ロシアの土産話

長男が、ロシアのウラジオストクより無事帰還しました。

といっても、すでに8月28日には帰国していたのですが、県外の大学なため、下宿へいったん戻り、やっと帰宅となりました。

他国の留学生のこと、滞在した大学が日ロ首脳会談の会場でセキュリティが厳しかったこと、シベリア鉄道へ乗ったこと、その時出会ったロシア人のことなど、数々の土産話を聞きながら、無事に帰ってきたことに一安心です。

そして、ロシア人は日本人にとても親しく話しかけてくれ、親切だったと。

「ソ連」「冷戦」「共産主義」といったイメージが抜けきらない私としては、日本人に興味を持ってくれ、親切だという話が新鮮でした。

国対国ではなく、一人一人の交流が、互いの理解を深めるんですね。

長男が、次の機会へ向けて様々な課題を持ち帰ってきたのも、海外へ出て体験したからこそ。私もその価値を分かってはいても、安全な国なんてない現状に、なかなか複雑な思いです。

でも、「Google Earthで見れば、海外行かなくてもいい」訳ではなく、やはり、体験したからこそ得るものを吸収して欲しいと思います。

おみやげは、マトリョーシカ!IMG_0976


9月1日 2学期の始まり

今日は9月1日。

2学期の始まる日です。朝は近所の小学生たちが賑やかに集団登校していきました。

でも最近、9月1日は「18歳以下の自殺が最も多い日」と報道されるようになりました。

長い夏休みで一休みした人間関係が、また始まる日。

私も学校生活の中で2回、そう思った学年がありました。

今でも、仲間外れを面白がる同級生の笑い顔や、どうにもならない閉塞感を思い出します。

仲間外れやいじめをする相手は、人の気持ちを気にかけることより、面白くて優越感を感じる誘惑に負けている人だと思います。

どうにもならない状況なら、「逃げる」ことは大切です。「逃げる」ことは負けではなく、自分自身の人生を生きるための知恵であり、そのための勇気ある選択です。

私も、子供たちにそう伝えています。

「生きてこそ」の人生です。