い込みは、産んでみて違うと知りました。

「案ずるより産むがやすし」

誕生日おめでとう!