このところ天候が不順で、寒の戻りや雨続きでしたが、この週末は天気もよく穏やかだったので、ちょっと出かけてみました。
どこへ行こうかと考えて、思いついたのが「岐阜の大仏」
奈良・鎌倉に次いで日本で3番目に大きい大仏だと、グーグルのCMで紹介されていた大仏さんで、隠元禅師の伝えた黄檗宗のお寺「正法寺」にありました。
大仏殿は中国様式で独特の雰囲気です。
奈良の大仏や鎌倉の大仏は鋳造ですが、乾漆仏という点も珍しい。
竹で作ったかご状の仏像の形の上に、お経を書いた紙を張り付け、その上に漆を塗って金箔をはるという作りなのです。
大仏さんはやさしいお顔ですね。
ぐるりと大仏さんの周りを一巡り。
大仏殿内の説明を読むと、隠元禅師はインゲン豆を伝えてその名が残っていますが、他にも「木魚」も伝えたんだそうです。
それから他の宗派でも広く木魚を使うようになったとか。
今ではお経を詠むお坊さんとセットになっている木魚。伝えたのが隠元禅師とは、へぇ~な情報でした。