「帰宅効果」

今月3日間に渡りお伺いする、岐阜県の事業所への道のりで考えたこと。

初めてお伺いするので、方向感覚に自信のない私としては、事前に道順の確認をして余裕を持って出発したにも関わらず、結局ほぼ約束の時間に到着。

でも、面談を終えての帰り道、何だか帰り道は早く感じました。

同じ距離なのにこの感覚は何だろうと思ったら、「帰宅効果」という言葉があるようです。

「距離は変わらないのに、帰路の方が短く感じる」ことを指した表現です。

もちろん、行った道を帰るので、「経験がある」という意味での順調さからくる感覚はあります。

でもそれ以外に、「行きの道のりを現実より短く見積もりがち」なことも影響しているとか。

だから、

なかなか着かない=行きの方が長く感じた

となる訳です。

そうすると、私は、方向感覚に自信がないと言いながら、「それほどひどくない」と甘めに見積もっている?

「余裕を持って」行くなら、私の場合もっと早く出発する必要があるんですね(^^;)

これは物事の受け取り方にも共通するかも。

「甘く見ていると、より大変に感じる」のだから、何事も大変だと思って始めた方が、達成感は味わえそうですね。

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道すがら、きれいに稲穂は垂れて…。


日本にいると、平和は空気のようで…。

15日の朝、夫からJアラートがなったというLINEが来ました。

前回に引き続き、今回も愛知県では鳴りませんでした。

でも、長野県はアラートの対象エリア。

テレビで聞いた不気味な「Jアラート」を2回も聞くことになったようです。

あの音を、実際に突然聴いたかどうかで、ミサイルの話題に対する空気感は違います。

14日には、ロシアで爆破予告の電話が相次いで空港や学校から避難騒ぎが起きている、というニュースがありました。

普段なら何気なく読んでいる話なのですが、今回は長男のことが心配になり、聞いてみました。

留学に出発する前に、大学で危機管理等々、ざっと説明は受けていて、外務省の専用サイトにも登録はしてあったので、注意喚起のメールが来たようです。

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実際に住んでいる地域では、騒動もないそうなので、今回はとにかく注意をするよう再確認。

日本では、ミサイルが通過したからといって、すぐに何かが起きるわけではなく、やっぱり平和な国ですね。

空気のように当たり前に平和があるから、平和なことも忘れてしまいがち。

ありがたいことですが、ずーっと続くのかどうか、考えさせられる出来事でした。


「ロボット」と共存する生活

長男のスマホを保留にする手続きのためにソフトバンクを訪れると、店頭に「ペッパー」が立っていました。

誰にも相手にされずさみしそうだな~と思って見ていると、キョロキョロとあたりを見回しています。

よく見ると、近くのテーブルでお客様に対して説明している店員さんの言葉を後ろから聞いている様子。

そして、店員さんの説明に合わせてうなずいています。

勝手に会話の輪に入って、人のやり取りを学習中でした。

このまま吸収していくと、知らないうちに対応能力が向上していくんですね。

仕事の世界でも、自動化するソフトウェアRPA(ロボテック・プロセス・オートメーション)の導入が進んでいます。

このソフトは、パソコンでの定型的なくり返し作業を、時間当たり人間の8倍処理できます。

このところ長時間労働が話題に上っていますが、労働時間の短縮のためには、ソフトの活用も有効な方策となります。

話題の電通も、年末までに導入して労働時間の削減を目指すとのこと。

こうして単純労働を見直すことで、労働生産性が向上し、働く意欲の向上も見込めるというのです。

ただ、効率化のために新しいことに臨むより、いつも通りの安心感を選んでしまいがちな保守的な日本の企業で、急速に浸透するのかどうか。

世界で1億人の知的労働者の仕事に取って代わる、という試算もどう受け止めるのか。

変動していく状況の中で、キャリアコンサルタントとして働く方たちのお話を伺いながら、共に進んでいくことになります。

帰りに店頭で私が笑ったら、こっちを向いたペッパーと目が合いました。

共存していきますか(^^)


子供だって、大人だって、うまくいかない時もある。

今日は9月1日。

夏休みが終わり新学期が始まるこの時期、自殺する子供達が多いということで、年々子供達へのメッセージが多く報道されるようになってきました。

学校へ通っている間は、学校の世界だけが全てだと思ってしまいがちですが、人生はそんなに小さな世界ではありません。

他の環境に飛び込めば、新しい人間関係ができますし、うまくいかなくても、何度でも何度でもやり直すことができます。

同じ自分のことを、ある環境では相手にされなくても、違う環境では評価されるなんてこともよくあることなのです。

一つの世界一つの観点だけでは行き詰ってしまうから、直線で進もうとすると生きにくい。

うまくいかなかったら他の所へと、ぐるぐると動き回りながららせんを描くように進めばいいのです。

時には逃げることも、また時にはひと休みすることも、長い人生の中では大したことない。

新学期を迎えた子供たちだけでなく、実はこれは働く大人たちにも言えること。

キャリアコンサルティングとしてお話を伺う中で、どうしても行き詰ってしまい、うまくいかない状況を話される方もいます。

その時、長期的な目線や他の視点で考えられるようになると、ふっと肩の力が抜けることも。

私もキャリアコンサルタントとして、そのお手伝いができるよう、日々心がけています。

「学校へ行きたくなかったらおいで」という図書館や動物園からのコメントのように、大人たちも行き詰ったりうまくいかなかったりしたら、いつもいる環境から離れ、違う角度から考える時間をつくることは大切です。

みんな、人それぞれにいいところがあるのに、いまちょっとそこが見えにくくなっているだけ。

自分を大切に、落ち着いたら、また歩き出せばいいのです。


今では使わなくなった、ゲームやカードの価値

部屋の片隅に、今となっては全く使うこともないゲーム機やカードがまとめて置いてありました。

以前、息子たちが遊んでいたゲーム機やゲームソフト、それに箱いっぱいに入ったポケモンやデュエルマスターズなどのカードです。

もう使わないので何とかしないとと思っていたのですが、長男の引っ越し荷物の片づけついでに、やっと本腰を入れ処分することに。

内容がよく分からないので、長男に同行してもらって買取しているリサイクルショップへ持っていきました。

私が何も考えずに処分してしまえば、燃えるごみと燃えないゴミに出しそうなものばかり…。

ところが、査定してもらった金額を見て、私にとっては「ゴミ」に見えても、欲しい人にとっては価値ある「モノ」であることに、今さらながらビックリしました。

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特にカードについては、簡単に仕分けして持って行ったり、宅配買取をしている会社へ郵送したりすれば、更に高い評価がつくこともあるとのこと。

レアカードになると万単位の買取価格がつくものもあるそうで、驚きです。(そんなカードまずありませんが)

もともと、カードそのものの価格は5枚で150円程度。

当時子供たちがお小遣いの範囲で買い集めていたものです。

それが、珍しいとかみんなが欲しがるという付加価値がつくことで、金額が変わるんですね。

「モノ」の評価は、評価する人や状況によって変わることに、改めて気づかされました。

これは「人」の評価でも当てはまるかも。

結局、カードは宅配買取を依頼することに。どうなるか楽しみです。


「クルマ」も「コスプレ」も! 日本の未来はどうなる?

昨日は2週前に引き続き、東京の九段下で研修を受講してきました。

行きかえりの新幹線は満員で、途中から乗ってきた方が立っている車両もありました。

親子連れやスーツケースを引いた若者も多く、夏休み真っただ中といった感じ。

無事研修を終えた後、先月までの仕事の打ち上げに向かおうと名古屋駅のコンコースを急ぎ足で歩いていると、すごい人だかりが…。

近づくと白いドア(ガルウィングかと思いきや、ファルコンウィングと言うらしい)の車の周りに人が群がっていました。

パネルには「TESLA」の文字が!

アメリカの電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」です。

6月に名古屋にも直営店をオープンしたというのは知っていましたが、トヨタのお膝元名古屋の駅構内で、テスラ社の電気自動車に人が群がっている光景にビックリ!

私も時間があれば見てみたいところでしたが、先を急ぐので…残念。

調べてみると、エンジンがないので、エンジンルームだった場所に荷物を入れるスペースがあったり、上にドア全体が上がって開くので、車内で立ち上がれるスペースもあるとか。

つい先日、トヨタがマツダと資本提携してEVの共同開発をするというニュースを見たばかりですが、日本の「クルマ」はこれからどうなっていくのか?

と、更に待ち合わせた栄に向かうと、栄にあるオアシス21という施設にコスプレした人混みが…。

「世界コスプレサミット」でした!

これも海外から注目される日本の文化なんですね~。

これからの日本はどう変わっていくのか?

そんな意味で、とても刺激を受けた一日でした。

結局、帰りの地下鉄は、いろんな人がギュウギュウ詰めでした(^^;)


7月は誕生月だから特別なことを。

「14歳最後の対局」の記事を読んでいると、なんと、将棋界の期待の星、今話題の藤井聡太四段は私と誕生日が同じ!

という訳で、7月は私の誕生月。

そして、夫も次男も7月生まれ。

さらには、私の母と姉も7月生まれなのです。

だから結婚する前も、結婚してからも、3人分の誕生日を一緒にお祝いすることが多く、私にとって7月は、他の月とは違う特別な月なのです。

7月に開業したのも誕生月だから(^^)

その特別感を何かに活かせないかと思い、年一回の健康診断を誕生月に受けようと決めました。

企業に所属していれば定期的にやってくる健康診断も、自分で申し込むようになるとついつい後回しになりがち。

そもそもお医者さんへかかるのが好きではないだけに、慌ただしさにかまけていると、受診せず終わってしまいそうです。

も、「キャリアの健康診断を」とコメントするからには、自分もしっかり健康診断を受けていかないと。

仕事も生活も、健康あってこそ。

そこで今日、無事受診してきました。

健康診断の結果を「大人の通信簿」と言っていた知人がいました。

今まで再検査を勧められることもなかったのですが、徐々にリスクは高まっているわけで…。

一か月後の結果を待ちたいと思います。


面倒な道は楽しい道?

やっと新しい洗濯機が届きました。

一週間長かった…。

当たり前に、洗濯をしながら、あれやってこれやって…と過ごしていた日々。

汚れてもどうせ洗濯すればいいか…と気軽に構えていただけに、「まとめて洗濯に行く」ことになかなか慣れず、新しい洗濯機が届くのが待ち遠しかったのです。

朝一番に配達してもらい、設置も済めば後はとにかく洗濯!

と思ったら、今までとメーカーもタイプも違うので、取扱説明書を読まないと操作もおぼつかない…。

取扱説明書を読みながら、実際に洗濯や乾燥を重ねるうちに、よく使う機能は分かるようになりました。

携帯の機種を変えたときも、スマートフォンに変えた時も、ある程度の機能を理解して使えるようになるまでが大変…。

でも、より面倒な道を選ぶと、脳が働いて脳機能も維持できるとか。

楽だからとか安心できるからといって、同じ行動をとり続けたり同じパターンで生活していると、脳機能も低下するそうです。

捉え方を変えて、

「面倒」 → 「いつもと違って面白そう」

と、日々抵抗感なく、新しい状況を楽しく受け入れていきたいものです。

我が家へ新しく来た洗濯機も、何回か洗濯の回数を重ねたことで、すっかり頼れる家電へと昇格しました。


「名もなき家事」と無償労働

さすがに梅雨らしいジメジメとした日が増えてきて、気温があまり上がらずともクーラーをつけたいと思うようになってきました。

そもそも、私はそれ程クーラーに頼らずもっぱら扇風機でしのぎがちなのですが、我が家は男が多く、みんなクーラーをつけたがります。

蒸し暑さに負け、やっと重い腰を上げてクーラーを掃除したことで、我が家もクーラー解禁となりました。

業者の方だと中まで徹底して掃除してもらえるので頼む時もあるのですが、何となく私が掃除して終わりの年も多いのです。

やりだせば2時間ほどで、3台続けて掃除してしまうのですが、やり始めるまでが、なかなか気が重い…。

一通り終わって、クーラーをつけた部屋で、

「業者さんに頼んだら1台1万円以上するよ~」と話す私に、

週末帰宅していた夫からは、感謝の言葉はありつつも、

「じゃあ、○○(次男)から5千円もらったら~」と一言。

ほんと、家事とはなんと無償労働が多いことか…。

家事分担をしていても、「名もなき家事」の負担が妻側に大きいという話題もありました。

分担した家事の合間に妻がこなす「名もなき家事」は、夫には認識されていないとのこと。

トイレットペーパーが無くなったら買いに行く。

食事の献立を考える

調味料を補充・交換する

手洗い場のタオルを取り替える

クリーニングに出す・取りに行く

町内やマンションンの会合に出席する

などなど…。

まだまだ家事については改善の余地ありですね。


「電車通勤」と「車通勤」

私は最寄り駅まで徒歩15分と微妙な距離に住んでおり、仕事先の最寄駅までの距離で車で行くかどうか決めていました。

ここ3ヶ月間通った大学へは車を使っていたのですが、お酒の席に声掛けいただいたので一日だけ電車で向かいました。

電車乗り換えの接続がよければ、ほぼ同じ所要時間で行けるはず。

でも実際行ってみると、とにかく「歩く距離」が全然違う…。

乗り換えや階段など、結構歩くのです。

いかに車移動は歩かないことか。

やっぱり車移動は、日々心して歩かないといけないことを痛感しました。

電車通勤は、最寄り駅まで距離によっては結構歩くことになりますし、住んでいる地域では天候や事故で運休や遅延が起こると代替が難しい。

でも移動中は本を読んだりスマホで情報を確認したりと有効活用できます。

車通勤は、渋滞する時間帯だと到着時間が変わることや、運転中の時間を他のことに活用できない点は不便です。

でも天気に関わらずdoor-to-doorで移動できる点は便利。

どちらも一長一短。

今は仕事先も様々な場所へお伺いするので、その時々で電車か車か判断して決めることになります。

ただ、そもそも私は電車に乗ることも車の運転も好きなので、結局、移動は楽しい!