やはり、春は別れの季節

お伺いしている大学もそれぞれに卒業式が行われ、昨年来面談を重ねた4年生たちが卒業していきます。

別れはさみしいものですね…。

とは言え、我が家としては今年はもう卒業もなく、今後も大学の卒業しかないので、小中学校のような卒業の感慨は通り過ぎたのかも、と思っていました。

ところが、お仕事をご一緒していた営業担当の方が大阪へ転勤と聞き…。

この方がいたから、その企業のお仕事により力が入ったのでした。

それに先月、今後に繋がる面談をしたばかりでした。

その方は最後に今後の仕事もセッティングして下さいました。

本当に感謝しかありません。

卒業に出席する立場として別れに関わることは少なくなっても、社会人であれば転勤・異動があるのでした(T_T)

このさみしさは以前も感じたな…と思って思い返すと、資格を取って初めてキャリアカウンセラーとして仕事についた職場でのことでした。

日々不安でしかない私の面談を一緒に振返ってフィードバックしてくれた方が、ご主人の転勤で大阪へ転居されたのでした。

それからそれから、まだ駆け出しの私の隣のブースで面談をしながら、時には厳しいアドバイスをしてくれた方が新たな職場へと退職されたときもそうでした。

さみしくて、不安で、途方に暮れる瞬間です。

今回も、大阪へ行かれる方のご活躍を願いつつ、その方から受けた気遣いに恩返しできるように、少しずつ歩き出さないと…。


三寒四温

春先は天候が目まぐるしく変わります。

寒かったかと思えば、汗ばむような陽気の日も。

冷たい風が吹きすさむ日もあれば、雨の日も、穏やかな日差しの日もあります。

「三寒四温」とはよく言ったものです。

そうして、着実に暖かくなっていくようです。

今日お伺いした事業所は碧南市。

思いのほか時間がかかり、往復車で3時間余りの行程となってしまいました。

穏やかな男性の方との面談でしたが、気づけば日当たりのいい応接室で、手に汗をかくほど。

日差しはすっかり春なんだと実感しました。

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事業所へ向かう途中、「衣浦大橋」は渋滞していて、海の上にかかる橋の上で停まってしまいました。

私は、川を渡る橋が渋滞するのには慣れているけれど、海の上の橋は違う印象です。

ちょっと怖い感じ。

これは、私が泳げないからか…。

トラックの交通量も多く、停まっている間、橋が揺れています(^^;)

楽しい移動時間ではあるのですが、中にはそんなシーンもあり、ちょっと刺激的な半日でした。


私のエージェント

以前一緒に仕事をしていた方から、お仕事を紹介していただきました。

この瞬間、仕事は人づてに繋がっていく、ということを実感します。

その仕事を離れてから早くも3年半経っていました

いい方ばかりで、仕事も内勤と外回りと、私にとってバランスがよく、のびのびと働いていました。

でも、キャリア支援の資格取得を目指していた私は、そこで勤務している間に無事CDAに合格し、新たな実践の場へと、その職場を後にしたのでした。

しばらくはみんなが揃う食事会にも顔を出していたのですが、ご無沙汰しがちに…。

そこへ、不定期に届く「会心のおやじギャグ」のショートメールで繋がっていた方から、キャリアコンサルタントを探していると知らせが来たのでした。

こんなこところにも、私の「エージェント」が!

ほんと、「仕事って縁だな~」と感じます。

実際にそのお話が契約するに至り、その方へささやかながらお礼をお渡ししようと、久しぶりに元の職場へ行ってきました。

連絡をくれるに至った経緯を聞きつつ、懐かしくて話がはずみます。

その方は、某有名家電メーカーで営業として定年までしっかり勤め上げた方。

人との繋がりを大切にされるところは、さすが「営業」です。

その方とのまたのご縁を願って、かつての職場を後にしました。

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今日のお礼の品は、感謝を込めて「桂新堂」の「はあとえびせんべい」


外へ出れば、街角での出会い

このところ、事業所へお伺いして面談する機会が続き、あちこち移動する日が続いています。

どちらかというと車で出かけることが多かったのですが、今日は地下鉄。

名古屋にある鶴舞駅の近くでした。

その事業所へ向かう道すがら、交差点にある事務所っぽいドアへ、人が次々に入っていきます。

不思議に思って中をのぞくと、なんとパン屋さん!

5人くらいしか入れない店内に、パンがたくさん並んでいます。

行きはとりあえず通り過ぎたものの、帰りは気になる…。

お昼時、中には人がギュウギュウ詰めなので、いったんは駅へと通り過ぎたものの、鶴舞駅にはなかなか降りないし…と戻って店内へ。

外から見ていた通り、中は狭く、並んでいる人で棚のパンもよく見えません。

それに種類がとても多くて、それぞれ名前が書かれた札が並んでいるのですが、それもなかなか見えない。

ともかく順番を待ち、今日のお昼のキッシュと、明日の朝のパンと…と選んでいると、前に並んでいた30代の男性のお客さんが、次々に注文していきます。

注文が止まらず、一体どれだけ?と思っていると、お会計5千円越え(◎_◎)

実はそのお店、「スーリープー(SURIPU)」という有名なパン屋さんだそうで、遠くから買いに来る人もいるとのこと。

知らなかった(^^;)

もともと来る人を待つ仕事が好きではない私としては、そんなお店との出会いも楽しい外回りの仕事でした。


「平等」であることは、いいのか悪いのか

雪が溶けたような小雨が強風に舞う中、一宮市の高校へ就職ガイダンスにお伺いしました。

2年生対象なので、来夏の就職活動へ向け、「就職」よりは「働く」準備といったところ。

その帰り道、最寄り駅が遠く、ご一緒した方と一緒にタクシーに。

すると、偶然運転手の方がこの高校の卒業生ということで話がはずみました。

景気が悪くなると、タクシーの運転手に転職してくる人が増えて売上が下がってしまうので、そういう点では今はいい時期だと。

また、みんなと一緒に…という行動はあまり好きではなかったので、今の仕事がとても合っているとも。

歩合の給料についても、がんばれば結果に繋がるからやりがいがあると。

何でも、誰でも、平等がいい訳ではないですね。

もちろん最低限の安定は必要ですが、固定ではない収入を上げようと日々頑張っている様子が伝わってくるお話でした。

お話を伺いながら、もしこの方が「平等」をもとに評価され、がんばっても同じ給料だったら、やる気をなくすように感じました。

一時期、「ゆとり教育は運動会の徒競走で、競争させずにみんなで手を繋いでゴールする」という話が揶揄された時期がありました。

がんばって成果に差がつくことや、そもそも得意なために優位に立つことが、あたかも悪いことのように受け止められる内容でした。

でも、みんなそれぞれ違うところができたりできなかったりするのは当然なこと。

その違いを認め合い尊重することのほうが大切です。

私も集団教育の場を窮屈に感じていたこともあり、誰もが「平等」がいいとは限らないことを思い出したお話でした。


内容も大切だけれど、「レスポンスの速さ」も大切

今日はクリスマス。

子供たちが大きくなると、クリスマスだからと言ってホールケーキ(丸ごと一個)を買ってきて切り分けることもなくなりました。

でもさすがにケーキは食べたい!と思い、買い物帰りにコージーコーナーのケーキを買って帰宅。

どうせならそれぞれ好きなケーキを選んで食べようと、何ともかわいいサンタとスノーマンとトナカイのケーキを購入(^^)

そして私はトナカイのケーキを。

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色もトナカイもかわいいので写真を撮ってインスタグラムに「#トナカイ #ケーキ #コージーコーナー」と投稿。

すると、すぐにコージーコーナーから「いいね」が!

あまりのレスポンスの速さにびっくりしました。

その「速いレスポンス」を受けたときに、メールも人によって反応の速さが違うな~と感じていたことを思い出しました。

私も随分遅い方だったのですが、自分で仕事をするようになり、人によって対応が違うことに気づいてからは、できる限り早く連絡することを心がけるようになりました。

まだまだ…なのですが(^^;)

内容をしっかり考えることも大切ですが、すぐ反応することも大切だと日々実感しています。

今回のSNSに対する企業の対応を受けても、世の中は更に反応の速さを求めているような気がします。

日々鍛えられますね…。


毎月毎月、かれこれ15年

毎月、月末になると、その方は自転車に乗って新聞代を集金に来てくれます。

今の家に引っ越してきた時に、「留守がちなので引き落としで」とお願いしたのですが、「毎月お伺いしますので…」と直接支払うことになってから、かれこれ15年あまり。

お孫さんがうちの息子たちと同じくらいとのこと。

そのお孫さんのお話を聞くこともあり。

長男が中日ファンと知ってからは、「中日スポーツ」を取っている人しかもらえない「選手年鑑」を、「うちのお父さんが取ってるからあげるね」と、息子にくれるようになりました。

こんな形でこんなに長い付き合いになる方もいるんだなぁ、としみじみ…。

その方と、毎年年末になると、来年の中日カレンダーの話題に。

中日新聞の販売店だけあって、中日ドラゴンズのカレンダーを販売しているのです。

長男がいつも自分で買うというのでお願いすると、わざわざすぐに届けてくれます。

今や、県外、いえ国外にいる息子。

帰国するときにはもう売っていないと思い、今年もカレンダーをお願いしました。

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中日ドラゴンズの来年の成績は心配ですが、来年もよい年になるといいですね。


初めの頃の「ピュア」な気持ち

私はある市民音楽団体へ入っているのですが、時々新しく入団する方がいます。

高校生以上という条件はあるのですが、団員の紹介で入る方、社会人になるタイミングや結婚・転勤で近くへ来られて入る方など、様々です。

3ヶ月間の体験をして、晴れて正式入団になるのです。

先日、入団することになった女子高校生のあいさつを聞いていると、

「私は楽器が大好きなので、一生懸命頑張ります!よろしくお願います!」

ハッとしました。

そういえば私も、中学校で楽器を始めたとき、楽器が大好きだったっけ。

部活に行くのが楽しくて、夏休みも冬休みも、普段の学校さえも、部活をするために行っていたようなものでした。

それが今は…。

あれやこれやグチることもあり…(^^;)

「ピュア」な気持ちを思い出して、反省。

この活動もそうですが、仕事も同じこと。

しっかり最初の思いを忘れず、進んでいかないと!

ストレートな高校生の言葉に、気持ちを新たにした出来事でした。


勤労感謝の日

今日は勤労感謝の日

「働く人に感謝する日」「勤労に感謝する日」と言われていますが、成り立ちはちょっと違うようです。

元はと言えば、収穫を祝うために飛鳥時代から始まった「新嘗祭(にいなめさい)」

つまり収穫祭ですね。

そもそも天皇と国民が一体となって収穫を祝う行事でした。

それが、第二次世界大戦後、GHQが天皇の行事から切り離そうと、「勤労感謝の日」として設定したのが始まりなんだそうです。

国民の祝日に関する法律に、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」と定められているので、その考え方が今の「勤労感謝の日」のイメージに繋がっているようです。

いわれはさておき、私にとっては、

元気に働ける「健康」に

好きに働かせてくれる「周囲の支え」に

可能性を広げてくれる「人とのご縁」に

感謝です。


「家業を継ぐ」ということ

車から変な音がするので、いつもお願いしている車屋さんへ点検に持っていきました。

7年前まではうちの隣にお店があって、車に何かあると駆け込んで、度々助けてもらっていた「お隣さん」です。

今は歩いて10分ぐらいの所へ移転してしまったのですが、今でも点検や修理など、車に関することはとても頼りにしています。

そして、そこのお孫さん3人は、うちの子供たちと同年代。

全員男の子です。

その中に、「専門学校トヨタ名古屋自動車大学校」に通い、後を継ぐべく勉強中のお孫さんもいます。

先日車を持っていったら、おばあちゃんとお孫さんが店番中でした。

会社の規模は様々でも、後継者問題は事業にとって大きな問題です。

どんなに伝統のある老舗も人気企業も、後継者がいないと途絶えてしまいます。

「家業を継ぐ」場合、単に周囲から期待されるという面だけでなく、身近で働く姿を見ているので興味を持ちやすい面もあります。

ただ身近なだけに、良い面も悪い面も知ることになり、そこをどのように将来像へ繋げていくかはその家それぞれの関わり方によって異なります。

その車屋さんは、無事後継者を育てることができたようです。

「これでいつお父さん(おじいちゃんのこと)が倒れても大丈夫だから!」

店を手伝う孫の姿を見ながら、そう話すおばあちゃんの言葉に笑いながらも、その言葉の重みを感じました。