2020年の「新テスト」で変わること

今日は、キャリアコンサルティング技能士の支部会へ初参加しました。

今回は、「2020年大学入試改革で変わるジェネリックスキルの育成」という内容で、(株)リアセック代表の松村さんの講演でした。

大学入試改革と言えば、2020年度から「センター試験」が「新テスト」になる予定です。ちょうど、今の中学2年生から「新テスト」ですね。

今までのマークシート式だけでなく、国語と数学では、短文記述式(数十文字程度)も実施される予定です。

「新テスト」の評価内容に引っ張られて、教育内容が向上するのは大歓迎です。

でも、その対策は学校内では無理…と、学外で塾などに通える人だけが成果に繋がるようでは、またまた格差も広がり、本末転倒になってしまいます。

今でも突出した能力のある学生は、AO入試・推薦入試等で別の進み方をしている訳ですし…。

「新テスト」で変えようとしている判断基準も大切だとは思いますが、それぞれの学生に対して学校での教育内容が充実することや、社会が人のいろんな力を認め、受け入れることの方がもっと大切です。

まあ、今のところ、まだ決まっていない部分も多いので、今後の展開を見守っていきたいです。

うちの子供達は関係がなく、ノーマークの話題でした。勉強になります。


じぶんのフタを、開けてみよう。

「オロナミンC」のCMに関ジャニ∞が出ています。

ひと昔前には、読売巨人軍の選手たちが、「オロナミンCは、小さな巨人です!」と言ってたのに…(古いっ)

「じぶんのフタを、開けてみよう!」

関ジャニメンバーが、元気や勇気をもって、自分のやりたいことに踏み出していくのを応援しています。

「無理」と「挑戦」は紙一重、いえ重なっています。

もちろん、同じ内容でも、人によってどちらが当てはまるかは異なります。

でも、年をとっても筋肉は成長し続けられるように、年をとっても「やりたいことに踏み出す」その気持ちは持ち続けたいです。

どうしても、年齢を重ねると、「安定」「安心」を選びがちです。その重みも十分身に染みていますし…。

ただ、自分にフタをしているのは、自分です。

だから、自分のフタを取ることができるのも自分なのです。

自分だからこそ、自分のこと信じてやってみる。

なんか、意外とできちゃうかも。

「やらんより、やって後悔したほうがましやで」って、関ジャニの村上くんも言ってるし。


「人と関わる」ことがマンションの資産価値も上げる?

マンションの管理の在り方を取り上げたテレビ番組を見ました。

住民の方々が、東日本大震災をきっかけに、管理会社に「お任せ」していた管理にしっかり関わることで、その安心感に入居者が増加し、人との関わりがマンションの資産価値をも上げているという話題でした。

自動販売機を入れ替えるにも、住民が喜ぶ内容かつ利益が上がる業者を選ぶ。また、共有のバーベキュースペースの整備では、利用価値の高い内容を業者と交渉し、予算が足りなければ自分たちで整備の一端を担う。

現実には、こうした活動への参加は疎まれがちです。

私の住む地域でも、昔は賑やかだった子供会の参加者は激減し、地域の活動を少ない人数の参加者が担う悪循環に入っています。

要するに面倒くさいですよね。仕事じゃないから収入に繋がらないし、いろんな価値観の人が関わってうまくいかないときもありますし…。

私も、子供が小さい頃は、下っ端ながら、小中学校と子供会の役員を引き受けていました。

その中で、世の中いろんな人がいることも実感し、誠意を持って参加協力しつつも、振り回されない感覚も身につけたような気がします。でも、この活動に参加しなければ出会わなかった地域の方々と、その方だからこそ知る地域のこぼれ話を教えてもらうこともありました。

人と関わることは、人として必要な行動です。そして、エネルギーがいるからこそ、自分の中にも得るものが大きいのです。

変わりばえのしない自分になんとなく気持ちが乗らないなら、ほんの少し、今まで関わっていない人と関わってみませんか?


40年の重み 「こち亀」連載終了

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、40年の連載に終止符を打つこととなりました。ギャグマンガでこの長さはすごいです。

以前、作者の秋本治氏のオフィスがテレビの番組内で映りました。あのハチャメチャな内容からは想像できない、とてもきれいに整頓されたオフィスでした。原稿も編集部にストックがあるそうですし、そういった姿勢が、40年休載なしの仕事に繋がっているのだと感心しました。

「こち亀」はうちの息子達も好きです。平成生まれの息子達は、この漫画で「昭和」を知り、私の「昭和話」も、意外に共有してくれていました。

40年といえば、いろんなことがありました。その間続いた「こち亀」には、昭和の懐かしい人情話だけでなく、時代を捉えた無謀な「金儲け」の題材も多いです。

フィギュア制作とかドローンとか、時代に合わせた話題を柔軟に取り入れていたことも、長く続いた理由だと思います。

仕事における姿勢として、同じ仕事を時間的に長く続けるだけでなく、状況に合わせて柔軟に取り入れながら成長し続ける点は見習いたいですね

さあ、4年に1度しか目覚めない「日暮熟睡男」は、2020年東京オリンピックの年に目覚めて、連載終了を知るのでしょうか?


9月1日 2学期の始まり

今日は9月1日。

2学期の始まる日です。朝は近所の小学生たちが賑やかに集団登校していきました。

でも最近、9月1日は「18歳以下の自殺が最も多い日」と報道されるようになりました。

長い夏休みで一休みした人間関係が、また始まる日。

私も学校生活の中で2回、そう思った学年がありました。

今でも、仲間外れを面白がる同級生の笑い顔や、どうにもならない閉塞感を思い出します。

仲間外れやいじめをする相手は、人の気持ちを気にかけることより、面白くて優越感を感じる誘惑に負けている人だと思います。

どうにもならない状況なら、「逃げる」ことは大切です。「逃げる」ことは負けではなく、自分自身の人生を生きるための知恵であり、そのための勇気ある選択です。

私も、子供たちにそう伝えています。

「生きてこそ」の人生です。


4年前、そして、4年後

陸上400mリレー銀メダリスト4名の、外国人記者クラブでの記者会見をニュースで見ました。

大サービスしてバトンの受け渡しまで再現していましたが、その後の質問の中で、「4年後同じメンバーで一緒に走れる確率は?」という、答えにくい質問を受けていました。

「4年後」の自分も、「4年後」のメンバーも、両方について答えるのに迷う質問ですね。

その質問に、私も、自分の4年後を考えてしまいました。

私はどうなっているんだろう…?

何をしていて、何をしようとしているのか?そして、そのとき、私の周囲には誰がいて、どんな環境に直面しているんだろう?家族はどうしているかな?

逆に、4年前、私はどうだったかな…?

振り返ってみると、私にとって4年は、短いようで長く、いろんなことがありました。

ということは、これから4年もいろんなことができるわけで、どこまでいけるかがんばってみるのもいいかも…。

リレー出場の4人はそれぞれ回答していましたが、さらに成長した4人が、揃ってこの場に帰って来られる4年後であってほしいと思います。


「マリオ」は日本の大切な輸出産業

リオオリンピックの閉会式はワクワクしました!

「TOKYO」の紹介で見られた、「クール」な拡張現実の映像やテクノポップの音楽、そして日本のアニメキャラクター達。

どうしてもグローバルに日本を表現しようとすると、「和」のバリエーションで押していたけれど、もう時代遅れですよね。

でも、以前なら、たとえ海外で知られていても、公式の場でアニメやゲームのキャラクターが日本代表として扱われることはないし、首相が「安倍マリオ」として、キャラクターのコスプレするなんてありえなかったです。

それが、あのパフォーマンスということは、アニメもゲームも日本を代表するものとして認められたんですね。

「マリオ」も「ドラえもん」も、そして今回は大人の事情なのか出てこなかった「ポケモン」も、今や立派に日本の輸出産業を担っています。単に「こどもみたい」だと軽く見る存在ではないのです。

人も同じように、以前の自分をいつまでも思い描いて、周囲の環境の変化に対応していかないと、お互いの間に誤解や大きな隔たりが生まれてしまいます。

相手の目線も理解しながら今の自分を伝え、一緒に進んでいくことで、お互いにより成長し続けることができるのです。

「クール」「かわいい」「アニメ」「ゲーム」などなど、世界目線での日本の印象を前面に押して、日本のいろんなしがらみを超えたパフォーマンスを、ぜひ開会式で見たいですね。

東京オリンピックが楽しみになりました。


小学生に色覚検査が実施されていなかった!?

最近は学校で色覚検査をしていなかったって知ってますか?

小学校4年生で受けていた検査が、2003年に廃止になっていました。知らなかった…。

それが、今年度から希望者のみ受けられるようになり、うちの次男に調査書がきたので、希望して検査を受けてみました。

すると結果は「要再検」…。

早速、眼科で再度検査してもらうことになりました。

色弱は男性に多く、20人に1人もいるんです。それなのに、1993年以降に生まれた人は検査を受けていないので、自分が色弱か知らないまま就職期を迎えています。

以前ほど進路の制限はないのですが、飛行機や船舶の操縦士、警察官、消防士、変わったところではフグの調理師など、職務上必要との判断から、採用時に検査が実施されているところもあります。それを、進路決定時期に知ったのでは混乱を招いてしまいます。

「差別」を受けないために廃止になった検査ですが、「可能性がなくなる」という考え方ではなく、「自分のことをよく知って判断していくため」と捉えることも大切です。

うちの次男は再検査で「異常なし」と診断されましたが、インターネット上にも色覚検査表が公表されているので、受けたことのない方は、ぜひ実際に検査をやってみて下さいね。(正確な判断には、必ず眼科医の診断を受けてください)

 


オリンピック陸上リレーでも銀メダル獲得~続・自分を知り可能性を広げる

先日競泳でのメダル獲得の話題を書きましたが、今度は陸上でも、400mリレー男子が銀メダルを獲得しました!

あのアメリカより速く、ボルトのいるジャマイカに次いでの2位です!

素晴らしいですね。水泳の時も書いたように、体格の違いから、短距離を走ってアメリカ・ジャマイカには勝てないとみんな思っていたからこそ、とてもうれしく感動的なメダルでした。

100m9秒台の選手を揃えられるチームに対し、日本はチームでバトンワークの特訓をして臨んでいます。今の状況をよく理解して、自分たちの伸ばせるところへ力を注いだことが、成果に繋がりました。走順も、走者の特徴を生かして決めていて、各選手がのびのび実力を発揮できたこともいいですね。

でも私は、そのバトンワークの情報を詳しく出すと、今度は他の国も対策してくることが心配です…。

ただ、それも覚悟の上で、更に東京オリンピックまで努力していくのが彼らなのだと思います。

本当におめでとうございました!


あきらめないことの大切さ~オリンピック編

オリンピックで、女子レスリングが3階級とも金メダルに輝きました!

16日に書いた、私のあきらめない話とは次元の違う「あきらめない」姿勢でした。彼女たちは、残り5秒・3秒という時に、なぜ逆転できたのでしょう。

たとえ劣勢でもうまくいかなくても、最後の最後まであきらめない気持ち。そして、そのあきらめずに向き合う中で巡ってきたチャンスに、全力を出すことのできる日頃の努力。

この成果がレスリングの3選手にとっては、金メダルに繋がったのだと感じました。

もちろん、みんなが金メダルを取れるわけではありません。能力も人それぞれです。

でも、「あきらめない」ことこそが、目指す目標へたどり着く術であることに変わりはありません。

すがすがしい3選手の顔を見ながら、私も「もうあと一歩」と、力をもらいました。

おめでとうございます!