大学で就職支援というと、学生さんと向き合うのは、早くて3年生の夏から。
ほとんどが、3年生の冬から4年生までが対象となります。
先月まで4年生と向き合い続けた日々から一変、私は今月から、違う大学の1年生を対象とした講義の評価作業に携わっています。
1年生達は、グループワークを通じて出した結論を紙にまとめて提出するのですが、これがなかなか、グループや学科の間で差が大きいのです。
そもそも設定や記入する内容を把握できていないグループもあれば、その点をメモに取り、項目ごとに答えを整理して記入し、更には自分たちの考えまで掘り下げることのできたグループもあるのです。
同じ講義を受け、同じ形態でグループワークをしたうえで、この差を目の当たりにすると考えさせられます。
実際に4年生と接する中で、就職活動が動き出す頃にはあったらいいとつくづく感じていたのは「文章力」と「コミュニケーション力」
感想をずらずらと書き連ねたエントリーシートを持ってきた4年生の学生さんも、早い年次から、結論から書き理由を考えることや、5W1Hを意識した文章作成を繰り返していれば、もっと伝わりやすい文章が作れたはず。
「文章力」も「コミュニケーション力」も早いうちから!
〇年後の就職活動、更にはその先の将来を見据えて積み重ねることの大切さ。
それを実感しているからこそできる目線で、学生さんと関わっていきたいです。