「関係とは築き上げること」と実感する、修了の日のさみしさ

いまキャリアコンサルタント養成講座の講師を担当しています。

去年からカリキュラムがより手厚くなって、

一日の時間数にもよりますが、学科と実技を通学で学ぶクラスだと、かれこれ半年もの間、毎週共に学ぶことになります。

今回は、途中から引き受け、1ヶ月半ご一緒したクラスが修了式を迎えました。

 

最初は、引き継ぐ前の先生のカラーもあるので、私の方も探り探り(^^;)

今まで大切にしていたことはそのまま大切にできるように、そして私が大切にしている点も少しずつお伝えしながら、徐々に私と皆さんとの関係を築いていきます。

まずは相手を知るところから。

知るためには、興味を持って、相手に合わせながら、いろいろ教えてもらいます。

もちろん、私に興味を持ってもらえたら、素直にお伝えてして…。

この繰り返し。

だんだん深まってきたな~と思っていると、もう修了日!

もっと一緒に、という思いが強くなった頃なので、今度はさみしさが募ります。

 

修了式も終わり、はぁ…と思っていた数日後、写真が送られてきました!

 

 

 

← 修了式後のクラス写真

 

 

← 受講生さんと

 

こちらは昨年のクラス →

 

写真、励みになります (^^)

 

そしてこの思いをかみしめ、また歩いていこうと思います。

 

みんな、がんばって~! 合格するの待ってるね。

そして合格したら、同志としてよろしく!


「歌う」ことは、自分が生きていることを実感する時間

2年半前、とあることをきっかけにボイトレをしてから、「一人カラオケ」を趣味にしていたのですが、

去年からのコロナが広がりの中、すっかり足が遠のいていました。

行きたいな~という思いはずっとあって、コロナの感染状況とにらめっこだったのですが、

今回、思い切って行くことにしました。

一人だし、カラオケボックスは換気がいいし、消毒も心がけてるし…と思いつつも、自分でも対策は万全に!

1年ぶり…なことに、気持ち上がります(^^)

 

いざ、歌い始めてみると…

 

久しぶり過ぎて、声が出ない…(^^;)

ぼちぼち慣らしながら、持ち歌を歌ったり、歌詞を見なくても歌える懐メロを歌ったり。

4月らしい、森山直太朗の「さくら」とか、アンジェラ・アキの「手紙」とか、槇原敬之の「遠く遠く」とか、

人との出会いや別れ、生活の変化の歌も、いろんなシーンが頭をよぎり、気持ち入ります。

途中で「さよならの向こう側」を選び、百恵ちゃんの引退コンサートの映像を見て感動…。

あ~、すっきり!

充実した時間を過ごすことができました。

声を出すということは、心の中の思いを出すことでもあり、

自分の身体を実感し、生きていることの楽しさを感じる瞬間でもあります。

歌う楽しみを教えてくれたK先生には、本当に感謝してます!

 

オンライン「キャリア相談」受けつけてます。

詳しくはこちら ↓

「キャリア相談」について

 

 


この1年で大きく変化した世の中

コロナ感染が広がって早1年

世の中は大きく変わったものです。

 

マスク着用は基本的なマナーですし、対面飲食でのコミュニケーションは自粛。

代わりにオンラインが活用されるようになって、

就職活動や研修では、当たり前の選択肢になりました。

まさか、あっという間にこんな世の中になるとは思いもよらず、

人生分からないものですね…。

 

そんな変化を「新たな可能性」と受け止め、

私も昨年はオンラインでの講座運営や面談へと幅を広げてきました。

やってみると、デメリットもあるけれど、メリットも数知れず。

特に地域的なデメリットを感じることの多い私にとって、

オンラインはエリアの可能性を大きく開くことに繋がりました。

 

そこで、2021年度は、個人向けのオンライン面談を思い切ってスタート。

合わせて、このブログも少しずつ再開していくことに。

変わりゆく世の中で、

キャリアに関わる今の私が、何を感じ、何を考えているか。

自分を見つめていきたいと思います。


「令和元年」も馴染んできたころ

5月から元号が「令和」に変わり、早くも一ヶ月が過ぎようとしています。

職業訓練生との面談終わりに記入するジョブカードには、キャリアコンサルタントのコメント記入欄があるのですが、

そこへ、ついつい「平成31年5月○○日」と実在しない日を記入してしまい(^^;)

慌てて訂正をお願いする…なんてこともありました。

それでも、最近は「令和元年」にずいぶん馴染んできました。

 

長らく適応障害ということで皇室行事の出席を控えていた雅子さまも、皇后に。

目指していたであろうキャリアの道と、選ばれた人生との複雑さを思い、感慨深いものがありました。

だからこそ、一つ一つ行事を重ねられる姿を、ハラハラドキドキわくわくと、気にかけずにはいられませんでした。

代替わり後も、引き続き平和で穏やかな「令和」の日々が続くことを願っています。


向いている仕事 向いていない仕事

2か月に渡る東京でのキャリアコンサルタント養成講座が終わりました。

受講生の方は、まだ引き続き別の講座が続くのですが、私が担当する部分は終了。

季節をまたいでということもありますが、台風で授業が短縮されたり、私が途中、声の調子を崩したりと、いろいろあっての2ヶ月間でした。

でも、精一杯努めさせていただく中で、

「先生じゃなかったら続けられなかったです」

「次の講座も先生で受けてみたいです」

「講師向いてますよ」

などと、とてもとてもありがたい言葉をいただくことができました。

そもそも、キャリアコンサルタント(カウンセラー)の資格を取ってから私が始めたのはカウンセラー業務。

対1人の仕事でした。

それと並行して就職活動のセミナーを担当することもあったのですが、私にとって、当時はカウンセラー業務が主でした。

そんな中で講師の仕事の幅を少しづつ広げていたのですが、キャリアコンサルタントの業務の中で、「私って何が向いているんだろう?」と日々考えていました。

よく就職・転職活動する方との話題に上る「向いている、向いていない」ですね。

私が行動してみて感じたことは、

 

やってみないと分からない

精一杯やってみて、自分がどう思うか

そして、周りの人がどう評価するか

そんなことの積み重ねで「向いているかどうか」が分かるようになる

 

これからも、とにかく精一杯取り組みながら、私に向いていることを探し続けようと思いました。

本当に、受講生の方からも、多くを学んだ2ヶ月でした…ありがとうございました。


新たな1年の始まり

今日7月1日で、開業して3年目に入りました。

振り返ってみれば、この1年もいろいろなことがありました。

新たに始めた仕事、新たに出会った方々、この歳にして初めて感じる思いもあり、迷い考えながら、少しずつ先へと歩いてきました。

 

また今日から新たなスタート。

 

気持ちを新たに、一つ一つ大切に、そして精一杯取り組んでいこうと思います。

 

お世話になった方々、ありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いいたします。


「読み聞かせ」の経験が活かせた瞬間

5月に入ってから、隔週で正課授業としてグループワークを行っている大学の講義に携わっています。

幅広い意味ではキャリア教育になるのですが、ある意味「人間力教育」といったところ。

多文化共生、地域活性化、子育て、労働、防災など、今の大学生が社会へ出て直面する問題について、仲間たちと学びを深める取り組みです。

その講義の中で、題材として「桃太郎」を取り上げた回でのこと。

今どき「桃太郎」をぼんやりとしか知らない学生さんもいるため、同じ情報をもってグループワークへ臨むため、絵本を読むことにしました。

その日はたまたま映像が使えず、まさに「読み聞かせ」

短いお話ですが、昔話風に読み聞かせを終えると、なんと140名ほどの学生さんたちから拍手が…。

「読み聞かせ」が本題ではないので、意外な反応に私の方が驚いてしまいました。

振り返れば、子供たちが幼い頃、私は5年間くらい毎日読み聞かせをしていました。

子どもたちが…と言うより、私自身が絵本を読むのが楽しくて、自分が読みたい本を近くの図書館で借りては、毎日毎日寝る前に読み聞かせていたのです。

こんなところで経験が活きるとは(笑)

読む本は図書館で借りることが多かったのですが、気に入った本は買って繰り返し読みました。

エリック・カールの「はらぺこあおむし」はもちろん、「ぐりとぐら」、「しょうぼうじどうしゃじぷた」、「三びきやぎのがらがらどん」など、数えきれないくらい読んだ本はいまだに手放せず家に置いてあります。

他にも、長新太さんや五味太郎さんの絵本もおもしろくて…。

「読み聞かせ」の効果として、子どもが本好きになるかどうか、については微妙ですが、今でも2人とも本を読むことに抵抗がないようなので、少しは効果があったのかも。

それよりも、絵本を「読み聞かせ」た時の子どもたちの様子やその時の楽しい時間が私の思い出として残っていることが、何よりの「効果」だと私は思っています。

15年以上前のことを思い出すことができました。


久しぶりに母子手帳を引っ張り出してみた。

「はしか」の感染が話題になっています。

沖縄を旅行した名古屋出身の高校生が感染し、その高校生が受診した名古屋市内の医療機関で働く方や、同時期に受診していた方へも感染が確認されたそうです

「はしか」はとても感染力が強いので、感染した方の移動ルートまで公表され、注意が促されているのです。

まぁ、私世代は感染して免疫ができているようなので大丈夫とのこと。

でも「高校生が感染した」ということで、同世代の我が家の息子たちはどうなのか心配に…。

次男は通学に電車を利用しているし、念のため、予防接種について確認してみることにしました。

ワクチン接種を2回していれば免疫がしっかりついて大丈夫とのこと。

久しぶりに母子手帳を引っ張り出しました。

IMG_2739

ついでに長男の分も確認。

2人とも、無事2回接種済みでした(^^)

振り返ると、我が家の息子たちは学年こそ2年違いですが、生まれた時期は1年8ヶ月しか離れておらず、子育て中はバタバタ。

一日中おむつ替えと授乳に追われ、一年間ぐらいその他の記憶が途切れています。

そんな記憶も定かではない状況で、母子手帳の記録は心強い。

母子手帳は、世界へも広がっているそうです。

今では私より大きくなった息子たちが、お腹の中にいた頃からの記録。

これからも大切にしたいと思います。


将来のことは、言葉にすることで現実に近づく

週末の東京行きも3週目に入り、平日の業務と合わせて少し疲れが出てきたところ。

そして、東京は夏の陽気。

日々の気温の変化も大きく、それに負けないように体調管理するのも大変です。

IMG_2723  信号待ちでふと見上げると都庁が

もともと動き回ることを心がけている私。

今回も、やはり直接足を運び得ることの大きさを再認識し、価値ある東京行きとなりました。

そんなこんなで、目的は終了。

折角なので、そのあと友人に会うことにしました。

彼女とは今年1月に大阪で会ったものの、その後、元々の出身地である関東へ移っており、短くとも楽しい時間を過ごすことができました。

以前同じ職場で仕事をしていたので、その時のこと、そして今の近況の話題で盛り上がります。

よくある会話はそこまでのことが多いのですが、彼女は私に将来の話題を投げかけます。

5年後は?仕事どうしていきたいの?

そう言われて考え、言葉にすることで意識が生まれ、少しずつその方向に進んでいけると感じます。

まさに今回もその通り。

1月に大阪で「次は東京で!」と別れたその言葉通り、4月に東京で再会することができました。

やはり、言葉に出すことの力はあなどれない。

これからも、意識的に「これから」の話をしていこうと思いながら、名古屋へと戻ってきました。


苗字を見ただけで、勝手に想像したこと

自分の中の思い込みに気づいた話を二つ。

今お伺いしている大学では、就活シーズンにカウンセラーさんを増員するのですが、ご一緒する方のことは苗字しか知らされていませんでした。

5月になって初めてご一緒する方とお会いした朝

「えっ?」

年上の男性の方でした。

以前勤務した大学では、委託された会社がカウンセラーを女性に絞っていたため、私の中で、

大学のカウンセラー=女性

のイメージがついていたのでした(^^;)

実際には、今年は2名の男性のカウンセラーさんとご一緒しています。

もう1件は、企業合同説明会へお伺いしたとき。

訪ねて行った担当者がご挨拶に来てくれた時

「えっ?」

若い女性の方でした。

私が所属する組織からの紹介だったため、何となくその方の苗字を見たとき、私は男性のイメージを持ったのでした(^^;)

「えっ?」と思ったことに、自分がびっくりしました。

そして、何気ない経験の積み重ねから、こうして思い込みはできていくのだと実感しました。

職業に対する男性か女性という性別の視点もそうですが、人って思い込みというメガネをかけて生きているんだな~と改めて気づかされました。

この思い込みがいけないかどうか、という問題より前に、まずはその思い込みの存在に気づくことが大切ですね。